予約待ち6カ月の卵「しゅりたま」をもう一度 森の中に放し飼い養鶏場を作ります!

人気の最中、野生動物たちによって鶏さんたちが被害を受け廃業に。あれから5年、「しゅりたま」完全復活に向けて動きはじめました。今度は、「森の中に放し飼い養鶏場」をつくります。食の安全が求められている今こそ!本当に安心できるたまごを子どもたちに届けるため、新たなチャレンジに挑戦します。

現在の支援総額

1,982,500

198%

目標金額は1,000,000円

支援者数

171

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/03/02に募集を開始し、 171人の支援により 1,982,500円の資金を集め、 2024/04/30に募集を終了しました

予約待ち6カ月の卵「しゅりたま」をもう一度 森の中に放し飼い養鶏場を作ります!

現在の支援総額

1,982,500

198%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数171

このプロジェクトは、2024/03/02に募集を開始し、 171人の支援により 1,982,500円の資金を集め、 2024/04/30に募集を終了しました

人気の最中、野生動物たちによって鶏さんたちが被害を受け廃業に。あれから5年、「しゅりたま」完全復活に向けて動きはじめました。今度は、「森の中に放し飼い養鶏場」をつくります。食の安全が求められている今こそ!本当に安心できるたまごを子どもたちに届けるため、新たなチャレンジに挑戦します。

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みなさん、おはようございます!

本来なら先週行われるはずだった、三原村の一斉清掃。

あの大雨で順延となり、たっぷり水を吸い込んだ草木は、

たった数日で恐ろしいほどの生命力を爆発させていました。


人の背丈ほどに伸びた草むら。


誰かに頼まれるのを待つのではなく、真っ先に草刈り機を背負い、

一番の重労働に向かう。


それが、この芳井集落で「いちばんの若い衆」である、

55歳の私の当たり前の日常であり、大切な役目です。


唸るエンジン音。

飛び散る泥と、むせ返るような青草の匂い。

集落の心臓部である集会所の周りや道沿いを、汗だくになって刈り進めていきます。


ふと横を見れば、腰を曲げ、黙々と鎌を動かす70代、80代の大先輩たち。

その痛むであろう体を押して働く背中を見れば、私が休むわけにはいきません!


少しでも皆さんが安全に過ごせる場を作るのが「若手」の心意気というものです。


しかし、エンジンを止め、息をついて周囲を見渡すと、

そこには、決して目を背けることのできない「現実」が横たわっています。



ポツポツと目につく、主を失った「空き家」たち。


手入れされなくなった庭は、あっという間にツルや雑草に覆われ、

家屋ごと大自然に飲み込まれようとしています。


平均年齢が上がり続け、年々人が減っていく「限界集落」での一斉清掃。

限られた人数と時間、そして老いていく体では、

「集落のすべてを綺麗にする」ことはとうの昔に物理的な限界を迎えています。


こうして私たちが必死に抗わなければ、

先人たちが血の滲むような思いで切り拓いたこの美しい集落は、

ほんの数年でただの山に還ってしまうでしょう。


草刈り機を振るうたびに、大自然の暴力的なまでの力強さと、

この集落が抱えるギリギリの現実が、重たい疲労となって腕にのしかかります。


一仕事を終えた後の、短い休憩時間。


みんなで集まり、用意されたあたたかいお茶で渇いた喉を潤します。

「お疲れさん」「綺麗になったねえ」

交わす言葉は、決して多くはありません。


泥にまみれた長靴、深く刻まれた顔の皺、そして、重い体を労わるような静寂。


「あと何年、こうして皆で集まれるだろうか」

誰も口には出しませんが、心地よい疲労感の底には、

そんな切ない共通認識が静かに流れている気がします。


それでも、同じように泥だらけになり、この厳しい現実の中で共に踏ん張る者同士。

ここにあるのは、間違いなく「家族以上のコミュニティ」です。

共に汗を流し、共にこの「帰る場所」の風景を一日でも長く守り抜く。


綺麗事だけでは済まされない現実の中で、

言葉以上の深い信頼で結ばれたこの関係性は、私の何よりの「心の支え」です。


「おや、また降ってきたな」


お茶を飲み終える頃、ポツリ、ポツリと、空から再び雨粒が落ちてきました。

容赦のない台自然の力にはどうしても抗えず、一斉清掃はここで終了となりました。


空き家の草は、またすぐに伸びてくるでしょう。


それでも、こうして皆で集まり、無言で心を通わせてお茶を飲み交わす限り、

この集落の温かさや、先人たちの生きた証が完全に消え去ることはありません!


圧倒的な大自然の力と、過疎化・高齢化という待ったなしの現実。


決して楽観視できる状況ではありませんが、

私はこの愛すべき芳井集落で生業をたてる生産者として、

これからもこの土地と、そこにある生命に、泥臭く真っ直ぐに向き合い続けます。


明日からも、家族のようなみんなのために。


雨に濡れてさらに青さを増す草木の匂いを深く吸い込みながら、

「いちばんの若い衆」として、ここで誇りを持って生きていく覚悟を、

そっと噛み締めました。

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