今回は、インタビューを受けてくださったこゆりさんのご紹介です!
当事者インタビュー冊子「脳に何かがあったとき」のおわりのページを飾るのは
イラストライター「こゆり」さんと、ご主人の日常を描いた4コマ漫画です。
題して「ダーリンはかわいい失語症」
ご主人は、流暢性の失語症です。言葉がでにくいだけでなく、聞くのも難しいです。
出てきた言葉が違う言葉になっていたり、音がちがって日本語にない言葉になっていたり
言語聴覚士が見ていると、「典型的だな」と思うのですが
そうしたご主人と、こゆりさんの日常が素敵すぎるのです!
失語症がある人と生活すると、こういうことがあるのかと学びになるだけでなく
それを楽しむ、愛情あふれる様子が、ほっこりします。
そんなこゆりさんに質問してみました。
Q 失語症があるダーリンとの生活はどうでしょうか?コミュニケーションが大変ですか?
A 伝えようとしている言葉がわからない時も多いのですが、毎日クイズしてるみたいで楽しい。
Q ダーリンとの生活をイラストを描こうと思ったきっかけは何でしょう?
A 主人が入院している時は、コロナで面会制限があって、会えなかったのです。
退院してきて、家族で暮らせるって嬉しいなと思ったのです。
そこで、新しい生活のはじまりに些細な事にも大喜びできるこの感覚を大事に記録しておこうと思ったことがきっかけです。
何か出来ることが当たり前だと思わないようにと考えました。
病院に運ばれた時、生きててくれてただけでありがたいと心から思いました。
入院の間、ほとんど会えない日があって、そのあと退院してきた。毎日一緒にご飯が食べれる事 、おはよう、ただいま、おやすみが言えること、そんな日々の暮らしに感謝だと思っています。
日常生活に慣れてきて、介護に文句や愚痴が出そうになった時にこのイラストメモはきっと役に立つ、将来の自分へのエールのために記録しています。
Q こゆりさんが大切にしていることは何でしょう
A 待つことです
Q この冊子をどんな人に届けたいでしょうか
A 脳の病気の後遺症のこと、
黙ってたらわからない見えない障害、失語症について
知らない人に、知るきっかけを届けたいと思っています。
笑顔がとっても印象的で、柔らかなイラストで癒しを与えてくださるこゆりさん。
こゆりさんの4コマ漫画は、毎月冊子で読むことができます!
こちらのクラウドファンディングでは、少し読んでみたい方向けのPDFや、最新12月号が届くリターン もご用意しています。ぜひ一度お手に取ってご覧ください。
菊澤デザイン事務所
こゆり
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