「刑務所アート展」クラウドファンディングへ、精神科医の森川すいめいさんから応援メッセージをいただきました。
森川すいめい 精神科医
<プロフィール>
1973年、東京要町生まれ。精神科医。鍼灸師。オープンダイアローグトレーナ。Voicyにてオープンダイアローグ(開かれた対話)で生きやすくなるラジオを開設している。
1995年から安心できる住まいを持たない人の支援活動に携わる。2003年にホームレス状態にあるひとを支援する団体「TENOHASI(てのはし)を立ち上げ現在は後方支援活動を続ける。09年、認定NPO法人「世界の医療団」ハウジングファースト東京プロジェクト代表医師、13年同法人理事に就任。著書に、障がいをもつホームレス者の現実『漂流老人ホームレス社会』(朝日文庫、2015)、自殺希少地域での旅の記録『その島のひとたちは、ひとの話をきかない』(青土社、2016)、オープンダイアローグの心が癒されるプロセス『感じるオープンダイアローグ』(講談社現代新書、2021)、オープンダイアローグ実践案『オープンダイアローグ私たちはこうしている』(医学書院、2021)等がある。世界49か国を旅した。
<応援メッセージ>
「自分の話を聴いてもらえることがなかった、刑務所で初めて話を聴いてもらえた」
刑務所から出られた方からお聞きした言葉でした。私は職業柄、またはホームレス状態になった人の支援をする活動を通して、受刑された方の声を時々聴きます。
罪と、人のこころとを分けて考えるとき、その方たちがそこへ至った経緯にこころを傷めます。生きられるように、生きやすくなるように、人がアートを通して社会と対話していくこと、受け入れられていくことに希望を感じています。
森川さん、応援メッセージありがとうございます。
2024年1月15日まで、第2回「刑務所アート展」展示会の開催および、カタログやグッズ、Webギャラリー等のコミュニケーション媒体の制作、持続可能な運営体制づくりの資金を集めるため、目標250万円のクラウドファンディングを実施しています。ぜひ、プロジェクトページをご覧になって、ご支援いただければ幸いです。