
みなさん おはようございます!
これからは、台風が多く発生するシーズンに入ります。
特に高知県は、台風が毎年のように上陸します。
昨日は、本格的な台風シーズン到来に備えて
山の水源の管理に行ってきました。
開拓地において農場を運営していくためには、
山の水源の管理は、絶対必須なこと。
こんこんと流れ続ける水源は、
水と共に少しずつ砂や石・落ち葉などが溜まってきます。
溜まったそれらが、水源の取水口を塞いでしまうことで、
やがて開拓地への水の供給がストップしてしまいます。
いわゆる「断水」です!
以前の農場では、台風通過のあと
水源に大量の土砂が流れ込むことで断水となり
復旧するまでに1か月近く時間を要したこともあります。
現在は、コンクリートで強固な貯水槽を2つ設けたことで、
ここまでの大雨などで断水することはなかったのですが、
最近、開拓地の水場の水が少なくなってきています。

これは、そろそろ水源管理の時期を知らせるサイン!
ということで、リュックを背負い、久しぶりに水源へ!!
水源の登山口付近・・・・・

久しぶりに来たのですが、草が伸び放題!!
マムシに注意しながら、かき分けかき分け入っていきます。
こういう時こそ長靴は不可欠です!
山の管理に来られてた方が減ってきており、荒れ放題ですから、
代わりに草刈りしに来ないといけないなあ・・・。
なんて思いながら、登山を開始します。
植林のエリアを抜け、しばらく行きますと
先人が守り抜いてこられた、深い谷の森へたどり着きます。

空気がガラっと変わって、神々しい木々と神聖な雰囲気
そう ココが水源になります。
先人の方々は、この水源を守るため
広葉樹の木々を植え、育ててこられました。

深く根を張る樹木によって、谷が崩れるのを防ぐと共に
地下の水を引き上げて、地表に水が現れるようにして
さまざまな知恵と工夫によって守ってこられた場所なのです。

管理を続けて守っていくからこそ
豊富な水をたたえる水源が存在しています。

管理を怠り放棄してしまいますと
やがてこの水源の谷は、土砂で完全に埋まってしまい
地表に水が現れることは無くなってしまうことでしょう。

世界に誇る 日本の水資源
それは、先人の方々によって培われてきた貴重な財産

「しっかりと引き継ぎ守っていくこと」
すごく大切な使命だなと・・・そう感じてオリマス。





