
【高齢者に多い骨折の部位】
1️ 大腿骨骨折(太ももの付け根)
➡ 転倒時に最も折れやすく、寝たきりの原因になりやすい
2️ 橈骨遠位端骨折(手首の骨折)
➡ 手をついて転んだときに起こりやすい
3️ 脊椎圧迫骨折(背骨の骨折)
➡ 転ばなくても骨がもろくなり、くしゃみや軽い衝撃で折れることも
4️ 上腕骨近位端骨折(肩の骨折)
➡ 横向きに転倒したときに多い

~高齢者の大腿骨骨折が多い理由~
高齢者にとって 大腿骨骨折(太ももの付け根の骨折)はとても危険です。骨折すると歩けなくなり、長期間寝たきりになるリスクが高まります。では、なぜ高齢者は大腿骨を骨折しやすいのでしょうか?その理由をわかりやすくまとめました。
【 高齢者が大腿骨を骨折しやすい3つの理由】
① 骨がもろくなる(骨粗鬆症)
☑ 加齢とともに骨密度が低下し、スカスカになる
➡若い頃は骨がしっかり詰まっていますが、年齢とともに 骨密度が低下 し、スカスカの状態(骨粗鬆症)になります。
➡軽い転倒でも折れやすくなるため、高齢者の骨折リスクが大幅に上がります。
☑ 骨が弱くなる → 軽い転倒でも骨折する危険
② 筋力やバランス感覚が低下し、転倒しやすくなる
☑ 足の筋力が落ちて踏ん張れない
➡年齢とともに 足の筋肉が衰え、歩行が不安定になります。
➡転びそうになったときに 踏ん張れず、そのまま倒れてしまうことが増えます。
☑ バランス感覚が低下
➡加齢により 反射神経やバランスを取る力が衰え、つまずきやすくなります。
➡段差やカーペットのわずかな凹凸でも転倒する危険があるのです。
☑ 筋力低下&バランスの衰え → 転倒しやすくなる
③ 転んだときの衝撃が骨の弱い部分に集中する
☑ 高齢者は横向きに転びやすく、骨折リスクが高い
➡若い人は転びそうになっても手をついたり、膝を曲げたりして衝撃を逃がせますが、高齢者はそれが難しいです。
➡そのため、転んだときに太ももの付け根(大腿骨頸部)に直接強い衝撃が加わり、骨折しやすくなります。
☑ 転倒の衝撃が骨の弱い部分に直撃 → 骨折しやすい

まとめ:転倒を防ぐことが最も大切!
高齢者の大腿骨骨折は「転倒」が大きな原因!
➡ だからこそ、転ばないことが最も重要です!
【転倒予防のためにできること】
☑ バランス感覚を鍛える運動(ダンス・ストレッチ)
☑ 骨を強くする食事(カルシウム・ビタミンD)
☑ 家の安全対策(手すり・滑りにくい床・明るい照明)
私たちのプロジェクトでは、歌とダンスを活用した転倒予防活動を行い、高齢者が楽しみながら転倒を防げるようサポートしています!





