新庄亀綾織の織模様についてご紹介します。
今回紹介するのは、新庄亀綾織のなかでも
基本的な柄とされる「紗綾形(さやがた)」です!
紗綾形(さやがた)は、縁起の良い吉祥文様の紗綾型を柄として織り上げたものです。
比較的凹凸が少なく、着物にするならこれ!というほど
一押しの模様になります。
(決して擦れに強いというわけではないですが…)
また、紗綾形は亀綾織の再現として最初に織られた柄です。
1980年代、置賜試験場での研究を経て紗綾形(さやがた)を含めた9種類の織模様が復元されました。
その後、昭和61年(1986)に新庄亀綾織伝承協会では、
亀綾織の基本型といわれるこの「紗綾形」の再現に成功しました。
この模様は、まんじ(卍)型を連続させつないだように見えるもので、
途切れることなくつながっていることから、家の繁栄や長寿を願う意味が込められているといいます。
日本の着物・帯地によく使われる柄です。
この模様は、江戸時代の中頃(約1500年)に中国から日本に運ばれてきた絹織物「紗綾」に由来しています。
新庄の織物帳には、「まんじさやがた」という名称でも残っています。
模様が細かく、ルーペを用いるとその柄がよく見えると思います。
新庄亀綾織を代表する織模様の一つです。
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この丸いフォルムのかわいさにこだわりがあります!
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改めて心から感謝申し上げます。
新庄亀綾織伝承協会 一同