予約待ち6カ月の卵「しゅりたま」をもう一度 森の中に放し飼い養鶏場を作ります!

人気の最中、野生動物たちによって鶏さんたちが被害を受け廃業に。あれから5年、「しゅりたま」完全復活に向けて動きはじめました。今度は、「森の中に放し飼い養鶏場」をつくります。食の安全が求められている今こそ!本当に安心できるたまごを子どもたちに届けるため、新たなチャレンジに挑戦します。

現在の支援総額

1,982,500円

198%

目標金額は1,000,000円

支援者数

171人

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/03/02に募集を開始し、 171人の支援により 1,982,500円の資金を集め、 2024/04/30に募集を終了しました

予約待ち6カ月の卵「しゅりたま」をもう一度 森の中に放し飼い養鶏場を作ります!

現在の支援総額

1,982,500円

198%達成

終了

目標金額1,000,000円

支援者数171人

このプロジェクトは、2024/03/02に募集を開始し、 171人の支援により 1,982,500円の資金を集め、 2024/04/30に募集を終了しました

人気の最中、野生動物たちによって鶏さんたちが被害を受け廃業に。あれから5年、「しゅりたま」完全復活に向けて動きはじめました。今度は、「森の中に放し飼い養鶏場」をつくります。食の安全が求められている今こそ!本当に安心できるたまごを子どもたちに届けるため、新たなチャレンジに挑戦します。

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数十億の微生物と共に創る「生命の連携プレー」


みなさん、おはようございます!
しゅりの森の未来を描く構想、第3回をお届けします。

前回お話しした、急斜面に手作業で種を撒き、
刈り取ったカヤで保護していく
「ネズミムギ」と「白爪草(シロツメクサ)」。

そして、鶏舎から出た完熟のもみ殻鶏糞堆肥。

実は、これからこの斜面で起こる出来事には、

大自然が織りなす、
見事な「生命の連携プレー」が隠されています。

娘たち(鶏さん)のフンが混ざった堆肥は
非常に優秀な有機質肥料で、

窒素・リン酸・カリという
植物に必要な三大栄養素がバランスよく、
特に「リン酸」が豊富に詰まっています。

ただ、この素晴らしいリン酸も、そのままでは土に固着しやすく、

植物の根だけでは少し吸収しにくいという、
気難しい性質を持っています。




ここで素晴らしいチームワークを見せてくれるのが、
土の中に棲む微生物たちです!

まず、植物の根に共生する「菌根菌(きんこんきん)」

彼らは、植物の根が届かない
遠くのリン酸まで細い糸を伸ばして集め、
植物にプレゼントしてくれます。

そのお礼に、植物は自分が光合成で作った
「糖(炭水化物)」を菌根菌に分けてあげる。

そんな、生命のギブ・アンド・テイク
「共生」が行われています。

さらに、マメ科である白爪草の根に住み着く「根粒菌」

彼らは空気中から
「窒素」をたっぷり土の中に作り出してくれますが、
この作業には、莫大なエネルギーが必要になります。

そのエネルギーの源になるのが、
娘たちの堆肥に含まれる「リン」なんです!

菌根菌が運んでくれたリンが、根粒菌の働きを力強く活性化し、
窒素を作る能力を飛躍的に高めてくれます。




じゃあ、栄養たっぷりの鶏糞をたくさん撒けば、もっと育つのでは?

そう思われるかもしれません。

でも、ここからが大自然のシビアで面白いところです。

もし人間が欲張って堆肥を撒きすぎるとどうなるか?

土の中に「リン」が溢れると、植物は自力で吸えるため、
菌根菌との共生をやめてしまいます。

さらに「窒素」が溢れると、今度は白爪草が
直接吸えるなら、もうエネルギーを渡さなくていいやと、
根粒を作るのをサボってしまうのです。

つまり、成分が濃い鶏糞を与えすぎると、
美しい「生命の連携プレー」はあっけなく崩壊してしまいます。

微生物の力を最大限に借りるための基本は、
あえて土を「少し不足気味(ハングリー)」に保つ、
少なめの施肥設計です。

……とはいえ!

現在、娘たちが駆け回っている1,500㎡の「遊び場」以外にも、
7年間の開拓生活で、立ち枯れた杉やヒノキを伐採し終えた、
やせた元管理放棄林跡の未利用地がまだ12,000㎡以上あります。

(将来、鶏舎を建てて鶏さんたちを飼育する予定地です)

正直なところ、たった300羽の娘たちの鶏糞堆肥では、
そもそも撒きすぎるほど量が全然足りないんですけどね(笑)

でも、その「足りなさ」こそが、
大自然のスイッチを入れる絶好の条件。

少しハングリーな環境の中でこそ、
微生物たちは最も躍動します。

菌根菌がリンを運び、
そのリンを使って根粒菌が窒素を作り、

その豊かな栄養を受け取って、
今度はイネ科のネズミムギが爆発的に成長する。

ネズミムギの真っ直ぐ地中深く伸びる根と、
白爪草の地表を這う茎が絡み合い、

やがて崩れやすい斜面を強固に守る
「天然のバリア」へと姿を変えていく。

想像するだけでワクワクしませんか?

そんな生命が躍動する舞台を、
私はこの手で、汗と泥にまみれながら作っていきます。

開拓作業そのものは、孤独な手作業に思えるかもしれません。

でも、私は決して「1人」ではありません。

元気いっぱいに働いてくれる娘たちという「生命」

白爪草やネズミムギという「生命」

目には見えないけれど、
絶え間なく働き、支え合う数十億の微生物という「生命」


これら無数の生命が力を合わせることで、

途切れていた大自然のサイクルが、
再び力強く回り始めると信じています。

次回(構想④)は、種を撒いた後に予定している
「あえて待つ」という、少し過酷な決断についてお話しします。

それではみなさん、今日もよい1日をお過ごしください!


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