みなさん、こんばんわ。黒川です。突然ですが、私は京都出身です。京都は建物の高さが決まっていたり、色が決まっていたり、決まりが色々とあります。東京は高いビルが沢山あり、ここに誰かが住んだり、働いたりしているんだなぁと思うと、田舎者からすると「東京すげー」ってなります笑こんなに大きなビルがたくさんあって、たくさん人がいるという事は、自分なんて本当にちっぽけだなぁと感じる事が多々あります。でも、そんな都会の中でもがきながら生きてる。そんなことを思ったりします。私は東京で生きています。もがきながら生きています。ちっぽけだけど、存在しています。どこかに必ず自分の居場所があります。どうか、誰もにありのままの自分でいられる場所がありますように。
映画製作 の付いた活動報告
こんばんわ。黒川です!みなさま、ご支援頂き、ありがとうございます。今日は撮影の時にお世話になったロケ先のお話をしようかなと思います。撮影場所もスタジオを借りたりするとお金がかかります。なので、自主映画のような小さな規模のものは、撮影場所もどなたか知り合いにご協力を頂き、貸して頂いたり、小道具などもお借りしたりする事があります。今回の撮影でも重要な場所をお借りしました。周りのみなさんのお力のおかげで映画は出来上がりました。上映もそうです。観てもらう人がいないと映画は成り立ちません。1人でも多くの方に来て頂き、作品を観てもらえたら嬉しいです。そのために、発信し続けます。どうか、沢山の方に見てもらえますように。そして、あなたの人生の中のほんの少しでいいです。映画を通して、何かを考えるきっかけになりますように。
こんばんわ。黒川です。この日は初めてのロケハンでした。ロケハンとは、撮影場所の下見で、どんなふうに俳優が動き、どこから撮るか、画を考えます。大きな映画に比べるととても小さい座ぐみではあります。しかし、スタッフ一人一人がこの作品に全力で向き合い、一つの作品を作っていく。それは作品の座ぐみの大小は関係ありません。自主映画は予算が潤沢ではない。もちろん予算はあった方がいいんですけど・・・。だけど、その中でできる事を考える。自主映画と呼ばれるものは、作るだけでも、とても難しいのです。それはお金もそうですが、同じ気持ちの志を持った仲間と巡り会えるかや、公開した後にどれだけスタッフに還元できるかなど、さまざまな思いを抱えて作品を作っています。作ることも大変ですが、作った後はもっともっと大変です。そもそも短編映画を映画館で上映すること自体がとてもハードルが高いのです。映画館で上映できる喜びはありますが、お客さんに見てもらえて初めて評価される。お客さんが入らないと、次回作を作ってももう上映してもらえないかもしれない・・・という怖さも同時にあります。そんな不安もありますが、気持ちを届けたい!その一心で今は進んでいます。ご支援いただいたみなさま、ありがとうございます!最後まで一緒に伴走して頂けると嬉しいです。やるぞ!!
こんばんわ。黒川です。みなさま、ご支援頂き、ありがとうございます!今日は演技指導について書こうと思います。合田さんが主人公に決まった時に、演技レッスンを何度か行いました。秋吉さんと3人で台本を読み、ここはこういう気持ちですとか、逆にこれを読んでどういう気持ちになりますか?とか、役作りも一緒に行いました。でも、私の中では翔太という役よりも、合田さんでいて欲しいとお願いしました。それは彼がこの作品の中で生きる事が、作品のためになると思ったからです。このセリフを言ったら、合田さんはどんな気持ちになりますか?と聞き、セリフを変えたり、調整した部分がたくさんあります。秋吉さんと一緒に掛け合いで芝居をすることで、合田さんもこうしたい!とか、こういう気持ちになりますというのを感じることができたんじゃないかなと思います。お芝居はセリフを喋っている人も大切ですが、受け取る方はもっと大事だと私は思います。相手を受け入れること。それが良い芝居につながっていくのではないかなと。なんて偉そうなことを言いますが、とっても難しいです笑合田さんの素直さがお芝居にはたくさん反映されていると思います。そこも楽しみにしていてくださいね^^
こんばんわ。黒川です。オーディションの時の事を少し書こうと思います。去年の今頃・・・X(旧ツイッター)にて役柄を募集しました。トランスジェンダー役をトランスジェンダー当事者にお願いしたくて、一般公募をしました。初めは応募が来るのか不安でしたが、15名ほどの当事者の方からエントリーを頂きました。そして今回決めていたのは、演技未経験でもいいという点。それは、芝居力の問題ではなく、人としてこの作品に関わって欲しいと思ったからです。オーディションの際に全てのトランスジェンダーの方から、過去に辛かった話や嬉しかった話を聞きました。カミングアウトやご両親のお話まで。もちろん、了解を得てお聞きしました。その人の人となりがわかるように、色々なお話をさせて頂きました。それぞれの人生があり、それぞれのドラマがあり、そこには間違いなく懸命に生きている人がいると思いました。そして、やはり当事者にしかわからないこともたくさんありました。そこで改めて当事者でやる意味を感じました。そのほかの役も、オファーをかけた方もいますが、基本的にはオーディションを行い決定しました。合計500名ほどの方から応募を頂き、びっくりしました。書類の中から選ぶのはとても大変でしたが、皆さんのお芝居がとても素敵で、最後の最後まで秋吉さんとたくさん悩みました。オーディションではたくさんの方と出会うことができ、本当に良い機会でした。そして、選ばせて頂いた役者さんはみんな真摯に作品と向き合って下さり、良い作品になりました。そんな作品をぜひ劇場でご覧頂きたい。劇場でお待ちしています。