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不登校児の居場所(フリースクール)を京都の二条につくりたい!

「不登校」。理由は様々ですが、子どもも保護者も孤独感や大きな不安に襲われています。学校に行きづらさを感じる子どもたちが、再び自分らしく毎日を過ごせるように、安心して楽しく育ちあえる不登校児のための居場所(フリースクール)を京都につくりたい!子どもたちの笑顔のために、このプロジェクトに挑戦します!

現在の支援総額

4,312,000

215%

目標金額は2,000,000円

支援者数

270

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/01/18に募集を開始し、 270人の支援により 4,312,000円の資金を集め、 2024/03/31に募集を終了しました

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます

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不登校児の居場所(フリースクール)を京都の二条につくりたい!

現在の支援総額

4,312,000

215%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数270

このプロジェクトは、2024/01/18に募集を開始し、 270人の支援により 4,312,000円の資金を集め、 2024/03/31に募集を終了しました

「不登校」。理由は様々ですが、子どもも保護者も孤独感や大きな不安に襲われています。学校に行きづらさを感じる子どもたちが、再び自分らしく毎日を過ごせるように、安心して楽しく育ちあえる不登校児のための居場所(フリースクール)を京都につくりたい!子どもたちの笑顔のために、このプロジェクトに挑戦します!

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プロジェクトの実行者について

皆さま、はじめまして!

私たちは、京都の二条駅周辺で、10年以上にわたり、絵本の読み語り会や、子ども食堂などの子育て支援をはじめとする地域活動を続けている任意団体「二条駅かいわいまちづくり実行委員会」のメンバーです。 

2023年11月『夢みる小学校』の自主上映会を開催
右端が「二条駅かいわいまちづくり実行委員会」委員長の小林敬子さん

最近では、不登校の子どもたちがこの地域においても増えてきました。でも学区内には、このような子どもたちが日中安心して過ごせる居場所や社会参加できる場がありません。そのような現状から、私たちは不登校となった子どもたちが安心して過ごせる場が必要であると感じ、「カンガルーハウス」の設立を目指すこととしました。

「カンガルーハウス」とは、不登校児のためのフリースクールです。

「カンガルーハウスをつくろう会」を2023年7月に立ち上げました。

2024年4月オープンを目指して、今まさにその準備真っ最中です。

「カンガルーハウス」にこめた想い

「カンガルーになりたい。だって、カンガルーやったら、ぴょんぴょん自由に飛び跳ねられて、不安になったらお母さんのポケットに入れるから…」

ある日、小学2年生の不登校児のTさんが、そうつぶやきました。

これが「カンガルーハウス」と名づけるきっかけです。

カンガルーのお母さんのポケットのような、まちの保健室、作業療法室のような、心身のエネルギーを充電できる、何よりも、子どもを安心して包み込める居場所。

それが「カンガルーハウス」にこめる私たちの「想い」です。 

カンガルーハウスでエネルギーを蓄えて、「大丈夫!」って思えたら、在籍校に戻れるように。

しんどくなったら、いつでもカンガルーハウスに戻って、心身の充電ができるように。

保護者の方にとっても、想いを分かち合える、心の重荷を降ろせる場にしていこうと思っています。


カンガルーハウスの強み&目指す姿

私たちの強みと、目指す姿は以下の通りです。



学校に行きづらさを感じている子どもたちの支援を一番に行いますが、保護者の方が、お茶を飲みながら語り合い、エンパワメントし合えるような「保護者カフェ」、学校の先生たちが、学校の垣根を越えてお茶を飲みながらより良い教育について語り合い、情報交換しあえるような「せんせいカフェ」の開催も考えています。

(安全に「カフェ」が開催できるように、スタッフの一人が食品衛生責任者の資格を取得しました)

また、日本全国どこからでも参加できるように、教育について、健康について、作業療法について、絵本について学べるオンライン講座やサロンを開催し、カンガルーハウスが学び合いの「場」、元気になれる「場」になればと考えています。繋がれば力になる。より良い未来に繋がる。そう信じています。


