皆さま、お元気でお過ごしでしょうか。前回の投稿から約5カ月が経ってしまいました。カンガルーハウスのスタッフは、今年度も子どもたちと元気に育ちあっています。活動の様子はInstagramで発信しておりますので、ご覧いただけると嬉しいです。https://www.instagram.com/kangaroo.nijoさて、年に4回の予定でオンラインセミナーをさせて頂くと申しておりましたが、2024年度は2回の開催でした(えほん館の花田睦子さん、アドラー心理学者の岸見一郎さん)。間が空いてしまいましたが、第3回オンラインセミナーを10月1日(水)19-20時に開催します。クラウドファンディングで、【イベント・セミナー参加チケット】 と【VIPコース】でご支援くださった皆様には改めてメールでご連絡させて頂きます。(無料でご参加頂けます)今回は参加費をカンパ制(お気持ち)とし、皆さんからのご寄付は、「お互いさまチケット」として、経済的理由でカンガルーハウスに来れないお子さまの利用料に充当させて頂こうと思います。講師は、福島市在住の半田真仁さんです。ソーシャルビジネスデザイナーとして、NPO法人チームふくしまの代表理事として、さまざまな社会の課題に取り組んでおられます。NPO法人チームふくしまについてはこちら、半田さんについては、こちらの記事をぜひご覧ください。白井はる奈は、昨夏、チームふくしまの活動を視察させて頂きました。その時の活動報告はこちらです。半田さんは、とっても頭の回転が早く(アイデアマン!)、リフレーミングが上手で、利他的で、ポジティブで、行動力のある方です。「恩送り」を体現しておられる方です。お話しさせて頂くたびに、気づきと学びがたくさんあり、元気を頂ける方です。ぜひ皆さんに、半田さんのお話を聴いていただきたく、企画しました。オンデマンド配信も行いますので、10/1(水)の夜にご都合がつかない方もぜひご連絡下さい。カンパはお気持ちで大丈夫です。500円×3人で、一人のお子さんが半日カンガルーハウスで活動して頂けます。(本当はカンガルーハウスに来たいんだけど、利用料がネックで足が遠のいておられるお子さんがおられます。これを機に、少しでも外に出て活動して頂けたら…と思っています)お仲間にも情報をシェアして頂けると嬉しいです。(いろんな意味で)力のある人が、恩送りをすることで、きっと社会はよくなっていくと信じています。そして、それはお互いさまで、私たちも助けて頂きながら、社会生活を営むことができています。フリースクールに公的な補助が頂けるように働きかけもしていきますが、子どもは成長していきます。今が大事です。未来を共に創っていけたらと思います。ぜひ、半田さんのお話を聴いていただきたいです。参加しようと思ってくださった方は、kangaroo.nijo@gmail.com にメールをください。振込口座とZoomアドレスをお伝えします。画面越しに皆さんにお会いできますのを楽しみにしています。よろしくお願いします!【参考資料】半田さんの講演動画https://www.youtube.com/watch?v=L8vOD_2WPVI白井が出場した、「第11回ひまわり甲子園全国大会2025」の動画https://youtu.be/XUkDFrSWIEg?si=5A1mIRsX-OM2r0WHその後、4月に冬の寒さを乗り越えたひまわりが開花しました。そのエピソードが、京都新聞(5月19日)「梵語」に掲載されました。
昨年4月10日にカンガルーハウスがオープンし、もうすぐ1年になります。安全安心を第一に、一人ひとりの子ども達に、「今日もいい一日だった」と思ってもらえるように…その想いで、ボランティアの皆さんに助けて頂きながら、毎日を積み重ねてきました。春、夏、秋、冬…そして、春。季節が一巡りしました。4月10日が京都市立小学校の始業式の日。その日から、カンガルーハウスの2年目もスタートします。開設にあたってのご支援、そして、1年間見守って下さり、ありがとうございました。保護者さんに「カンガルーハウスがあってよかった…」「親子で救われています」と言われると、開設してよかった…としみじみと思います。カンガルーハウスを利用しているお子さんの在籍校の担任の先生から、「〇〇くんがカンガルーハウスに行き始めてから、家庭訪問の時の彼の表情が変わってきました」「〇〇くんには全く会えないのですが、カンガルーハウスでの様子を聞けて、彼の変化を知れて嬉しいです。同世代の仲間と活動できていてよかったです」と言って頂いたり…ある1年生のお子さんは、不安が強くてお母様となかなか離れられなかったのですが、最近はお母さんがおられなくてもカンガルーハウスで過ごせるようになられました。「学校は不安なんだけど、なぜだかわからないけど、カンガルーハウスは安心して楽しく過ごせる!」と笑顔で話してくれました。