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メタ登校・アバ登校!(その2)
先日、活動の報告をしたタイミングで、私立の中高一貫校でメタバース保健室の運営が3学期から始まるという記事を発見しました!!
とても素晴らしいことです!!
メタバースが学校教育に実装されることで、今後ますます新しい教育の形が始まることに期待でいっぱいになります。
10年前に自宅から相談できるメタバースの保健室が想像できたでしょうか?
今は、私立校での取り組みですが、メタバースの有用性が広まり、世間に一般化することにより、公教育にも取り入れられることを期待しています!ワクワクします!
メタバースを活用したいという教育機関のニーズが実現する日がすぐそこに来ているように感じます。
「ニーズのある所に、価値が存在する!」という私の尊敬する方の考え方です。
今回は、メタ登校・アバ登校の課題について・・・。
それは、一言でいうと、「新しい価値観を受け入れていくこと!」私はそう思います。
なぜなら、メタバース保健室を実装するようなハード面の整備はもうすでにできていると感じるからです。確かに、現段階では、メタバースのプラットフォームもたくさんあり、ランニングコストも安くはありません。私立の学校だからこそできるという面は否めません。また、先行事例もあまりないため、定量的な評価が難しいといえます。
私が病弱の養護学校に勤務していた頃、まだZOOMが世間に知られていない頃に、入院中の子供たちの病室と地元の教室や博物館などの施設、自宅をテレビ会議システムでリアルタイムにつなぐという研究をしていました。当時は、インターネットの環境も悪く、画像がフリーズしたり、通信速度が遅いため映像がスローモーションだったり、音声が出なかったりなどなど、、、課題がたくさんありました。一番の課題は、機器をセッティングするスキルが必要であり、ICTに長けている教員が少なかったことだと思います。「難しくでできません・・。」とみんな活用に後ろ向きで・・・。子供たちの貴重な授業に、もしかして繋がらないかもしれない機器を活用して授業をするなんて、かなり冒険でした。
しかし、今、小学校中学校には一人一台端末が配備され、インフラの整備も進んでいます。何より、ほとんどの子供たちがスマートフォンを所持しています。ちなみに、我が家では、中学校3年生になるまで、スマホは持たせていませんが、親の目の届く範囲で自由に使えるiPadやPCを置いています。なぜ中3かと言うと、クラスでスマホを持っていないのがわが子だけだったことで部活や習い事のLINEを使った連絡に限界があったため仕方なしに・・・。
現段階で、病弱教育に関しては、文科省が遠隔授業による単位認定を認めていますし、オンラインだけではなくオンデマンドなど、受信側の制限もかなり緩和されています。
退職前の勤務校でも、500㌔以上離れた地元の学校の授業を遠隔でつないで、リアルタイムで理科の実験をしたり、原籍校の担任、保護者、教室(入院中の学校)をオンラインでつないだ進路三者懇談会を実施したりしました。
あと必要なのは、ソフト面。つまり、新しい価値観を受け入れる意識だと私は思います。
学校教育の外側では、子供たちも、保護者も教員も、日常的に最新のテクノロジー(スマホなど)を使っているのです。
私自身、遠隔授業の研究を進めているときに、画面が映らず、ICT機器を全く使えないという失敗もたくさんしてきました。周りからの批判に悩んだり、うまくいかないかもしれない不安もたくさんしてきました。
確かに、多くの学校は、まだまだスマホが禁止されていたり、オンラインでの登校が出席カウントされていない事実はあります。しかし、日々、chatGPTなどのAI、WEB3.0というテクノロジーは進化しています。
新しい価値を受け入れる勇気をちょっとでももてることが大切だと感じています。
そんなことが、書籍の中で伝えられたらと思います。
次回、その3では、発達障害のある子供たちとメタバースについて報告いたします。
クラウドファンディングも、あと17日となりました。これまで応援くださった方々に本当に心から感謝しております。
ぜひ多くの方々に、メタバースを体験していただければ幸いです。
メタバース相談やメタバースセミナーなど、、、。
私は、頭で考える前に、まずは行動する!実践する!そんなことを心がけています。