プロジェクト立ち上げの背景

〜Tさんの不登校の悩み〜

私たちのメンバーの中に、実際に不登校状態となっている子ども(前述のTさん)を持つ保護者がいます。

「この先一体、この子はどうなるのだろうか……」

不登校初期、その方は、先の見えない不安に押しつぶされそうになり、Tさんは精神科医に処方された抗不安薬を服用し、何とか母子登校、保健室登校をしている状態でした。

ますます精神症状が悪化するTさん……。


Tさんの保護者は、もうどうしていいのかわからず途方に暮れ、仕事を辞めるようなことも考えていました。

そんな、不安な日々の中、仲間として一緒に地域活動をしてきた元小学校教員の小林敬子さんが、こうおっしゃったのです。

「うち、二条駅周辺に学校をつくろうと思ってんねん」

「その言葉には本当に驚きました。私たちにとっては、一筋の希望の光が見えたような気持ちになり、涙があふれました」

Tさんの保護者はそう言いました。


その後、Tさんは、学区外にある不登校児の居場所の活動に親子で参加したり、同じ学校の不登校のお子さんや、理解のある優しいクラスメートと遊んだり、作業療法士のサポートを受けたりする中で、少しずつ元気を取り戻されました。



そのような子どもの姿を見て、私たち自身も、

「子どもは適切な環境、支援があれば、元気になれる、きちんと学び合っていくんだ!」

そう確信しました。

教科型学習でなくても、好きなことに楽しく取り組むことで学習になる、と実感しています。


〜私たちの決意、そして挑戦〜

「今日は学校お休み?」

時として、声をかけられる何気ない言葉。そのような言葉にも子どもも保護者も傷つくことがあります。

他の不登校児さんに出会えていなかった時期は、「うちだけがこんなことになってしまった……」

とTさんの保護者はずっと落ち込んでいました。

孤独感と絶望感で保護者も抑うつ状態にもなり、育て方を間違えたのかと自分を責めてしまう日々……。

でも、こうした不登校のつらさ、苦しみを経験しているからこそ、できる支援がある、スタッフが教育、医療、福祉の専門家だからできることがある、と私たちは信じています。


我が子が不登校になり、親としてどうしていいかわからない時の、相談先、子どもと保護者が安心して利用できる社会資源になりたい!

つらい思いをする子ども、保護者を増やしたくない!

そのような想いでカンガルーハウスの設立を決意しました。

小林さんの「学校をつくろうと思ってる」の発言から約半年後、小林さんが子ども食堂などの活動をしている「ハイ・どうぞ」の2軒隣の古い京町家が賃貸物件となったことから、借りることを決心し、2023年11月に賃貸契約を結びました。

当初はスタッフの貯金を切り崩しての改修工事、運営を考えていました。ですが、周りの応援者の「クラウドファンディングをすべき!その活動自体が社会への発信になり、みんなでカンガルーハウスを創っていくことになるから!」の声に後押しされ、こうしてクラウドファンディングに挑戦することにしました。


リターンについて

プロジェクトへのご支援に対して、私たちは感謝の気持ちを込めてさまざまなリターンをご用意しています。詳しい内容につきましては、リターン一覧をご覧ください。

《リターン内容》

◆ お礼のメール
◆ カンガルーハウスのロゴ入り缶バッジ
◆ ポストカード
◆ イベント・セミナー招待
◆ 絵本セレクト
◆ スタッフによる講演会講師依頼権
◆ 個人・企業スポンサー(施設内ポスターとホームページにお名前掲載)

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

見学や、個別相談はご支援の有無に関わらず、お気軽にご連絡頂けましたら幸いです。私たちが何かお力になれることがありましたら、ご連絡ください。


資金の使い道&スケジュール

カンガルーハウスとなる物件は、築年数不詳の2階建ての古い京町家です。しばらく空き家となっていたため、床が抜けていたり、階段が壊れたりしていました。耐震性や電気配線についても、安全性を向上させる工事が必要であることが判明しました。

子どもたちが安全に快適に過ごせるように、次のような改修にとりかかっています。

【主な改修内容】


【改修費用等】

・家屋改修工事費:430万円(正確な見積金額は上記工事で、4,306,555円です。快適できれいな環境にするために手を入れたい箇所はまだまだありますが、まずは「安全性向上」を第一に改修します。2階の畳の入れ替えは、これから見積もりを取ります。)
・備品費:120万円(エアコン、照明器具、冷蔵庫などの家電製品、机、椅子、棚、パソコン、学習用品、調理器具など)

