自己紹介
はじめまして。私達は埼玉県立浦和高校の生徒を中心としたチーム"Urawa Revolbirds(リボルバーズ)"です。私達のプロジェクトをご覧頂きありがとうございます。最後まで読んで頂けると幸いです。私達は一般社団法人HALOMY(ハロミー)様のPBLサポートの下、2024年7月の鳥人間コンテスト 人力プロペラ機部門に高校生として初の出場を目指し、2023年5月から活動している団体です。
チーム名のリボルバーズは革命を意味するrevolutionと鳥のbirdsを合わせたもので、鳥人間コンテスト人力プロペラ機部門に高校生として初めて挑戦することにちなんで決まりました。
プロジェクトの目標
鳥人間コンテストが始まって以来、未だに人力プロペラ機部門に高校生で出場した団体はありません。その中で私達は高校生チームとして出場することで、高校生にできることの可能性を広げたいと考えています。
しかし、鳥人間コンテストに参加するには人力飛行機に関する多大な知識と費用が必要です。現在私達は大きな財源がなく、材料の購入が出来ないため機体の本格的な制作に入れてないのが課題です。チームメンバーから数万円ずつ費用を集めていますが、それでも機体制作の予算は賄えません。そこで皆様からのご支援を元に機体制作をし、鳥人間コンテストへの出場を達成したいと考えています。
2回目のクラウドファンディング
私達がCAMPFIREでクラウドファンディングを行うのは今回で二回目です。一回目のクラウドファンディングでは425万円を目標にたくさんの方々からのご支援で約160万円もの資金が集まり、手数料を引いた約130万円の資金が扱えるようになりました。また口座へ直接支援してくださる方もいらっしゃったおかげで、CAMPFIRE外でも84万円の支援を頂くことができ、合わせて約214万円もの金額が集まっています。しかし、目標金額の大きさゆえに未だに資金が十分ではありません。そこでもう一度皆様にご協力をいただきたくプロジェクトを開始しました。
活動の動機について
リボルバーズは代表者の高校2年生の山田を中心にできた団体です。山田は幼い頃から生き物への興味がありました。特に鳥への興味は強く、よく鳥の図鑑を見ていて、将来の夢が「カラスになること」だった時期もありました。特に渡り鳥が小さい体で大陸間を渡ってくることのすごさを感じ、「飛ぶことへの強い憧れ」を持つようになりました。そして、野鳥の会が主催の探鳥会に参加したり、小学生の自由研究でチュウサギという鳥の研究をしたり、高校生になってからは学校課題で野鳥についてのレポートを作り、全国展で表彰されるほどには鳥への熱意が強く持っています。
しかし、高校に進学してからは通学時間が伸びたことから毎日の観察ができなくなってしまいました。日課だった観察ができない日が続き、忙しさの中で悶々とした時間が過ぎていきました。そんな中で、次第に何かをやってみたいという気持ちだけが大きくなっていきました。
そんな時に、鳥人間コンテストでバードマンハウス伊賀所属の渡邊悠太さんが2019年に人力飛行機で60㎞を制覇した映像を見て、自分達で作った機体で空を飛ぶ雄偉な姿が憧れの渡り鳥と重なり、今まで感じていた「何かに挑戦したい」という気持ちの「何か」が鳥人間コンテスト出場という目標に変わりました。そこで山田の他にも鳥人間コンテストに憧れ、新しいことや難しいことに挑戦して自分の限界を超えたいという人や、大きなことに成し遂げて高校生にできることの可能性の幅を広げたいという人が集まり、現在は正式に14名のメンバーがチームに加わっています。
チーム全体は山田だけでなく各々が「自分で作った機体が空を飛ぶというロマンを実現したい。」「高校生として初めての挑戦で成功させたい。」「鳥人間コンテストという様々な分野の知識が必要なものに魅力を感じた。」といった明確な動機と熱意をもって取り組んでいます。本プロジェクトには多くの方のご支援が必要で、大きな責任が伴います。だからこそ、軽い気持ちではなく、真剣に目標達成のため日々活動しています。
現在の準備状況
先程述べたように、機体制作には多大な知識が必要です。そこで私達は、鳥人間コンテストの人力プロペラ機部門に過去に参加している他団体に申し出て、制作現場の見学をさせていただき、制作のノウハウなどをご教授頂きました。2023年の鳥人間コンテストの見学や、他にも各々が書籍などで機体制作に必要な知識や技術を学び、プロジェクト制作に向け活動しています。
また、皆様の支援を元に私達は機体制作を翼班、プロペラ班、コックピット班、駆動班、操舵兼電装班に分かれて制作します。
一回目のクラウドファンディングを行っている間に、私達は二回目の東京工業大学 Meisterさんに作業場見学をさせて頂きました。一回目の見学では私たちの人力飛行機の知識がほぼ無かったこともあり、せっかく頂いた機会を活かすことが出来ませんでした。しかし、今回は各班員が以前より人力飛行機の知識をつけていたこともあり、Meisterさんから以前より多くのものを吸収出来ました。
また、人力飛行機の翼部分に使うスタイロフォームという材料も用意し、スタイロフォームを切る電熱線カッターの作成に入り本格的に作業を開始しました。
