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大正時代鳥取に生きた少女詩人「 田中千鳥」に一目惚れ。没後百年を機に全国区へ!

田中千鳥は、大正時代 鳥取の浜辺の村に生まれ七歳半で夭折した少女詩人です。没後百年を機に彼女の詩を多くの人に広めたい―鳥取全県区へ!そして全国区へ。そのために2024年夏にむけて3つの企画に取り組みます。①「絵本『千鳥のうた』イラスト原画展」②「書道展」③「朗読会」。応援してください。

現在の支援総額

536,000

43%

目標金額は1,230,000円

支援者数

51

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/02/10に募集を開始し、 51人の支援により 536,000円の資金を集め、 2024/04/07に募集を終了しました

エンタメ領域特化型クラファン

手数料0円から実施可能。 企画からリターン配送まで、すべてお任せのプランもあります!

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現在の支援総額

536,000

43%達成

終了

目標金額1,230,000

支援者数51

このプロジェクトは、2024/02/10に募集を開始し、 51人の支援により 536,000円の資金を集め、 2024/04/07に募集を終了しました

田中千鳥は、大正時代 鳥取の浜辺の村に生まれ七歳半で夭折した少女詩人です。没後百年を機に彼女の詩を多くの人に広めたい―鳥取全県区へ!そして全国区へ。そのために2024年夏にむけて3つの企画に取り組みます。①「絵本『千鳥のうた』イラスト原画展」②「書道展」③「朗読会」。応援してください。

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プロジェクトの実行者について

初めまして
訪問有り難うございます。千鳥百年プロジェクトの山田哲夫です。
関西を拠点に50年余り映画の仕事をしてきました。50代で脳梗塞を患い、リハビリ過程で鳥取の少女詩人「田中千鳥」と出会い、一目惚れ。一読一発で持っていかれました。
以来20年「推し」活動を重ね、2016年仲間たちに呼びかけて「千鳥百年プロジェクト」を立ち上げました。

このプロジェクトで実現したいこと

田中千鳥の詩を多くの人に広めるため、鳥取全県区から全国区へと発信していきたいと思っています。彼女の詩を通じて、心に響く感動を共有し、彼女の才能と想いを後世に伝えていきたいと考えています。



2024年夏 3つの取り組み

2024年は千鳥没後百年の節目の年です。そこで千鳥を皆さんにもっと知っていただこうと、3つの活動に取り組みます。

① 絵本「千鳥のうた」イラスト原画展 
冬から春夏にかけて、鳥取県内8カ所で巡回展示します。

原画展ちらし表原画展ちらし裏

イラスト原画・「雨の日」

イラスト原画・「空」

イラスト原画・「しぜんのおんがく」

② 千鳥百年書道展 
2024年夏に鳥取市で開きます。若手書道家たちが千鳥の詩を書道書字にするイベントです。詩を手で象(かたど)ります。

新潟大の井戸田華子さん(当時4年)の書

③ 千鳥百年朗読会 
同じく2024年夏に鳥取市で行います。 地元朗読グループに呼びかける「詩の朗読会」です。詩を耳で読みます。

プロジェクト立ち上げの背景

田中千鳥って誰

チドリは大正6(1917)年鳥取県気高町浜村に生まれました。五歳で詩作を始め、大正13(1924)年七歳半でこの世を去ります。娘の死を悼んだ母・古代子は、生前に残した80篇あまりの自由詩・作文を『千鳥遺稿』に編み、自費出版しました。
彼女の詩が広まることなく忘れ去られるのはあまりにも残念です。我々は彼女の才能を再評価し、彼女の詩を多くの人々に知ってもらうべく、このプロジェクトを立ち上げました。

『千鳥遺稿』表紙

『千鳥遺稿』扉母:田中古代子(こよこ)

チドリの母・田中古代子(こよこ)もまた詩や小説を書く女性でした。鳥取県下初の女性新聞記者となり、女性解放運動に目覚めた大正時代の「新しい女」のひとりです。

千鳥の母・古代子

『千鳥遺稿』復刻

それから75年、地元気高町教育委員会と気高町文化協会が『千鳥遺稿』を復刻しました。その後 再々復刻版が何度も作られ(令和の)今に至ります。

千鳥遺稿 復刻版 2018世紀を超え、世代を超えて、千鳥の詩は読み継がれ、生き続けてきました。「千鳥百年プロジェクト」では、ホームページ『田中千鳥の世界』を作りFB等で発信を続けてきました。(HPではご遺族の許可を得て詩文のすべてを公開中)

知名度?