以上の予算状況から、スタートアップの資金約550万円と考えておりますが、ファーストゴールを200万円として挑戦いたします。

不登校児のいる家庭はただでさえ精神的負担が大きいので、利用されるご家庭の経済的ご負担をできるだけ少なくしたいと思っております。皆さんからご支援頂くことで、メンバーの持ち出しを少しでも減らし、長期的に運営し、子どもたちの笑顔に貢献したいと思っています。

550万円の最終目標金額を達成しても公開終了まで活動は続けてまいります。ご支援頂きました資金で、タブレット端末、書籍、教材購入など、学びの環境のさらなる充実を図ります。子どもたちの校外体験学習(遠足や宿泊学習など)、特別学習(ゲスト講師を招いての学習)など、豊かな経験、学びにも還元させていただきます。家賃や光熱費にも充当させて頂けると、とても有難いです。(今のところ、スタッフはボランティアで支援させて頂く予定です)


【スケジュール】

2023年12月~2024年2月末: 改修工事
2024年3月: 備品購入、カンガルーハウス プレオープン
2024年3月31日: クラウドファンディング終了
2024年4月: カンガルーハウス オープン!準備の整ったリターンより実施してまいります

おおよそこのようなスケジュールで進めていく予定ですが、変更が生じる場合もありますので、ご了承ください。


【2023年11月 改修工事前の状況】


不登校児の現状・不登校児支援の現状

文部科学省による「令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によると、小・中学校における不登校児童生徒数は約30万人となっており、前年に比べて5万人以上の増加となっています。また、不登校児の約4割が学校内外の専門機関に相談しておらず、孤立しています。京都府内には不登校により長期欠席している小中学生が5,627名(令和4年度データ)いるとのことです。


学校に行けなくなると、本来は学校で得られる、教育(学び)の機会、友達との楽しい遊びの機会、遠足や運動会などの行事への参加の機会も奪われます。さらに不登校児の保護者は、子どもが不登校になってしまった不安、焦りなど、先の見えないトンネルに入ったような苦しみを感じることになります。低学年の不登校児の場合は、家で一人過ごさせるわけにもいかず、退職を強いられる保護者も少なくありません。

学校に行きづらさを感じる子どもは居場所がなく、他者との交流ができず、役割がなく、次第に孤独感をつのらせていきます。そのような状況では、自己肯定感が低下し、心を病むリスクが上昇します。

しかし、一人ひとりを理解しようとする支援者が、適切に本人をサポートし、安心できる環境であれば、子どもは持てる力を発揮することができます。周囲の理解があり、一人ひとりが尊重され、自分らしく過ごすことができる場があれば、QOL(Quality of Life:生活の質)の高い生活を送ることができることを、私たちはそれぞれの専門の立場で実感してきました。

現在、私たちが暮らす地域(京都市)においては、低学年の不登校児や、心身の調子に波のある児童の居場所はほとんどありません。その結果、そういった子どもたちは、引きこもってしまい、ますます心身の調子を崩してしまうという悪循環に陥ってしまいます。

※:京都市内で不登校児が公的に通える施設は、小学4年生からしか利用することができず、低学年の不登校児への支援がありません。


◆ 子どもたちが日中に安心して通える居場所が学区内にある
◆ 学校に行きづらさを感じている、同じような境遇の子どもたちが集う
◆ 苦しみを分かち合い、励まし合い、そして体験学習を通じて学び、成長し合う

こうして心のエネルギーを蓄え、自分らしく過ごせる場があれば、子どもたち、保護者の方たちも希望をいだくことができ、毎日を安心して楽しく過ごすことができます。

それが、私たちが目指す「カンガルーハウス」の姿です。


最後に

これまで私たちは、任意団体としての活動をしてきましたが、NPO法人化を目指して申請します。

法人名は「みらいのとびら」

今、どんなにつらく、先の見えない状況であっても、きっと明るい素敵な未来が待っています。その扉を一緒に探し、一緒に開くお手伝いができるように……。

法人名には、そんな「想い」を込めています。

カンガルーハウス開設という、私たちにとっての、大きな重い扉も、皆さまのご支援なくては開くことができません。これから出会う子どもたちのために、私たちカンガルーハウスのスタッフが大きな一歩を踏み出せるように、皆さまからの温かいご支援、応援をどうぞよろしくお願いいたします!!


