
昨日は、早朝から一面の銀世界
この冬一番の冷え込みだったのではないでしょうか?
南国育ちの私にとって、雪道の運転は試練です。
特に凍結して真っ白になった橋の上は要注意!
カタツムリのような速度で、慎重に慎重に開拓地へ向かいます。
たどり着いた開拓地は、集落とは別世界
昨夜の吹雪が創り出した「氷のアート」に、目を奪われます。

水場には鋭いつららが下がり、
お地蔵さまの水鉢も氷で閉ざされていました。
しかし、うっとりしている余裕などありません。
とにかく寒い!

逃げ込むように小屋へ戻り、薪ストーブに点火。
凍えた体を温めるべく、コーヒーでも・・・と
カセットコンロをひねりますが、火がつかない!
気温が低すぎてガスが出ないのです。
ならば薪ストーブで沸かそうと蛇口をひねれば、
今度は水が出ない!
まさか、水道管ごと凍結!?
北国育ちではない私、想定外の事態にパニックです。
「落ち着け、まずは水だ」
水場の「流しっぱなし」の水をやかんに汲み、ストーブへ。
ストーブの前を陣取り、暖炉のように直火に当たりながら
お湯が沸くのを待ちます。
寒さで思考停止した頭に、
ようやく沸いたコーヒーが染み渡る・・・。
五臓六腑とはこのことか!
生き返った頭で「お湯をかければ溶けるのでは?」と、
配管や地面にお湯をかけて四苦八苦してみましたが、
水は一向に出ません。
そうこうしているうちに日が昇り、陽の光が差してきました。
あぁ、なんて暖かいんだろう!!
太陽の偉大さをこれほど感じたことはありません!
今まで湯たんぽから出てこなかったネコたちも、
わらわらとお日さまの下へ。
彼らのとろけそうな表情は、まさに私の気持ちそのものでした。
「これならお日さまが溶かしてくれるかも」
そう信じて一度山を降り、用事を済ませて夕方に戻ると・・・。
雪は消え、水道からは勢いよく水が。
自然の厳しさと、太陽の温かさを身をもって知った一日
そして、「寒い日の前は、水を流しっぱなしにしなきゃダメ」
という教訓も学びました(笑)。



