
みなさん、おはようございます!
昨日は、本当にたくさんの
温かいメッセージをありがとうございました!
この場をお借りして、深く深く御礼申し上げます。
ついに昨日、しゅりの森自然農園に新しい命となる
300羽のひな鳥たちがやってきました。
前の農園を失ってから、途方もない作業を重ねてきた日々。
山から手作業で2kmもの水道を引いたり、
古い小屋の梁を直して飼料倉庫を作ったり……。
そんな、7年間待ち焦がれた思いが結実した瞬間でした。
鶏さんとのお仕事に関わって以来、
もう何回も、何十回とも経験している「お迎え」
それでも、何度経験しても、
やはり非常にナーバスになり、緊張は解けません!

「今までの経験なんて、ほとんど役に立たない」
そう言っても過言ではないかもしれません。
なぜかと申しますと、毎回お迎えする時の、
鶏さんたちの「個性や性格」がまったく異なるからです。
生まれ育ってきた時期の環境なのか、
飼育担当者さんの違いなのか?
非常に神経質だったり、ものすごく怖がりだったり……
はたまた、最初から物怖じしない
活発なおてんばさんであったり(苦笑)
その都度その都度、お迎えするたびに変わりますから、
対応や育て方も、毎回ゼロからのスタートになります。
ただ、どの場合でも共通しているのは、
到着しておうち(鶏舎)に入ったばかりの時は、
みーんなおどおど……まるで借りてきたネコのようだということ。
すぐには個性や性格を見抜くのは難しいですから、
初日はとにかく「驚かさない!」ことが絶対条件です。

くしゃみや咳払い一つで、すぐに反応しちゃいますから要注意。
もし神経質なグループだったら、ちょっとの物音で即パニック!
隅に一斉に集まって団子状態になり、
下敷きになった子たちが圧死してしまうことさえあるんです。
だからこそ、何より大切なこと。すべきこと。
私は生産者であり、この子たちの「とうちゃん」です。
親として、まずはこの子たちの個性や性格を
しっかりと把握すること!
そのためには、お部屋(鶏舎)に入る際、
「とうちゃんだよ~、入るよ~」と
優しく声をかけながら入室します。
すくっと立たない。
ゆっくりと歩く。
ゆっくり座る。
これ、すごく大事なんです。
そして、子どもたちと同じ目線になって、
床にどっかりと座り込み、
3時間でも4時間でも、ただただ一緒に過ごす。
子どもたちの行動や声を、ひたすら「観察」します。
そうすることで、ようやく私の今までの経験が
引き出しから出てきて、
子どもたちの個性や性格が少しずつ理解できるようになります。
絶対にやらないといけない一番の使命は、
「暗くなるまでに個性や性格を把握」しておくこと!
そうしないと、夜の対応が全く変わってきちゃいますから。
さて、今回やってきた300羽の子どもたちを「観察」した結果。

良くも悪くも、「都会育ちのお嬢様」タイプでした(笑)
とにかく、おとなしい子たちです。
あまりにおとなしいものだから、
かえってとうちゃん、「この子たち、本当に大丈夫かな?」って
心配してしまうくらい……。
でも、とても賢くていい子たちですよ。
夕方になり、暗くなってきたら、
見知らぬ土地での初日は怖がって
バタバタと騒いだりするものですが……
この子たちは、いたって冷静(笑)
う~ん、いわゆる「Z世代」の子どもっていえばいいのかな?

京都で学生生活を送っている娘の涼花と、
なんだか重なる部分がありますね。
でも、ここ「しゅりの森」でこれから生きていくためには、
ワイルドな大自然にも慣れてもらわなきゃいけません!
あせらず、少しずつ、少しずつ、だな。
まずは、この山を駆け回るための
「体質改善」と「筋トレ」からスタートです!
目指すは、この三原村の自然の中で
たくましく生きる「みはらっこ」。
ここでの暮らしには、それが一番大事なんです。
ゆくゆくは、高知の女性のように元気で芯の強い
「はちきん」に育ってくれるのが理想なんだけれどな~!(笑)
いずれにしても、すべてはこれから。
頼りないとうちゃんかもしれないけれど、
これから一緒に頑張ろうな。
みなさんも、どうかこの「都会のお嬢様」たちが、
たくましく、そしてのびのびと育っていく姿を、
一緒に見守り、応援してやってくださいね!
それではみなさん、今日も良い一日をお過ごしください。