プロジェクトメンバー(NPOの理事8名)紹介

年齢も性別も仕事も様々な仲間。学校に行きづらさを感じている子どもが安心して過ごせるフリースクールをつくりたい。そんな「想い」で集結した仲間です。下記のメンバー以外にも、元小学校教師や保育士などがスタッフとして運営に参画します。










1月1日に北陸で大きな地震が起こり、自分たちがこのクラウドファンディングを行うことに迷いも生じましたが、カンガルーハウスで支援を長く続けていくためにも、可能な範囲で、皆さまのご支援を賜れましたら幸いです。私たちは、私たちにできることを、ひとつひとつ、誠実に、真摯に、丁寧に行っていきます。

いま、困難な状況にある方が、少しでも心穏やかな時間が持てますように…。心身の健康が護られますように…。

貴重な時間を割いて頂き、最後までお読み頂き、ありがとうございました。


メールアドレス kangaroo.nijo@gmail.com
カンガルーハウスの利用を検討したい、支援の仕方がわからない…など、何かございましたらお気軽にご連絡ください。

カンガルーハウスHP
https://kangaroo-house.jimdosite.com/

X(旧Twitter)
https://twitter.com/kangaroo_house

Instagram
www.instagram.com/kangaroo.nijo/

最新の活動報告

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  • カンガルーハウスがオープンして5か月が経過しました。いつもお心を寄せて頂き、ありがとうございます。皆さまにご報告とお願いです。◆教育委員会のHPに掲載されました京都市教育委員会のHPに、不登校児童生徒の支援に係るフリースクール等民間団体の情報提供が掲載され、カンガルーハウスの情報も掲載して頂きました。必要とされる方に情報が届くことを願います。◆最近の活動の様子2学期が始まり、新しいお子さんがメンバーになられたり、体験に来られたりしています。まだ一日の利用者さんは1~4名という状況ですが、ゆったり、楽しく過ごしています。最近の活動の様子です。みんなで公園に行って、いっぱい身体を動かしたり…。「誰か押して~」「いいよ~。こわくなったら言ってな~」NPO法人チームふくしまの理事長の半田さんと、仲間の渋谷さんが、福島と広島から来て下さり、東日本大震災のお話、福島ひまわり里親プロジェクトのお話をして下さり、一緒にひまわりの種をうえました。素敵な大人、活動に触れることは、学びになり、心を豊かにしてくれます。絵本を楽しんだり…昼食に何を作るか話し合って、みんなで予算を考えながら買い物して、協力して作ったり…様々な活動を一緒にできる仲間がいることの喜びを感じています。あるお子さんが「カンガルーハウスが京都にあってよかった。めっちゃ楽しい!」と言ってくれました。主治医は「カンガルーハウスに出会えてよかったね。☆くんらしさを取り戻せて、元気になったね」と言って下さったそうです。それを聞いて涙が出ました。最近読んだ『「叱れば人は育つ」は幻想』(村中直人著、PHP新書、2024)という本の中で、「安心していられる場所でありながら、冒険モードがかき立てられる場所」の大切さが書かれていました。カンガルーハウスはそんな場所でありたいです。