
~水源から開拓地までの「生命の路」~
みなさん、おはようございます!
まだ唄い慣れないウグイスの声やタラの芽に、
ようやく春の気配を感じる今日この頃。
しかし、山の中はまだ冷たい風が吹き抜けています。
いよいよ5月16日。
この開拓地に300羽の新しい家族、鶏さんたちがやってきます!
現在私は「何よりも優先」して、
山から開拓地へと水を引く「残り1.4㎞の配管作業」に、毎日追われています。
新鮮な水は、彼らが健やかに育つための大切な「生命線」であり、
まさに「生命の路」だからです。
みなさんに教えていただいたGPSアプリを頼りに、
標高や地形を読み解き、理想のルートを調整しています。
現代のテクノロジーのおかげで、作業の道筋は確かに見えやすくなりました。
しかし……
重いパイプを肩に担ぎ、ぬかるんだ急斜面を上り下りする過酷さは、
かつて荒野を切り拓いた先人たちの時代から何一つ変わっていません。
つい先日も冷たい雨に降られ、
指先がかじかむような厳しい時間を過ごしました。
そんな泥だらけの作業から戻った私を優しく包んでくれるのが、
薪ストーブの炎と、薪で沸かしたお風呂です!!
パチパチとはぜる音を聞きながら温かな湯船にゆっくり浸かり、
凍りついた身体が解けていくのを感じる時……
「この温もりがなかったら、とっくに心が折れていたかもしれない」と、
心底ホッとしています。

水源から開拓地までの総延長2kmの配管
ただ効率だけを求めるなら、もっと楽な方法はいくらでもあったはずです。
それでも急斜面を縫うようにパイプを這わせるのは、
私が育てたいのが、ただの「鶏」ではないからです。
山の豊かな恵みを飲み、この森の中で育つ、本来の生き物としての「鶏さん」
子どもたちに安心して手渡せるような命の糧を育て、
この豊かな森の環境ごと、未来へ繋いでいきたい。
そう思うからこそ、ここは決して妥協できない「命の路」なのです。
お迎えまで、あと2ヶ月!
雨に濡れた記憶も、薪の温もりも、
すべては新しい命を迎えるための大切な過程です。
彼らが元気に、
先人が山の神さまと共に育んで下さった生命の水を飲む姿を想像しながら、
今日もまた一本、管を繋いできます。
みなさんは、春の準備として何か新しいことを始めていらっしゃいますか?
ぜひコメント欄で教えてくださいね!



