
鎮守の雫が「滝」に!?
みなさん、おはようございます!
昨日の早朝、いつものように開拓地へ着くや否や、
背筋がヒヤッとする出来事がありました。
なんと、「命綱」とも言える水場の水が、ほとんど出ていなかったのです……。
うーん……一体どうしてだろう?
頭を抱えながら、考えられる原因をいくつか推測しました。
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① 先日の2回の大雨で、水源の取水口に土砂がいっぱいにたまってしまった?
② その大雨の勢いで、冬に泥だらけになって引いた配管が流されてしまった?
③ イノシシが山を駆け抜けた際に、
全長2キロにも及ぶ配管のジョイントのどこかが外れてしまった?
頭の中で最悪の事態(②)もよぎりましたが、ふと、こんな風にも思えたのです。
「これはきっと、山の神さまからのメッセージに違いない」と。
『豊かな水の恩恵ばかり受けていないで、たまには顔を見せに来なさい』
きっとそうおっしゃっているのだと思い、急遽、山の水源へと向かうことにしました!
思い返せば、水源まで登るのは約1か月ぶりのこと。
雪がちらつく中、かじかむ手で必死に配管作業を行っていた
あの冬の日とは打って変わって。
森の中は眩しいほどの緑に溢れ、すっかり初夏の空気に包まれていました。
季節の移ろいと自然の息吹を感じつつも、
「どうか配管が流されていませんように……」と祈るような気持ちで、
一つひとつルートを確認しながら山を登っていきます。
そして……ついに問題箇所を発見!
原因は③でした。
イノシシが通り道を横切った際、
貯水加圧タンクへと繋がる配管を外してしまっていたようです。
大きな破損ではなく、まずはホッとひと安心。
すぐさまタンクへつなぎ直し、今後イノシシが通っても外れないよう、
私の山仕事における最強の相棒「針金」でしっかりと固定しました!

これで一安心です。
せっかく水源まで登ってきたので、本流の取水槽をはじめ、
「六根清浄」「奇跡の湧水」「鎮守の雫」と名付けた
大切な水脈に溜まった土砂を、丁寧に手で取り除いていきました。
いやー、それにしても本当に豊かな水量です。

たっぷりの水をたたえ、あの「鎮守の雫」が、
今や立派な「鎮守の滝」になっていたのには思わず笑ってしまいました。
大自然の持つ底知れぬ力強さには、いつも驚かされるばかりです。
この1か月ほど、開拓地から毎日山に向かって手を合わせる「遥拝」だけでした。
今回は久しぶりに山中にて、この厳しい自然と共に生き、土地を守り抜いてこられた
先人の方々と山の神さまに、
「いつも豊かな水の恵みを、本当にありがとうございます」と、
「現場」でしっかりとお礼を伝えてから下山しました。
開拓地に、主役である300羽の鶏さんたちがやってくるまで、いよいよ「あと11日」。
その日を迎えてはじめて「しゅりの森自然農園」になります。
彼らが到着して早々に、
このような水回りのトラブルが起きなくて本当によかったです。

生命の源である「水」のありがたさと、それを維持する責任の重さを、
神さまが事前に再確認させてくれたのかもしれませんね。
ただ鶏さんたちを育てるだけではなく、
生命の循環そのものを生み出し、土台を築いていく「生産者」として。
これからも大自然の声に真摯に耳を傾けながら、
新しい命を迎える準備を万端に整えていきたいと思います!
今日も一日、前を向いて泥臭く頑張ります!
それではみなさん、今日も良い一日をお過ごしください。