少人数であること、異年齢で集っていること、「家」のような温かみのある空間、スタッフは活動を強いることなく子どもの主体性を大切にしていること、一人一人の子どもに合わせたちょうどよい挑戦感の活動を提供していること…などが安心感につながり、自己肯定感も高まっているように思います。お昼ご飯を一緒に作って食べたり公園でサッカーをしたり砂場で造形活動をしたりジュズダマでおそろいのブレスレットを作ったり理科がご専門の元校長先生に来て頂いて、ちりめんじゃこの中から生き物を見つけるワークをしたりイカやタコだけでなく、タツノオトシゴやカレイの赤ちゃんも発見!様々な作業活動を通して、子ども達は学び、成長しています。この絵は、息子が不登校初期に描いた絵です。学校が燃えてなくなればいいのに…と…遠くに行きたい、死にたいという息子…どうしてあげたらいいのかわからず、親子で苦しかったです。先の見えないトンネルにいるようで…どうしていいのか途方に暮れていました。今は、カンガルーハウスでお互いのことを「親友」と言い合える仲間ができ、〇〇くんと同じ大学に行きたい、と言えるまでになりました。未来に目を向けられるようになりました。子どもの持つ力を信じること、「安心」が何よりも大切であること、だからこそ物理的・人的「環境」がとても大切であること、学校だけが全てではないこと…。この1年で、実感を伴って心からそう思えるようになりました。最後にお願いです。開設当初、毎日利用者さんが10名来られたら、家賃などの固定費と最低限の人件費が捻出できると考え、利用料を設定しました。(1年目はスタッフ全員完全ボランティアで運営してきました)1年間運営してみて、子どもが10名カンガルーハウスに来ると、子どもにストレスがかかってしまうことがわかりました。子どもが8名の日があったのですが、あまり大きくはない京町家なので、窮屈感がありました。「カンガルーのポケットがぎゅうぎゅうやん」と子どもに言われました。安心して快適に過ごせるのは、多くても、6~7名かなと考えています。そうなると、人件費が捻出できず…。京都市はフリースクールに補助金がないので、皆さまのサポートが頼りです。京都市が運営している不登校の教室は、小学4年生からしか利用できず、事前の見学も受け入れていない…など、ハードルの高さがあります。本来は、不登校児童の支援も公的に行って頂きたいです。が、今は難しい。文部科学省は、「誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策」として、行政がNPOなどの民間団体に業務委託等をしていくイメージ図を公表していますが、京都はまだまだです。文部科学省HPよりフリースクールでの効果などを言語化していき、公的な支援が得られるように頑張っていきます。それまでの間、カンガルーハウスの応援団として運営をサポートして頂けると、とても心強く、有難いです。マンスリーサポーター(月に500円~)になることをご検討頂けましたら幸いです。私たちの目標は、固定費・人件費を国や自治体からサポートして頂き、フリースクールの利用料が、公立小学校と同様に無料になることです。それまでの間は、ご寄付でサポートして頂けると、とても有難いです。https://syncable.biz/associate/miraino-tobira/donate上記URLにアクセスして頂くと、継続寄付か単発寄付を選んで頂けます。カンガルーハウスを長く安定して運営していくために、ご検討よろしくお願いいたします。2025年度も、子ども達の今と未来の幸せのために努力してまいりますので、見守っていてください。新年度が始まり、皆さまそれぞれにお忙しいかと存じますが、お身体大切にお過ごしください。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
あけましておめでとうございます。2024年は、チームカンガルーの皆さまに大変お世話になり、ありがとうございました。年末にクラウドファンディングでご支援下さった皆様のお名前を見返し、多くの方がお心を寄せて下さった奇跡に改めて感謝感激しておりました。前回の活動報告で、Amazonのご寄付希望リストを公開させて頂きましたが、多くの方がサンタクロースさんになって下さり、全ての品物を受け取らせて頂きました。リストを見て類似品を下さった方もおられたので、取り下げた物もありますが、全ての品物をご寄付頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。ご寄付頂いたハンドベルで、『ジングルベル』を子どもたちが演奏しました。カンガルーハウスのYoutubeチャンネルにアップしましたので、ご覧ください♪https://youtube.com/shorts/tQTufsqy_AI?si=gfPfk8Ptf78c6v0d大晦日にはハンドベルの楽譜がAmazonから届きました。