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二度と途絶えさせないーー亀綾織を復元し伝承していく、新庄亀綾織伝承協会の工房移転

新庄亀綾織伝承協会は、復元した技術を伝承し未来を担う織り手のために、工房を移転します。実際に織りを見学できる場所やセレクトショップなど、亀綾織の魅力を広める展開を予定しています。新庄市無形民俗文化財・伝統ある亀綾織の未来を一緒に築き上げませんか?

現在の支援総額

1,129,000

40%

目標金額は2,800,000円

支援者数

99

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/03/22に募集を開始し、 99人の支援により 1,129,000円の資金を集め、 2024/06/07に募集を終了しました

地域おこし協力隊のためのクラファンで、あなたもプロジェクトに挑戦してみませんか?

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現在の支援総額

1,129,000

40%達成

終了

目標金額2,800,000

支援者数99

このプロジェクトは、2024/03/22に募集を開始し、 99人の支援により 1,129,000円の資金を集め、 2024/06/07に募集を終了しました

新庄亀綾織伝承協会は、復元した技術を伝承し未来を担う織り手のために、工房を移転します。実際に織りを見学できる場所やセレクトショップなど、亀綾織の魅力を広める展開を予定しています。新庄市無形民俗文化財・伝統ある亀綾織の未来を一緒に築き上げませんか?

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織模様のご紹介 の付いた活動報告

井筒菱について
2024/05/16 17:00

今回は、井筒菱(いづつびし)という織模様についてご紹介します!昔の井戸枠を表す井筒の形を、織の意匠として表現した柄と言われています。 糸の構成も少し立体的になることで見やすく見栄えの良い反物となります。一方で、この井筒菱は、現在伝承協会に残っているどの織物覚書にもその名称が見当たりません。また明治期の新庄の織物記録にも名前は見当たりません。なぜ亀綾織の顔として残っているのか、どうやってこの模様が復元されたのか 詳細については分からないのです。1980年代の復元過程で布サンプルが見つかっていたのか、はたまた歴代の織り子たちによって創作されたものなのか、個人的にはとても気になっています…!!!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー皆様、私たちのクラウドファンディングプロジェクトも残り22日となりました!目標達成には、まだまだプロジェクトの認知のために閲覧数が必要です。そこで、皆様の力をお借りしたいのです。あなたのSNSアカウント、職場の同僚、地元のコミュニティなどにも差支えない範囲で拡散していただけませんか?あらゆる拡散が私たちのプロジェクトにとって大きな一歩となります。こちらプロジェクトリンクです!https://camp-fire.jp/projects/view/723683また、銀行振り込みでもご支援を受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください!ご協力、心より感謝申し上げます!新庄亀綾織伝承協会 一同


今回ご紹介するのは、「かご八ツ橋」という柄です。先日紹介した「八ツ橋」という柄の変化形です。以前紹介した「八ツ橋」とは織り方が少し異なり、横糸が多く見えるようになっています。それ故に絹糸のツヤが活かされ、布地全体の光沢が映える織り方になっています。八ツ橋にはその四角の組み合わせ方によってこのほかにも多数のバリエーションがあります。八ッ橋は四角が大きく見えるもの、四角の埋まり方も、斜め線が見えるものだけでなく、緯糸が長くわたるものなど、その織り方によって見え方光り方が変わるのが特徴です。同じ組織を表と裏に交互に、いわゆる市松模様形に配したもので、光の反射の違いによって、 織物表面に模様がはっきりと表われます。この織り形は、昼夜織とも呼ばれます。八ツ橋織を用いたおすすめ商品はこちらです!!>【80,000円】金封ふくさ・桐箱入り亀綾織の「布製金封ふくさ・ソフトタイプ」亀綾織の生地を外側に使用したソフトタイプのふくさです。慶事用や仏事用にも適しており、紫色で製作されています。風合いと繊細な織り模様が特徴で、美しい光沢と存在感を持ちながら、柔らかい手触りを提供します。この美しい亀綾織の「布製金封ふくさソフトタイプ」は、特別な日の贈り物やお祝いの際にぴったりです。ぜひその風合いをご堪能ください。                           ーーーーーーーーーーー新庄亀綾織伝承協会初めてのクラファン開始から1か月が経過しました。目標金額まではまだまだですが、なんとか100万円を達成したいです…!ご支援ご協力いただいた皆様には、心から感謝申し上げます。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。新庄亀綾織伝承協会 一同


今回は、八ツ橋(やつはし)という織り模様についてご紹介します。八ツ橋は、四角形の組み合わせを表現した柄です。昔は高級品とされました。この八ツ橋という柄は、明治14年に明治天皇が東北地方を訪れた際に、新庄で購入された品の一つでもあります。(『郷土工芸に関する研究報告』より)大八ツ橋織、八ツ橋織とある。明治中頃の新庄では、この八ツ橋などの高級品は、舟生・村越と言った旧士族の家で織られていたといいます。このマップの水上町あたりです。(新庄市史編集資料集より)この八ツ橋という柄が高級品とされたのは、光沢が目立ち大きく模様が見えるからでしょうか。吉祥文様としても知られています。そして、なんと最近デビューした山形新幹線のグリーン車の座席にもこの八つ橋をイメージしたデザインが使用されています!新庄亀綾織伝承協会Instagramの投稿新庄にグリーン車でおいでになる際は、ぜひ確認してみてくださいね。※八ツ橋の表記については、ゆれがあり、ツを小さいッにすることや、平仮名のつにすることもあります。


新庄亀綾織の織模様についてご紹介します。今回紹介するのは、新庄亀綾織のなかでも基本的な柄とされる「紗綾形(さやがた)」です!紗綾形(さやがた)は、縁起の良い吉祥文様の紗綾型を柄として織り上げたものです。比較的凹凸が少なく、着物にするならこれ!というほど一押しの模様になります。(決して擦れに強いというわけではないですが…)また、紗綾形は亀綾織の再現として最初に織られた柄です。1980年代、置賜試験場での研究を経て紗綾形(さやがた)を含めた9種類の織模様が復元されました。その後、昭和61年(1986)に新庄亀綾織伝承協会では、亀綾織の基本型といわれるこの「紗綾形」の再現に成功しました。この模様は、まんじ(卍)型を連続させつないだように見えるもので、途切れることなくつながっていることから、家の繁栄や長寿を願う意味が込められているといいます。日本の着物・帯地によく使われる柄です。この模様は、江戸時代の中頃(約1500年)に中国から日本に運ばれてきた絹織物「紗綾」に由来しています。新庄の織物帳には、「まんじさやがた」という名称でも残っています。大正時代のものとされる織物帳。「まんじさやかた」と書かれている。模様が細かく、ルーペを用いるとその柄がよく見えると思います。新庄亀綾織を代表する織模様の一つです。紗綾形が使用されたおすすめ商品はこちらです!◎コロロン財布新庄亀綾織の特徴的な柄を楽しむことができるおすすめアイテムです。この丸いフォルムのかわいさにこだわりがあります!たくさんの方からご支援いただき、おかげさまで60万円を突破することができました。改めて心から感謝申し上げます。新庄亀綾織伝承協会 一同