とはいえ、地元でもチドリはまだまだ知られていません。映画を作って鳥取で上映した時は100人のうち99人が知りませんでした。事情はいまも変わりません。それでも小さな少女の小さな詩に小さなバトンがつながり、小さなロングランが続いています。ふるさと浜村には千鳥を愛する人々の手で、「石碑」=ナミが作られました。

みすゞの妹?

チドリを金子みすゞの妹だと称する人もいます。同じ山陰、同じ大正時代‥けれど、少し違います。ハッキリと文学者としての志しを持っていたみすゞと比べ、チドリは無垢でした。嘘も計算もありません。身近な自然と向き合う素直さだけがあります。そこには広くて深い余韻・余白が拡がっています。

サポートも生まれています

次世代へのバトン

この世には出会うことなく埋もれ消えていくものが沢山あります。消えるに任せればよい‥そんな考えもあることでしょう。しかし、出会ったものが小さくともそのバトンをつなぐことも一つのあり方です。私たちにどこまで何が出来るかは分かりません。ただ、次なる百年を目指して次世代にバトンをつなぎたい、そんな思いで取り組みます。

日本海新聞 23.11.23

江戸川乱歩賞

おりしも2023年夏 米子出身TVアニメ『名探偵コナン』のシナリオライター三上幸四郎さんが書いた小説『蒼天の鳥』が第69回江戸川乱歩賞を受賞しました。チドリとその母・田中古代子が主人公の探偵となって活躍するミステリーです。授賞式で三上さんは「千鳥と古代子 二人の名前が広く語り継がれるきっかけになれば、うれしい」と語っています。

蒼天の鳥 表紙

応援メッセージ

「大正時代 鳥取にこんな母娘がいたことはもっともっと知られてもいいことです。」

撮影 森 清

☆三上幸四郎さん  【作家・シナリオライター 第69回江戸川乱歩賞受賞・米子市出身】


「千鳥の詩を通じて言葉の力・文芸のポテンシャルを再発見してもらえればうれしい。」

☆上村武男さん  【作家 水堂須佐男神社名誉宮司・尼崎市出身】

2006年6月 編集工房ノア 刊

「チドリに魅せられた私はオリジナル曲『彗星のように』を作り演奏しています。」

☆鈴江先子さん  【音楽家・オカリナ奏者・京都市出身】


これまでの活動と準備状況

映画

チドリ生誕百年の2017年には、映画『千鳥百年』 (監督:田中幸夫 HD 16:9/カラー/30分 )を自主制作しました。

絵本

翌2018年には20篇をセレクトし、絵本『千鳥のうた』(絵:アジコ 編集:門謙二郎 A5判/50頁)を出版しました。

絵本・『チドリのうた』表紙

現在、プロジェクトの実施に必要な資金を調達するためのクラウドファンディングを準備中です。詩の魅力を伝えるための広報活動や、絵本や書道展の企画も進めており、多くの人々に彼女の才能を知っていただけるように努力しています。


資金の使い道

目標金額は、123万円 です。

会場費(機材レンタル・会場展示パネル施工費等):35万円
キャスト・スタッフ活動費(旅費・宿泊・交通費等実費のみ):45万円
交通・通信・輸送費:20万円 
広告宣伝費(チラシポスター制作・デザイン・印刷費等):15万円
進行実費(打合せ等):8万円
など、プロジェクトの実現に必要な費用に充てられます。

募集方式について

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。また100%目標を達成したらネクストゴール180万円を目指します。