そして、冒険モードでない時には、仲間の存在を感じながら、ゆっくり休息して安らげる、カンガルーのポケットのような護られた場所でありたいです。◆皆さまにお願いですこのCAMPFIREのサイトに「カンガルーハウスにもう一度プロジェクト(クラウドファンディング)をやってほしい」に Yes と答えて下さっている方が15名もおられることに驚いています。ハートをクリックして下さった皆様のお気持ちが、とても嬉しいです。ありがとうございます。もし、応援したい!と思って下さる方がおられましたら、マンスリーサポーターになって頂くことをご検討頂けると、とても、とても有難いです。長野県は今年度から認証されたフリースクールに年間最大200万円の補助金を出していますが、京都にはそのような制度はありません。NPO法人が母体のフリースクールは、運営に苦慮しているところがほとんどではないかと思います。カンガルーハウス(NPO法人みらいのとびら)は現在、9名の方がマンスリーサポーターになって下さっています。今、スタッフは全員ボランティアでお手伝い頂いているのですが、その中のお一人に、来年度から常勤職員さんになって頂けたら…と夢みています。マンスリーサポートが月に10万円になると、その夢が叶いそうです。ご支援がそれ以上になると、利用料を軽減することができます。「本当は毎日来たいけど、お金がかかるから週に2回って言われているねん…」という声を子どもさんから聞くと、とても胸が痛みます。ごめんね…と思いながら、でも、赤字で…。運営を維持しないといけないので、泣く泣く利用料を設定させて頂いています。1年だけ毎月500円のご支援も、とても、とても有難いです。ご検討頂けましたら幸いです。マンスリーサポーターの皆さまには、マンスリーニュースを毎月メールでお送りさせて頂きます。こちらが、マンスリーサポーター申込のサイトになります。https://syncable.biz/associate/miraino-tobira/donate継続or単発寄付をお選び頂き、クレジットカードで決済して頂けます。 ご検討よろしくお願いいたします。Amazonでは「欲しいものリスト」を公開させて頂きました。https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/1INS21KC1RY9P?ref_=wl_shareもし、カンガルーハウスのハーフバースデー(10月10日)に向けて、贈り物を…と思って下さいましたら、リストを眺めて頂けると嬉しいです。◆9/29(日)オンラインセミナーの再告知9月29日(日)19~21時開催の、岸見一郎先生のオンラインセミナーも、参加者募集中です。有料にはなりますが、どなた様もご参加可能ですので、お申し込みをお待ちしています!ご関心を持たれそうなお仲間にもお伝え頂けると有難いです。(クラファンで【イベント・セミナー参加チケット】 でご支援下さった方々、ぜひチケットを使って下さいね! kangaroo.nijo@gmail.comに「チケット使用」と書いてメールを下さいね。)今回も長くなってしまってすみません…。8月31日に予定していたイベントは、ゆっくり台風のために、9月22日(日)に延期になりました。かき氷はなくなってしまいましたが(残念…!)、その他のイベントは行いますので、お近くの方はお立ち寄りくださいね。最後までお読みいただき、ありがとうございました。 もっと見る

