健康長寿で100歳まで元気な社会に!転倒予防「歩いて行こう!プロジェクト」

今や毎年交通事故で亡くなる方の3倍の方が転倒・転落によって亡くなっています。 高齢になればなるほど転倒は死につながる怖いものです。 転倒予防啓発ソングとダンスを作り、転倒で亡くなる人を一人でも減らすことが、母と祖母を転倒・転落で亡くした私の使命だと思いこのプロジェクトを立ち上げました。

現在の支援総額

1,074,200

179%

目標金額は600,000円

支援者数

124

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/03/01に募集を開始し、 124人の支援により 1,074,200円の資金を集め、 2025/04/15に募集を終了しました

健康長寿で100歳まで元気な社会に!転倒予防「歩いて行こう!プロジェクト」

現在の支援総額

1,074,200

179%達成

終了

目標金額600,000

支援者数124

このプロジェクトは、2025/03/01に募集を開始し、 124人の支援により 1,074,200円の資金を集め、 2025/04/15に募集を終了しました

今や毎年交通事故で亡くなる方の3倍の方が転倒・転落によって亡くなっています。 高齢になればなるほど転倒は死につながる怖いものです。 転倒予防啓発ソングとダンスを作り、転倒で亡くなる人を一人でも減らすことが、母と祖母を転倒・転落で亡くした私の使命だと思いこのプロジェクトを立ち上げました。

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 ラジオ体操と転倒予防の関係性


はじめに♦

ラジオ体操は、1928年に制定され、日本人にとって最も馴染み深い体操の一つです。近年、超高齢社会の日本において、高齢者の転倒予防は健康寿命の延伸において非常に重要なテーマとなっています。本記事では、ラジオ体操が転倒予防にどのように効果をもたらすのかについて、科学的根拠に基づいてまとめます。


【科学的研究による裏付け】


最新の研究によると、ラジオ体操を継続的に実践することで、高齢者の身体機能が維持・向上し、転倒予防に効果があることが確認されています。特に2024年に発表された研究では、フレイル(虚弱)またはプレフレイル状態の高齢者に対するラジオ体操の効果が明らかになりました。


かんぽ生命保険、東京都健康長寿医療センター、東京医科大学、NPO法人全国ラジオ体操連盟による共同研究では、ラジオ体操の実践が「フレイルまたはプレフレイル高齢者の敏捷性/バランス、持久力の向上、運動を継続する自信の維持」に有益であることが示されました。この研究結果は、国際誌「Journal of Epidemiology」に掲載されています。[株式会社かんぽ生命保険]


 【平成25年度の大規模調査】


平成25年度に行われた「ラジオ体操の実施効果に関する調査研究」(一般財団法人簡易保険加入者協会委託調査)でも、ラジオ体操を週5日以上かつ3年以上実践している55歳以上の男性211人、女性332人、合計543人を対象とした調査が行われました。この調査では、ラジオ体操を継続している人の体力年齢が実年齢より若く保たれており、歩行能力に優れるため転倒予防にも効果があることが示されています。[ラジオ体操の効果]


ラジオ体操が転倒予防に効果的な理由


 1. 全身運動による筋力維持・向上


ラジオ体操は約3分間で全身約400種類の筋肉を動かす効率的な運動プログラムです。特に下肢筋力の維持・向上は、高齢者の転倒リスクを低減させる重要な要素です。ラジオ体操に含まれる屈伸運動や「両脚で跳ぶ運動」は、下肢筋力強化に効果があります。[セカンドオピニオン.com]


2. バランス能力の向上


ラジオ体操には、「体を横に曲げる運動」や「体を回す運動」など、バランス感覚を養う動きが多く含まれています。これらの動作を繰り返し行うことで、静的・動的バランス能力が向上し、不安定な状況での体の制御能力が高まります。バランス能力の向上は直接的に転倒リスクの低減につながります。


3. 柔軟性の向上


ラジオ体操には、「伸びの運動」や「体を前後に曲げる運動」などの動的ストレッチで、筋肉や関節の柔軟性を高める動きが含まれています。柔軟性の向上は、関節可動域の拡大につながり、日常動作をよりスムーズにします。また、転倒した際にも柔軟な体は衝撃を吸収しやすく、重大な怪我のリスクを軽減します。


ラジオ体操の効果として「筋力を保持する」「柔軟性を高める」ことが挙げられており、これらはメタボ予防、転倒予防、サルコペニア(加齢性筋肉減少症)予防に効果があるとされています。


 4. 協調性とリズム感の改善


ラジオ体操は音楽に合わせて行うため、リズム感や協調性も養われます。これは神経系の機能強化につながり、突然のバランス崩れに対する反応速度の向上や、複数の動作を同時に行う能力の改善に寄与します。こうした能力は、つまずきや転倒のリスクを減らす上で重要です。


※高齢者がラジオ体操を行う際の注意点


高齢者がラジオ体操を行う際は、以下の点に注意することが推奨されています:


1. 無理をしない:

体調や体力に合わせて、無理のない範囲で行いましょう。反動をつけすぎると筋肉や関節を痛める可能性があります。


2. 安全な環境で行う 

バランスに不安がある方は、椅子の近くや壁に手が届く場所で行うなど、転倒リスクを考慮しましょう。


3. 座って行うことも有効

高齢の方や体のバランスに不安がある人などは、体操中に転倒してしまう可能性もありますので、座って行うことが推奨されています。


4. 継続すること

単発的な実施よりも、継続して行うことで効果が高まります。ラジオ体操は短時間でできるため、毎日の習慣として取り入れやすい利点があります。



♦結論♦


ラジオ体操は、日本人にとって馴染み深い運動でありながら、高齢者の転倒予防に科学的に効果があることが複数の研究で示されています。全身の筋力強化、特に下肢筋力の向上、バランス能力の改善、柔軟性の向上など、転倒予防に必要な要素をバランスよく含んでいるのが特徴です。


また、ラジオ体操は短時間(約3分間)で行え、特別な道具も必要なく、天候に左右されず室内でも実施可能なため、高齢者が継続して取り組みやすいという大きな利点があります。社会的つながりを深める場としての側面もあり、心身両面から健康づくりをサポートします。


健康寿命の延伸を目指す現代社会において、ラジオ体操は高齢者の転倒予防に有効な手段であり、積極的に生活に取り入れることで、いつまでも自立した生活を送るための一助となるでしょう。

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