ありがとうございました!贈り主がどなたか書かれておらず…。贈って下さった方にお礼のメールを送らせて頂きたいので、この活動報告を見られましたら、kangaroo.nijo@gmail.com にご連絡頂けると嬉しいです。12月、音楽以外にも様々な活動をしました。京都新聞社さんに社会科見学に行かせて頂いたり、ご近所のカフェ(雨林舎さん)でホットケーキを焼かせて頂いたり…。公園での木登りもブームでした。山形から修学旅行の高校生6名が探求学習としてカンガルーハウスに見学に来られ、子どもたちがカンガルーハウスの特色を説明してくれました。「ここは一人一人を大事にしてくれる。話を聞いてくれる。安心できる。楽しい。」と言ってくれて感激しました…(涙)クリスマス会も楽しみました。ご寄付を下さった方がおられましたので、子どもたちのリクエストでスーパーでチキンなどを購入させて頂き、ケーキを手作りし、楽しい時間を過ごすことができました。↓セルフレジで、1年生にピっ!とさせてあげている上級生。優しいです。色んな力が育まれています。カンガルーハウスの子どもたちは、カンガルーハウスでの活動日を在籍校の出席日として認定して頂いています。カンガルーハウスでの活動の中で見られる一人一人の素敵な姿を学期ごとに報告書として在籍校に提出しています。2学期の終業式前に、子どもたちの担任の先生とお電話でお話しさせて頂きました。先生方からは嬉しいお言葉を頂き、これからも在籍校の先生方と連携して子どもたちをサポートしていきたい!と改めて思いました。まずは子どもたちの心の健康を護ることを一番に…。先日、息子と『はたらく細胞』という映画を見てきました。エンディングの主題歌の『50%』(Official髭男dism)という曲が心に響きました。*****後悔のないように 誰かに誇れるように 生きてみようだなんて 奮い立つのは良いけどストレスがあっても 耐え抜く事こそが美学だなんて言うなら ここで一息つこう競争の義務はない リングもコースもない だからこそ手にする幸せもあるんだろう*****白血球も赤血球もNK細胞も、それぞれの役割を担っています。「人はそれぞれちがう」得意なことも、好きなことも、苦手なことも、ストレス耐性も、感じ方も、表出の仕方も、一人一人違う。一人一人を理解し、やりたいことに取り組む中で色んな力が育まれるように、「できた!」「やりたい!」の好循環が起きるように、大人になることを楽しみにできるように、生きることを楽しめるように、色んな方と連携しながら子どもたちをサポートしていきたいと思います。そして、多様な学びをする子どもたちを理解して下さる大人が増えるように、ソーシャルアクションも行っていきたいです。加賀市は、「そろえる教育からのばす教育」への転換に本気で取り組んでおられます。https://www.city.kaga.ishikawa.jp/ed/10105.html加賀市教育長の島谷先生の講演会(2月2日開催)では、なぜそうする必要があるのか、どうされているのかを伺えると思います。昨年、姫路で開催された、島谷先生の講演会に参加し、「子ども観」「教育観」が変われば、学校は安心できる楽しい場になる!、日本の教育も必ず変わっていける!と確信しました。ぜひ多くの方に、島谷先生のご講演を聞いて頂きたいです。ぜひ、ぜひご参加ください!!お申し込みはこちらから↓https://peatix.com/event/41732622025年もよろしくお願いいたします!
少しご無沙汰しています。急に寒くなりましたが、皆さまお元気ですか。カンガルーハウスがオープンして、もうすぐ8か月…。今年もあと1か月となりました。登録者さんは10名となり、そのうち1名は今のところ完全に学校復帰され、2名も学校メインで、たまに充電のためにカンガルーハウスに来られるという状況です。色んな気持ちの日、体調の日があるため、当日朝も利用申し込みOKにしています。そのため、日によって利用者数に増減があり、子ども2~7名+スタッフ2~3名で活動しています。子ども7名になると、カンガルーハウスの人口密度が高くなり、ちょっとしんどいお子さんもおられて…。運営面を考えるとたくさん来て頂いた方がいいのですが、当初考えていた上限10名というのはちょっと多いかもしれないと考え始めています…。(そうなると、ますます赤字で…)活動内容やメンバーにもよりますが、子どもが安心して快適に過ごせる人数を考え、どのように人数調整をするか…考えたいと思います。そして、外に出るエネルギーのない不登校のお子さんもおられると思いますので、いつかはアウトリーチの不登校児支援もできれば…と夢みています。◆大文字山登山遠足11月10日には、佛教大学歴史学部教授の八木透先生が繋いで下さったご縁で、京都中ローターアクトクラブとロータリークラブの皆さんと合同で、大文字山登山に行ってきました。