  • 残暑お見舞い申し上げます。先日夜に、息子と二条城周回サイクリングに行くと、少しだけ秋の風を感じました。皆様にとって、2024年の夏はどんな夏でしたでしょうか。もうしばらく暑い日が続きますが、ご自愛ください。私はこの夏、NPO法人チームふくしまの代表理事とご縁を頂き(チームカンガルーの広島のSさんが繋いで下さいました)、福島市の子どもの居場所や、コミュニティフリッジ(無人子ども食堂)、恩送りのお互いさまチケットのお店、児童養護施設、障害者雇用率35%の会社(株式会社クラロン)の見学などをさせて頂きました。お互いさまチケットは、NPO法人チームふくしまの取り組みにモスバーガーが賛同され、今月から福島県内のモスバーガー全14店舗で導入されていました。モスバーガーに歩いて向かう途中、急に雨が降ってきたので、びしょ濡れに…。でも気持ちのいい雨でした。「京都のおばちゃん」から見知らぬ誰かに恩送りさせて頂きました。クラロンの会長は100歳で、今も現役でお仕事をされています。とってもお元気で、自然体で、温かくて、優しくて、人生を楽しんでおられて…。たくさんの言葉の宝物を頂き、とても勇気づけられました。「楽しむ」こと、「自然体」でいることの大切さを学ばせて頂きました。こんな風に年を重ねていきたいと思いました。福島でお会いする方、皆さんとても温かくて…、福島の支援者の想いと絆を感じました。カンガルーハウスをしていなかったら出会えていない方々とのご縁が広がっていて、本当に有難いです。☆☆☆☆☆さて、NPO法人みらいのとびら、第2回オンラインセミナーのご案内です。9月29日(日) オンラインセミナー(岸見一郎先生)カンガルーハウスのオープンに際し、特別エッセーをご寄稿下さった、岸見一郎先生をお招きし、オンラインセミナーを開催します。1時間のご講義をお願いさせて頂いたところ、岸見先生から、質疑応答もしたいです、と言って下さり、お言葉に甘えることに…!!岸見先生に直接質問させて頂ける貴重な機会ですし、ぜひ多くの皆さんにご参加頂き、「子どものために大人ができること」を一緒に考えられたらと思います。クラウドファンディングで、【イベント・セミナー参加チケット】 と【VIPコース】でご支援くださった皆様には改めてメールでご連絡させて頂きます。私は、20代のしんどかった時期に、岸見先生の書かれた『アドラー心理学入門 よりよい人間関係のために』に出会い、救われました。アドラー心理学を知り、生きやすくなりました。今も時々読み返し、指針としてます。今回はオンデマンド配信は行いませんので、リアルタイムで皆さんと「いま、ここ」を共有し、いい時間をともに過ごせたらと思います。お申込み、お待ちしております!!☆☆☆☆☆前回の活動報告でもお伝えしましたが、8月31日(土)にカンガルーハウスのある長屋3軒でイベントを行います。ご縁を頂いた、「無添加たこ焼き こはく」さんが、カンガルーハウスとイベントへの想いに賛同して下さり、本格的なかき氷を作りに来て下さいます。また、NPO理事の小林さんの高校時代の同級生で、工作が得意な方が、おもちゃ作りのワークショップをして下さいます。きっと、3軒とも楽しくあたたかい空間になると思います。カンガルーハウスのスタッフもいますので(もちろん私も)、施設内の様子だけでなく、スタッフの雰囲気も感じて頂けると思います。「カンガルーハウスが気になるけど、見学予約の連絡をして、わざわざ行くのはちょっとハードルを感じる…」というお子さんや保護者の方も、お気軽にお越し頂ければと思います。先日、教育委員会の方がカンガルーハウスに見学に来られました。たくさん意見交換ができ、有意義な時間でした。フリースクール運営者としての立場に加えて、不登校児保護者として感じていることもお話しさせて頂き、不覚にも、1年前のつらかった時期のことを思い出して、涙が出てしまい……。私の中に、まだ整理できていない気持ちがあると感じました。心の揺れがある、ということも、不登校児保護者の方々と想いを共有できる「強み」かもしれないと思い、保護者の皆さんとエンパワメントしあえたらと思います。カンガルーハウスでは、家族会も開催できればと思っています。学校に行きづらさを感じている子どもが一番つらいとは思うのですが、親も悩んだり、不安になったり、自責の念に駆られたり…つらかったです。特に、他の不登校児の保護者さんと出会うまでは…。学校に行きづらさを感じている子どもの親同士、色んな気持ちを共有し合って、励ましあえたらと思います。日程が決まりましたら、ご案内させて頂きます。いつも長文すみません。最後までお読み頂き、ありがとうございました! もっと見る

