
みなさん、おはようございます!
厳しい残暑が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
ニュースでも、四国の水瓶である早明浦ダムの貯水率が低下し、
深刻な水不足から18年ぶりの「第4次取水制限」が
検討されていると報じられています。
私たち人間にとっても堪えるこの暑さですが、
農園で健気に生きる大切な娘たち(鶏たち)にとって、
山の水源はまさに「命綱」。
ここしばらくまとまった雨が降っておらず、
川の水位も下がり続けています。
蛇口をひねれば当たり前のように水が出る
人間の暮らしとは違い、
大自然の中で生きる彼女たちには、
私が動かなければ水を届けることができません。
「このままでは、娘たちが喉を渇かせてしまう……」
そう思うと、もう居ても立っても居られず、
すぐさま水源の点検へ向かうことにしました。
今回は、秋の台風シーズンへの備えも兼ねて、
配管のジョイント部品、針金、のこぎり、ホールソーなどを
リュックにぎっしり詰め込んで。
アイサイ橋を渡り、大自然の営みを見守ってくださる
先人のみなさんと、山の神さまへ深々と頭を下げて……
いざ入山です。
しっかし……まあ、暑い!!(笑)
水源へと続く登山口は、
わずかの間にカヤが私の背丈を越すほど生い茂っていました。
もはや私以外にはどこが道かすら分からない、完全な獣道です。
険しい山道をかき分けて進むだけで、
全身から滝のような汗が吹き出します。
でも、不思議なものですね。
ある種の「結界」のような境界線を通り過ぎた途端、
スッと空気がひんやりと冷たく変わるんです。
そして、息を弾ませながら取水槽に到着した瞬間――
思わず息を呑み、足が止まりました。
水神さま
なんと、立派なマムシが鎮座しているではありませんか!
このあいだ、お神酒を捧げたばかりの場所。
「ああ、これは間違いなく、水神さまのお姿だ……」
連日の猛暑に、水神さまも少し夏バテ気味だったのでしょうか。
取水槽のひんやりとした岩の上で、
どこか気持ちよさそうにくつろいでおられました。
水神さまを目の前に、おもわずどう対処すべきかしばし硬直。
そのままそっとしておいてあげたい気持ちでいっぱいでしたが、
娘たちの生命がかかっているので、
作業をしないわけにはいきません。
「水神さま、ごめんなさい。
娘たちのために水源の点検をさせてほしいから、
少しだけ場所を空けてくださいな」
そう心の中で静かに語りかけながら、
そっと木の枝で促し、森の奥へとご退場いただきました。
改めて水源を確認すると、
やはり水量は目に見えて少なくなっていました。
ミストは稼働することは出来ますが、
少し前まで稼働させていた、
鶏舎を冷やすための屋根のスプリンクラーは、
今はもう回す余裕はまったくありません。
それでも、決して絶望はしていません。
今年の凍えるような寒さの中、山を歩き回って必死に探し当てた
「六根清浄の湧水」「奇跡の湧水」「鎮守の雫」という、
大切な水源があるからです。
水面に浮かんだ落ち葉などをひとつひとつ取り除きながら、
順に、丁寧に掃除していきます。
鎮守の雫からの貴重なお水
一滴の水が、今はこんなにも愛おしく、ありがたい。
前回、現場の針金を使って無理やり繋いでいた
黒パイプのジョイント部分も、
今回持参した正規のスクリュー式ジョイントへと
無事に付け替え完了です。

最後に、ふたたび山の神さまへ深い感謝の祈りを捧げてから、
山を下りました。
無事に、水、復旧です!
山の神さま ありがとうございます!
これでしばらくは、愛する娘たちに
冷たくて美味しいお水をたっぷり飲ませてあげられます。
でも……やっぱり、そろそろ恵みのまとまった雨がほしいですね。
水神さま 恵みの雨を降らせてください!
それではみなさん、よい一日をお過ごしください。
#しゅりの森自然農園 #森林放し飼い養鶏 #高知県 #三原村
#水源確保 #湧水 #山の神さま #水神さま #マムシ
#恵みの雨を待ちわびて #農家の日常



