卵の直径を確認。600㎛(0.6㎜)より大きいほうが良いようです。
#一般社団法人鯖協会 の付いた活動報告
サバ完全養殖実用化研究の最初は、「採卵」。ママサバから卵をいただくことです。昨夜、昨年度まで別々に行っていた2つの研究機関の研究者たちが、さばイバル・プロジェクトの下、共同で採卵を行いました。昨年までと大きく違うのは、県外の研究協力機関のアドバイスも取り入れ、雌ごとに卵の質(未熟や過熟でないか)、また大きさ(大きい方が良い赤ちゃんサバが孵化しやすい)を見極めて、ママになるサバを選ぶという点です。また、それぞれのサバにタグをつけ、番号で識別できるようにし、生まれた卵と対照させてしっかりデータを取っていきます。これも、今年から始めたこと。これで、より強く元気な赤ちゃんが産まれることを期待しています。昨夜選ばれた、ママ候補のサバたち。これから、経過をお知らせしていきます。
今朝、私たちサバ関係者にとっては記念すべき、38人め(サバ人め)の方からご支援ををいただきました!本当にありがとうございます、ご支援くださった皆さま、あらためて本当にありがとうございます。熱い想いをいただいて、地球沸騰化に負けないサバを育てていきます!
続いて、「小浜よっぱらいサバの笹漬」。こちらは、一般的には、小鯛(小型のレンコ鯛)を、塩と酢で締め、ささの葉を入れ、杉の木の小さな樽に詰めて作られる、小浜市の名物。それを、小浜よっぱらいサバで試作していただいたものです。普通のしめ鯖を、杉の木の樽で熟成させる感じです。合わせるとすれば、当然日本酒しか勝たん状態になります。これも、リターンでお送りするサバフィーレに作り方書いて添えたいところですが、しめ鯖にするより先は、そもそも杉の木の小樽がいるので、あかんか。しめ鯖は美味しく召し上がっていただけるよう、レシピお付けしますね!
リターンのセットの中に込めさせていただいている、小浜市在住の画家、藤田京子先生をご紹介します。福井県の小浜にお住まいになってから、28年。主に小浜の魚、花々を中心に描かれてきました。小浜市や周辺の町々だけでなく、東京銀座でも個展を開かれるなど、活躍の場を広げられています。米寿を迎えておられるのですが、実に若々しく溌剌としておられます。元々、NHKのプロデューサーをなさっていまして、その後テキサス州の大学で研究職を得られたご主人とともに渡米され、帰国後は東京にお住まいになり、なんとその時期には銀座でケーキ職人としても活躍なさいました。そして、ご主人の赴任先の福井県立大学のある小浜に移られ今に至っております。今は、ご主人を天に送られておひとりですが、出かけない日、誰とも会わない日が皆無という毎日。絵をはじめとして、書など、興味の赴くなにもかもにチャレンジしつづけることが、活き活きとした日々の秘訣だなと思わされます。僕(横山)は、株式会社わかさかな社長にして福井県立大学名誉教授(水産)の、青海忠久先生にご紹介いただき、お目にかかりました。初めて先生の魚の絵を拝見したとき、「めっちゃ美味しそう…」と、思わずため息が出ました(笑)それを藤田先生が、「最高の誉め言葉ですね」とおっしゃってくださったのを思い出します。今回は、支援してくださる方へのリターンとして、絵葉書をご提供いただくと共に、Tシャツのデザインに取り組んでくださっています。そして、貴重な原画もご提供くださいます。先生が描かれた絵をとおして、皆さまに、僕たちとサバが暮らす若狭小浜の空気を味わっていただきたく、リターンの中に加えさせていただきました!ところで、Tシャツは、今絶賛デザイン中です。Tシャツができるまでをこの活動報告に投稿していきますので、ぜひご覧ください!