  • カンガルーハウスがオープンして3か月が経過しました。京都市立小学校の終業式は7月22日です。もうすぐ1学期が終わります。カンガルーハウスでは4月からの3か月間、料理したり、工作したり、科学実験したり、公園でいっぱい身体を動かしたり、Youtubeに動画を投稿したり…と、色んな活動をしてきました。5月に坪庭のプランターに植えた野菜の苗もぐんぐん育ち、立派なキュウリが収穫できました。今はまだ登録者が4名、体験中の方が2名という状況のカンガルーハウスです。子どもたちの想いがぶつかりトラブルになることもありますが、子どもたちの中で仲間意識が生まれていること、心身のエネルギーが充電されていることを感じます。「イライラする時は深呼吸したり、楽しいことを思い出すといいよ」と助言する姿。「僕、サルの研究者になりたいから、〇〇大学行きたいねん。」「僕は医者になりたいねん。一緒に〇〇大学行って、一緒に働けたらいいなぁ」「高校生になったら、ここ(カンガルーハウス)で一緒にアルバイトしよな」「時給いくらやろな」他者のことを気遣ったり、未来に目を向けられるようになったり、現実的なことを考えられたり…。子どもってすごいなぁと思います。先日、子ども4人、大人3人で京都市動物園に行きました。カンガルーハウスでの初めての遠足です。「なかよし教室」という、学校などの団体向けのプログラムにも申し込むことができ(小3男児くんが電話予約にチャレンジしました!)、キリンやライオンの骨格標本を触らせて頂き、目の位置の違いや歯の形の違いを実際に見て触って学ぶことができました。不登校になると、遠足など学校行事への参加も難しくなるので、カンガルーハウスで出会えた仲間と思い出作りができてよかったです。この写真は、「京町家えほん館むむむ」さんから本棚を譲って頂き、三条会商店街(京都市内で一番長い商店街です)を台車に載せて運んでいる場面です。みんなで力を合わせて無事にカンガルーハウスまで運び、本棚を設置することができました。花田さんが選書して下さった本たちが、この本棚で、子どもたちとの出会いを待っています。これは、ご近所のAさんからのお手紙です。インスタグラムで、「もう使われていないレゴが眠っていましたら、ご寄付頂けるととても有難いです 」と呼びかけさせて頂いたところ、投稿を見て下さったAさんが、レゴとLaQをお譲り下さいました!子どもたちは歓声をあげて大喜びでした。(日々の活動の様子はインスタグラム https://www.instagram.com/kangaroo.nijo で報告させて頂いておりますので、もしよろしければフォローしてみて下さい♪ )この写真↓は、ぜひ拡大してご覧になってください。なんと、刺繍なんです!グリーンの背景の部分も一目一目縫われています。6月に京都新聞の記事を見て下さったシニアの方が、カンガルーハウスのロゴを「とっても可愛い!刺繍したい!」と思って下さったそうで、時間をかけて制作して下さいました。ご迷惑かもしれませんが…もらって下さい、とカンガルーハウスに持って来て下さいました。迷惑だなんてとんでもない!!温かいお心がこもった素敵な作品を見て、すごーい!!とみんな大感激でした。6月末には、クラウドファンディングにご支援下さった、アメリカのL.A の教会(LCR)の若者たちが来日されました。大阪国際空港にお迎えに行き、ホテルまで同伴させて頂きました。異国の、しかも見ず知らずの施設へのご支援、本当に有難いです。ルーテル広島教会の立野先生がご縁を繋いで下さいました。直接お礼をお伝えしたかったので、LCRの皆さんにお会いできてとても嬉しかったです。皆さんと同じTシャツもプレゼントに頂きました。とてもとても嬉しいメッセージは、LCRのシニアのMarshaさんから。Every once in a while. Someone amazing comes into your life. (Here I am)ときどき、素晴らしい人があなたの人生にやってきます(ここにいます)Marshaさんは、来年カンガルーハウスに来たいと思って下さっているそうで、お会いできるのが今からとても楽しみです。これを読んで下さっているチームカンガルーの皆様は、私たちにとっての someone amazing です。私も、誰かにとっての someone amazing になれるように精進したいと思います。そんな話をカンガルーハウスの子どもたちに話していると、男子2人が、ロスはどこにあるのかを Google map で調べ、ロスに動物園はあるのかを検索し、「ロサンゼルス動物園ある!チケット買う!」と、クリックしそうになっていました。カンガルーハウスからロスに短期留学できるといいなぁと夢がふくらみます。日本各地、アメリカからのエール、ご支援は、私たちスタッフにとっても、子どもたちにとっても、とても、とても、心強いです。皆さまが、こうやって活動報告を読んで下さり、カンガルーハウスにお心を寄せて下さることが、とても有難く嬉しいです。ありがとうございます。少し先になりますが、8月31日に、カンガルーハウスのある京町家の長屋でイベントをします。ハイどうぞは、「二条に学校をつくろう!」と言って下さった小林さんの子ども食堂。ハイどうぞとカンガルーハウスの間の家が、以前は服屋さんだったのですが、今はレンタルスペースになっています。そこを借りて、3軒並びで子ども向けのイベントをします。先日ご縁を頂いた、たこ焼き&かき氷やさんが、カンガルーハウスにかき氷をつくりに来て下さることになりました。私も今から楽しみです!ぜひお近くの方は遊びにいらして下さいね。去年の今頃は、鬱々とした気持ちで1学期を終えようとしていました。個人懇談で、全教科の評価が斜線になっている通知票を初めて目の当たりにして、何とも言えない気持ちになったのが、随分昔のような気がします。1年後にこんな未来が待っているとは思ってもみませんでした。斜線でも大丈夫、そこには表れない色々な経験をカンガルーハウスでできているから…と親子で思うことができます。思うようにいかない日もあります。正直なところ、運営面などで不安になることもありますが、まずはスタッフが元気で、笑顔でいることを大切にし、子どもたちとの時間を積み重ねていきたいと思います。皆さまにとっても、2024年の夏が素敵な夏になりますように☆ もっと見る

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