銀閣寺~火床(五山の送り火の「大」のところです)~山頂~南禅寺、という長距離コースでしたが、みんな頑張って歩きました。山頂からは、大阪のあべのハルカスや淡路島まで見えました。大文字山の山頂でローターアクト&ロータリークラブの皆さんはとても優しくて、いろんなお話をしながら…。色んな大人がいる、色んなお仕事があるということを知り、そして大人って楽しそう!色んな知識があると生きることが楽しくなる!豊かになる!と思えることは、とても大きな学びになりました。子どもたちは在籍校の遠足には行けなくても、カンガルーハウスのみんなで登山ができて、思い出に残る素敵な一日になりました。◆いばしょクリスマス会12月8日(日)に、中京区社会福祉協議会さん主催で、佛教大学二条キャンパスで「いばしょクリスマス会」を行います。できるだけハードルを低くして、多くのお子さん、保護者さんに、区内の子どもの居場所に繋がって頂こうという企画です。このチラシは中京区内の全ての小学校の全児童に配布されました。色んな居場所があるんだよ、ということがお子さん、保護者さんに伝わるといいなと思います。◆おとなもいい場所 クリスマスだGO!こちら↓は、12月22日(日)に、カンガルーハウスのある長屋の並び3軒で行うイベントの仮チラシです。子どもだけでなく、年齢問わず大人も楽しめるイベントになれば…と、社協さんと一緒に企画中です。ぜひ遊びにいらして下さい♪◆子どもにとっての幸せな教育を考える研修会(2月2日)2025年2月2日(日)に、私たちのNPO法人みらいのとびら、二条駅かいわいまちづくり実行委員会、京都府作業療法士会の共催で、加賀市教育長の島谷千春さんをお招きして研修会を開催します。加賀市は「BE THE PLAYER」をスローガンとして、そろえる教育からのばす教育へ、そんな教育を本気で目指しておられます。本日より広報&申込スタートとなりましたので、ぜひご参加頂けると嬉しいです!◆カンガルーハウスでの日常カンガルーハウスでは、料理、工作、動画撮影、楽器演奏、サッカー、ドッジボールなど…、主体的に「やりたい」ことをやりながら、一人一人のペースで成長し、元気を取り戻しています。徒歩1分の公園でドッジボールバンドを組んでクリスマスソングを練習中「カンガルーハウスに行き始めてから、子どもが元気になってきました」と保護者さんに言われると、とても嬉しいです。カンガルーハウスが、子どもたちにとって「行きたい!」と思える場所になっていることが嬉しいです。「学校に行きづらさを感じている」という同じ想いを持つ仲間が集うこと自体がピアカウンセリングになっています。そして、安心できる環境で好きな作業活動を行うことのチカラ、効果を実感しています。◆おねがいもうすぐクリスマス。もし、カンガルーハウスまで行けないけれど、カンガルーハウスの子どもたちへのサンタさんになろうかな…と思って下さる方がおられましたら、こちらのAmazon欲しいものリストを眺めて頂けると嬉しいです。https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/1INS21KC1RY9P?ref_=wl_shareマンスリーサポーターや単発ご寄付もご検討頂けると、とても有難いです。金額は自由に設定して頂けます。継続or単発寄付をお選び頂き、クレジットカードで決済して頂けます。https://syncable.biz/associate/miraino-tobira/donateご無理のない範囲で、ご検討よろしくお願いいたします。それから…子どもたちから、「お泊り会をしたい!」という声もあがっています。カンガルーハウスを利用されるお子さんは男子が多いのですが、ボランティアで一緒に銭湯に行ったり、カンガルーハウスに泊まってもいいよ!という男性の方、ご連絡頂けると嬉しいです。ボランティアで、動画編集(カットしたり繋いだり、字幕を入れたり…)を一緒にして下さる方、サッカーを教えて下さる方、宇宙の話、サル(動物)、哲学のお話をして下さる方もご連絡頂けると嬉しいです。単発で構いません。その他、「○○だったらできるよ~。話すよ~」というご連絡もお待ちしています!いつも活動報告を読んで頂き、カンガルーハウスにお心を寄せて頂き、ありがとうございます。今年もあと1か月となりましたが、皆さまお身体にお気をつけて、お過ごし下さい。
