4月6日に無事、プロジェクトの募集期間を終えることができました。最終的に275名様から3,494,000円ものご支援をいただきました 。本当に、ありがとうございました!おかげさまで目標を大きく上回って終えることができました。期間中に寄せられたねこの約束復活への歓迎と励ましのメッセージが大変ありがたく、本当にたくさんの方に支えていただいているのを感じながら活動できました。目標を超えた金額につきましては店舗前の舗装費用に充てさせていただきます。返礼品を選んでくださった皆様には順次返礼品のご案内をさせていただきます。また、改めましてねこの約束の改修のスケジュールや内容などもお知らせさせていただきます。よろしければ、お店の再開やその後の活動も気にかけていただけると嬉しいです。活動は本ページの活動報告やいぶき福祉会のホームページにてお知らせいたします。https://ibuki-komado.com/改めまして、この度はご支援・ご協力いただきまして本当にありがとうございました。
「ケアを文化に」これから私たちが取り組んでいくことです。ケアとは、他者と幸せになるために日常的に双方向で行われる営み。文化とは、ここでの暮らし方、営みのあり方。いま皆さんとともに歩みはじめた「ねこの約束第2章」プロジェクトは、「それってこういうことかな?」「こういうのもいいよね!」といった対話を重ねながら、ケアが文化になっていく風景をゆっくり感じ合える場所にしていきたいと思います。今回のクラウドファンディングでは、始める直前に能登半島が大きな震災に見舞われました。いいようのない不安と無力感の中で、このプロジェクトに寄付を募ることの躊躇いもありました。しかし、ふりかえれば、40年前、特別支援学校を卒業して行き場のない人たちのはたらく場として「いぶき共同作業所」を。30年前、障害福祉の向上につなげる実践と運動の場として「社会福祉法人いぶき福祉会」を。14年前、障害のある人の仕事づくりと給料アップの可能性をひろげる場として「ねこの約束」を。13年前、障害の重いとされる人も暮らせるグループホームとして「パストラルいぶき」を。私たちはつねに、未来を物語りカタチにする機会と、共感し協働してくださる人たちに恵まれてきました。それは同時に、つながりを社会を創る力にする場を開いてきたのだと思っています。だから、こういう時だからこそ、私たちができることをできる形で続けていこうと思いました。2年前に「ねこの約束」を閉める時もとても悩みました。長くいまなおその影をのこすコロナ禍の中でも、できるかぎり当たり前の日常を続け、その営みにふれた方が少しほっとできるような社会の灯火であろうと決意した私たち。それなのに…と。でも、だからこそ、2年かかりましたが、その時の「約束」を守ります。いぶきのものづくりに出会えるだけでなく、多様な人が集いホッとできる場を作ります。この小さなお店を通じて、より身近で『おたがいさま』が生まれる地域づくりを目指します。クラウドファンディングは本日をもって締め切りとなります。そう、「ねこの約束」が誕生した2010年4月6日から数えてちょうど14年。ここから始める未来の物語をぜひ一緒に綴ってください。岐阜の桜は満開です。皆様とともに佳き日をむかえられることに感謝しております。社会福祉法人いぶき福祉会法人本部 北川雄史
以前、岐阜駅にあった「ねこの約束」それなりに思い入れがありました。Facebookグループ「甘党を集う会」のオフ会で立ち寄ったり、いつ訪ねても元気でほっこりするスタッフがいておしゃべりしたり、私自身I Love IBUKI!ですから、お店の閉店は本当にさびしいものでした。職員・仲間の声で2年越しに復活しようと思い立ち、今回クラファンでみなさんとともに創っていく機会をいただき、目標人数や目標金額を達成することもでき、これも本当にうれしく、応援いただきましたみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。どんなお店にしようか?色々と思案中で、ただ商品を売るだけでなく、“場づくり”としての新しいタイプのお店にしたいなと考えています。いぶき福祉会設立30周年に、こんな素敵なお店をみんなで作ったんだよと、30年後にも語られるような未来の物語を紡いでいきたい、私はそんな気持ちです。終了まで残りわずかですが、まだまだみなさんからの応援お待ちしております。よろしくお願いいたしますm(__)m和田善行
いぶき福祉会さんと出会ってからは1年も経っていなくてお互いのことをまだ少ししか知らないのですが、出会う機会をいただいたのは「インターミディエイター講座」という、多様な人たちと対話し協働する場づくりなどについて学んだり、未来の物語をつくって聞き合ったりする場でした。その場でいぶき福祉会の方たちが利用者のことを「仲間」と呼んでいることや、話していた内容、話しぶりから、いぶき福祉会さんは障害のあるなしや、サービスを提供する側される側という境目や不均衡を乗り越えて、ともに生き、仲間たちのゆたかな暮らしや幸せを実現することを目指しているのがとてもよく伝わってきました。また、いぶき福祉会の方がつくられた未来の物語を聞いたときには、仲間たちも、地域の人たちも、ともに生きられる地域や社会をつくり出そうとしているエネルギーを感じたことが印象に残っています。仲間たちの幸せと、地域の人たちの幸せ、そしていぶきで働くみなさんの幸せも重ねていき、豊かな関係、豊かな地域、豊かな未来をつくっていくこと。それが簡単なことではないというのは、私たちも同じものを目指して日々やっているからこそわかる気がします。「ねこの約束」の第二章が始まることで、これまでにはなかった豊かな景色や、いろいろな人たちの笑顔が増えていくんだろうなと想像してワクワクしました。いぶき福祉会さんの思いに共鳴して、少しでも力になれることがあればと思い、このプロジェクトを応援します。大森美歩さん|一般社団法人ぼくみん
仲間とねこの約束リノベプロジェクトの話をすると「かりんとうを売りたい」「ジャムを売りたい」「みんなが作ったものを売りたい」と、みんなで作った商品を直接お客さんにお届けすることを熱望する声が絶えません。私たちもコロナや取引先の状況など、様々な困難に直面し、商品が売れない日々を何度も送ってきました。仲間たちはそんな日々を経験し、乗り越えてきたので、より多くの商品が売れる喜びを共有したいと願っているのだと思います。今回のプロジェクト開始に際し、店舗での再開に対する多くのメッセージをいただき、改めてたくさんの方に支えられていることを実感しています。本当にありがたく思っています。私はいぶきの活動によって、関わってくださった方が喜びを感じ、楽しい時間を過ごせることに大きなやりがいを感じています。以前は駅だったため、仲間はお店を立てることが難しかったですが、日光町のお店作では、仲間もお店に立ち、一緒にお客さんとの喜びを分かちあえると思います。笑顔あふれるお店を仲間と一緒に作り上げたいと考えています。 完成した際にはぜひお越しください。森洋三