他にも11月にzoomにて私達の鳥人間コンテストにかける思いや活動報告などを話させて頂く説明会を三回開き、合計20名の方々が参加してくださりました。
リターンについて
応援してくださった方に金額に応じて以下のお礼を送らせて頂きます。
3000円 お礼のメール
5000円 機体の三面図、お礼のメール
10000円 お礼の手紙、機体の三面図
15000円 申込書類、お礼の手紙
30000円 リブに記名、お礼の手紙
50000円 フェアリングに記名、お礼の手紙
100000円 垂直尾翼に記名、お礼の手紙
500000円 報告会への招待、垂直尾翼に記名、機体の三面図、申込書類、お礼の手紙
※リボルバーズが2024年の鳥人間コンテスト出場を達成出来なかった場合も、上記の通りリターンを実施します。
スケジュール
リボルバーズに関する主なこれまでの活動記録と今後のイベントです。具体的な作業については今後、当ページの更新や公式SNSアカウントで随時報告する予定です。
2023年
5月 リボルバーズ結成
5月24日 東京工業大学Meister様 作業場見学
7月12日 芝浦工業大学TeamBirdmanTrial様 作業場見学
7月29日 鳥人間コンテスト見学
8月 航空力学、人力飛行機に関する知識テストの実施(テスト問題は代表者が作成)
10月21日 チームあざみ野様主催のHPA部品展示会に7名が参加
10月28日 有限会社スリーホープ様主催の工場見学に3名が参加
11月 クラウドファンディング開始
11月 上旬 作業場所の契約完了
11月31日 一回目クラウドファンディング終了
12月 17日 鳥人間コンテスト説明会参加
12月 電熱線カッター制作(スタイロフォームを切る装置)
12月 スリーホープ様への桁制作依頼
12月31日 クラウドファンディングの資金振込
2024年
1月 31日 2回目クラウドファンディング終了
2月 鳥人間コンテスト 出場申込 (書類審査)※
2月 中旬 お礼のメール送信
3月 下旬 お礼の手紙、三面図、申込書類の発送
4月 上旬 鳥人間コンテスト出場資格の確認 (書類審査の結果発表)※
7月29日 鳥人間コンテスト人力プロペラ機部門開催※
9月 報告会実施
※のついている予定は実際の日程が未定のため、過去の同行事の日程を基に記載しているもので確定していません。
資金の使い道
現在集まっている214万円と今回の目標金額150万円を合わせ、以下の内訳で利用する予定です。
【材料】
桁:約108万円 翼:約20万円
プロペラ:約22万円
コックピット(フェアリング兼パイロットフレーム):約40万円
駆動:約10万円 電装:約10万円
【その他】
機体の輸送費:約75万円 制作用工具等:約5万円
備品代:約5万円
手数料(17%+税):約19万円
募集金額:100万円
一回目のクラウドファンディングでの募集金額は425万円でしたが、口座に直接支援金を振り込んでくださる方がいたことで、手数料が引かれず、また予算を改めて見直したことで大幅にクラウドファンディングでの目標金額を減らすことが出来ました。改めて、支援してくださった方々に、感謝し申し上げます。
最後に
高校生が今から機体制作を始め、来年の鳥人間コンテストに出場するというのは簡単なことではなく、出場できるという保証もありません。
しかし、既にクラウドファンディングでの多くの方からの協力や鳥コン出場団体の作業場見学等で多くの方から支えられています。それにより、私達は鳥人間コンテストへの思いをより強くなっています。
また、もしも私達が来年の参加を達成出来なかったとしても、チームの活動を後輩達に引き継ぎ、現在の2年生は卒業生としてサポートし、現役生を中心として再来年の出場を目標に活動していきます。そして、リボルバーズが琵琶湖をプロペラ機で飛ぶという目標を達成できるよう私達の活動を広く認知させ、皆様のご支援が無駄にならないよう尽力して参ります。2度目のクラウドファンディングとなりますが、どうか応援よろしくお願いします。
[鳥人間プロジェクト リボルバーズ]
・公式X(旧Twitter)アカウント
https://x.com/A1089785859370?t=jZpk4mTaZU3UD9KcLZEzoA&s=06
・公式Instagramアカウント
https://instagram.com/uhs_birdman_pro?igshid=YTQwZjQ0NmI0OA==
・公式ホームページ
https://wataru3055.wixsite.com/-site">https://wataru3055.wixsite.com/-site
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るクラウドファンディングのご紹介
2024/10/16 17:42【クラウドファンディングの紹介】支援者の皆様へお世話になっております Urawa Revobirdsです。私たちの活動を通して、荷重試験や組立試験時、鳥人間コンテスト本番の運搬車両のドライバー、クレーンの運用など様々な面で本当にお世話になった庭師の方がクラウドファンディングに挑戦されています。プロジェクト名は『さどの島銀河芸術祭2024 世界農業遺産の岩首昇竜棚田に令和の地蔵「会遇」を設置』です。お仕事で忙しい中でも愛情と熱意を持って、未成年で経験の浅い私たちの活動をサポートしてくださりました。ぜひ応援と拡散をお願いいたします。以下にリンクを添付させていただきます。ぜひご覧ください。https://camp-fire.jp/projects/786512/view?project_instant_search_results前回、残りの活動報告は会計報告と最後の挨拶のみと記載しましたが、こちらの重要な報告をお伝えしていませんでした。最後までよろしくお願いいたします。 もっと見る