4月10日にカンガルーハウスがスタートし、本日10月10日でちょうど半年になりました。あっという間の6か月でした。現在登録者さんは7名になり、それぞれのペースで日々過ごしています。9月29日に開催した、岸見一郎先生のオンラインセミナーは、約40名の方にご参加頂きました。とても勇気づけられるセミナーでした。岸見先生に再度お力添え頂けることになりましたので、また企画させて頂きます。楽しみにお待ちくださいね!◆「栂尾公園ふれあいまつり」 ご報告10月6日(日)に、「栂尾公園ふれあいまつり」を開催しました。晴天に恵まれ、たくさんの方が来場されました。カンガルーハウスは、コイン落としとポストカード販売として出店しました。3人の子どもたちが、準備や接客を頑張ってくれました。コイン落としのルールを説明して、お金を受け取ったら「ありがとうございます」と伝え、お釣りの計算、受け渡しもしっかりとできて、コインがお皿に入ったら拍手をしたり鈴を鳴らして一緒に喜んで…。子どもたちの潜在能力の高さをすごく感じました。以前の子どもの姿を知っている方からは「すごく変わられましたね!表情が全然違う!」と言って頂きました。心のエネルギーがしっかりと充電されてきているのを感じます。環境の力、仲間の力、作業の力を感じます。時々店番を休憩してステージ発表を楽しむ、学校も学年も違う二人の後ろ姿に、じーんとしました。お祭りを終えて、子どもたちが「色んな人に喜んでもらえてよかった」「毎日お店をしている人は大変やなぁって思った」「同年代の子が苦手やったけど、楽しいから忘れてた」との感想を…。12月22日にはカンガルーハウスで、子どもも大人も楽しめるイベントを企画中です。そこでまた子どもたちに活躍してもらえたらと考えています。◆英語を楽しむ時間が始まりました9月から、カンガルーハウスでは週に1回の「英語を楽しむ時間」が始まりました。きっかけは、小2の女の子の「いつかハリーポッターに会いにイギリスに行きたいから、お小遣い貯めてるねん。英語がんばりたいねん」という言葉。アメリカ在住の友人(私の元同僚の作業療法士、S先生)に相談したところ、現地生まれで、英語、日本語、フランス語のトリリンガルの高校生の息子さん(D先生)がオンラインで先生をして下さることになりました。英語の絵本を読んでもらったり、「○○は英語でなんて言うの?」と尋ねて教えてもらったり、アメリカのドル札を見せてもらって、なんという大統領なのか教えてもらったり、楽しい時間を過ごしています。D先生のお母様のS先生がさりげなくサポートして下さり、子どもの呟きをうまくキャッチして楽しい時間になるように工夫し、次を楽しみにできるような関わりをして下さいます。小3男子くんは、「D先生に日本の歴史を知ってもらいたいから、大坂冬の陣についてプレゼンしてみる」と意気込み、パワーポイントで資料作成中です。教科ありきでの学びではなく、「○○したいから、○○する」ということで、色んなことを吸収している子どもたち。裁縫に興味を持ち、ミシンやってみたいと、ミシンにチャレンジする姿も…。◆おねがい前回の活動報告で、マンスリーサポーターをお願いさせて頂いたところ、新たに10名の方がマンスリーサポーターになって下さいました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。毎回お願いさせて頂くのも心苦しいのですが、NPOの理事会で話し合い、カンガルーハウスを続けていくために、何度でもお願いさせて頂こう、ということに…。(本当は早く、国や京都市にフリースクールへの補助金を出して頂きたいのですが…)毎月のご支援がとても、とても有難いです。単発のご寄付も、とても、とても有難いです。こちらが、マンスリーサポーター申込のサイトになります。金額は自由に設定して頂けます。https://syncable.biz/associate/miraino-tobira/donate継続or単発寄付をお選び頂き、クレジットカードで決済して頂けます。Amazonでは「欲しいものリスト」を公開させて頂きました。https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/1INS21KC1RY9P?ref_=wl_shareご無理のない範囲で、ご検討よろしくお願いいたします。今日は、料理の材料を買いにスーパーに行った後、新選組が好きな小3男子くんの提案で、壬生寺に寄り道を…。小4男子くんが「『カンガルーハウスで、たくさんのいい出会いがありますように』ってお願いしたよ」と(涙)カンガルーハウスを開設したからこそ、今利用されているお子さんたちに出会えました。カンガルーハウスには、色んな方が見学に来て下さったり、立ち寄って下さったり…。きっとこれからも、カンガルーハウスの子どもたちに、たくさんのいい出会いがあると思います。チームカンガルーの皆さま、ぜひ京都に来られた際には、カンガルーハウスにお立ち寄り頂けると嬉しいです。課題は色々ありますが、「場が安定するまで3年は必要」という、恩師の山根寛先生のお言葉を胸に、かけがえのない日々を積み重ねていきたいと思います。これからも、子どもたちのために頑張りますので、応援よろしくお願いいたします!!