リターンについて

プロジェクトへの支援者には、以下のようなリターンをご提供いたします。
⓵「千鳥応援団認定証」を兼ねた《缶バッジ》
 直径57mm、カラー、マット仕上げ

②絵本『千鳥のうた』 
A5判、カラー、50ページの小冊子。20篇のカラーイラストと詩で絵本として構成。
③『千鳥百年』DVD 
 ●内容:心に響く写実的な詩文を残して7歳で亡くなった田中千鳥の心象に迫る自主制作映画 
 ●収録時間:カラー30分
 ●監督:田中幸夫 HD 16:9④オリジナルイラストサイン入り額縁 
 ●額縁サイズ:幅39.6cm×高29cm×奥行1.5cm
 ●額縁カラー:ライトブラウン
 ●イラストサイズ:A4

額装するイラストは次の5点からお選びいただけます。

⓵無題②雨の日

③ナミ④朝の月⑤けむり⑤千鳥の地元・浜村温泉宿泊2名1泊分のクーポン

詳細については支援者様に直接メッセージにてお伝えいたします。地元「文芸の小径」散策もできます。

有効期限:2024年12月末まで


実施スケジュール

プロジェクトの実施予定スケジュールは以下の通りです。
●2023年12月~2024年7月 絵本「千鳥のうた」イラスト原画展 
  2023/12/1~12/14 ちえの森ちづ図書館(八頭郡智頭町)
  2024/1/10~1/16 とりぎん文化会館フリースペース(鳥取市尚徳町)
  2024/1/19~2/9 鳥取短期大学図書館&学内スペース(倉吉市福庭)
  2024/2/13~3/3 米子市立図書館市民ギャラリー(米子市中町)
  2024/3/4~3/31 小吉文庫(米子市三籏町)
  2024/4/1~4/30 鳥取大学医学部附属病院外来ギャラリー(米子市西町)
  2024/5/15~6/12 鳥取県立図書館2F通路ギャラリー(鳥取市尚徳町)
  2024/6/24~7/5 わらべ館本館エントランスギャラリー(鳥取市西町)

●2024年4月7日23:59:59 クラウドファンディング終了

●2024年7月8月 千鳥百年書道展 鳥取市内のホールで

●2024年7月8月  千鳥百年朗読会 鳥取市内のホールで

●2024年7月~10月 リターン配送

最後に

最後までお目通しいただき、有り難うございます。田中千鳥の詩を多くの人に広めるため、このクラウドファンディングプロジェクトを立ち上げました。皆様の温かいご支援をいただければ幸いです。詩の力が多くの人々の心に届き、千鳥の詩が新たな命を宿らせることを願っています。どうか、応援よろしくお願いいたします。

最新の活動報告

もっと見る
  • 来たる9月12日(木)から17日(火)まで鳥取市のギャラリーそら(栄町)さんで、「書道展」を開きます。鳥取書道連盟さんとの共同主催です。待望のチラシとDMが出来上がりました。題字は、柴山抱海師の筆です。週末には朗読会も二つ準備中です。近隣の方 遠来の方 来場お待ちします。 もっと見る

  • 漆原正雄さん(千鳥百年プロジェクト メンバー)の創作童話【朝の月】(「田中千鳥の世界 没後百年とこれから」第7回)が2024年7月21日 日本海新聞文化欄に載りました。千鳥の詩群の中でもとりわけ人気の高い一編を、地元鳥取の詩人漆原正雄さんが母と子の対話に仕立てました。最終行「月のゆくへは わからない」の余韻の深さ、余白の広さ。「百年後にも詩は届き」という見出しコピーの射程‥‥波打ち際から寄せては返す波の音がしずかにはるかに聞こえてきます。 もっと見る

  • 2024年6月29日、鳥取市「わらべ館」エントランスホールで開催しました。立ち見も出る盛況で、日本海新聞に記事が載りました。地元ゆかりの逢坂小学校の一年生から六年生までの皆さん、有り難う!お疲れさまでした。わらべ館では、引き続き 7月5日(金)までイラスト原画展が続きます。 もっと見る

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