作業場のドア修理と別れ
2024/10/15 19:22本日は作業場のドアの修理に関してです。破損したドア皆様にお話していませんでしたが私達が使用している作業場のアルミサッシのドアが鳥人間コンテスト前に破損していました。破損した原因はサッシを何度も取り外していたからです。私達は作業場の倉庫内でコックピット部分のフレームを制作し、それをプロペラの回転試験や運搬で倉庫から出す際にフレームのサイズが大きくサッシを毎回外す必要がありました。そこで持ち主の方からの許可をいただき、サッシの取り外しを繰り返していたところ、破損してしまいました。フレーム破損したアルミサッシサッシは下半分のプレートが取れて、枠が崩れてしまっていました。写真は枠を組み立て直し、プレートを上から補修テープで貼り付けて処置していた頃のものです。サッシの修理鳥人間コンテスト前は修理する余裕がなく、鳥人間コンテスト後に対応を始めました。素人では具体的なサッシの破損部分も分からず、修理もできなかったのでサッシの取替えなど、いくつかの解決案を出していましたが、中々サッシ問題が解決に向かいませんでした。しかしある時、お問合せメールを送っていた株式会社 フカノサッシ様から、作業場の近場に仕事がある日であれば無料で現地調査を行っていただくことになりました。フカノサッシの担当者様に調査をしていただいたところ、サッシの破損部分が深刻なものではなく、その場で修理可能だったということで、なんと本来は調査のみの予定であったにも関わらず、お忙しい中で無償で修理していただきました。修理したサッシフカノサッシの担当者様は私達の鳥人間の活動を知って下さっており、最後には激励のお言葉までいただきました。ドアの件はもっと時間と費用がかかるものであると予想していたにも関わらず、すぐに解決することができたので大変助かりました。フカノサッシ様は私達が高校生であっても、メールでも実際のやり取りの中でもとても親切に接していただきました。最後に元々、このサッシの破損の件は私達が人からお借りしているものであるにも関わらず何度も取り外すという不適切な扱いを続けて起こった出来事です。しかし、それでも私達がサッシの件を解決するまで長い間待っていただいた作業場の持ち主や無償で修理をしていただいたフカノサッシ様など周りの方の親切さに助けられ解決するすることができました。作業場関係の事後処理はこれで全て完了しました。Urawa Revolbrdsは今回に限らず、活動を始めてからずっと多くの大人の力に助けられてきました。大きな課題にぶつかった時や不始末があった時も自分達だけでは解決できませんでした。改めてたくさんの周りの方の力をお借りしているという事実に作業場の最後の事後処理で実感できたことを大変嬉しく思います。今後の投稿予定の活動報告は会計報告と最後の挨拶のみです。最後までよろしくお願いいたします。 もっと見る
須磨号の保管と作業場の掃除
2024/10/12 13:55本日は須磨号の行方と作業場の片付けについてです。須磨号の保管前回の活動報告の通り、Urawa Revolbirdsは活動休止することになりました。そこで、私たちの作った須磨号を保管することになりました。保管場所はメンバーの保護者の方が所有されている倉庫です。どこでどう保管するか決まっていなかったところ、その方のご厚意で所有されている建物を倉庫として使わせていただけることになりました。押入れに入れた諸部品機体を倉庫に移動する際のトラックは、これまで何度も桁試験や鳥コン本番でご協力いただいていた保護者の方に運転していただき、機体を倉庫に移す作業を行う時も保護者の方にご協力いただきました。フェアリングを取り外したフレーム作業場の掃除機体を移動した翌日は、作業場の掃除を行いました。私たちが機体制作で散らかしてしまった場所の掃除を行い、これまで無償で作業場を貸していただいていた方へのせめてもの恩返しとして、その方の所有している土地の木の伐採や荷物整理など簡単な掃除をしました。作業場(7月)作業場掃除後当日は保護者の方や作業場の持ち主の方にご協力いただいたおかげで、スムーズに作業が進みました。作業場の持ち主の方との集合写真最後にまだ、作業が全て終わったわけではありませんが、現在のメンバーで大人数でのUrawa Revolbirdsの活動は恐らくこれが最後です。これまでクラウドファンディングでご支援いただいた皆様をはじめ、今回倉庫を貸していただいた方、何度もトラックの運転をしてくださった方や作業場を貸していただいた方、挙げればきりがないほど多くの方の力をお借りしてここまで来れました。改めて感謝申し上げます。今後掲載予定の活動報告は、まだ完了していない作業と会計報告に関してです。よろしくお願いします。 もっと見る
コメント
もっと見る