2024/06/10 19:00
志賀理和氣神社鎮守の杜再生プロジェクトにご支援くださり心より御礼申し上げます。
こちらは旧社務所の窓から飛び込んできたオニヤンマのような大きなとんぼ(正しくは不明)です。
自然光にかざすと、「翅脈(しみゃく)」という翅に巡らされた筋が見事です。この翅脈が骨格の役目を果たし、翅の凹凸が小さな空気の渦を生むことで、空気の流れを敏感に捉えることができるそうです。とんぼの飛行能力は昆虫界屈指と言われ、巧みな飛行能力から日本では古来より「勝ち虫」と呼ばれ戦国武将にも大切にされてきました。
とんぼは水辺で育ちますが、主な食べ物は飛行する虫で、基本的に飛びながら狩りをし、餌をとります。以前の境内ではよく見かけたとんぼも、木々がなく、餌となる虫がほとんどいなくなってしまった現在の境内では全く見かけなくなってしまいました。
挑戦期間は残すところあと10日となりました。生命の循環が豊かに巡る森の再建のため、どうか皆様のご支援をよろしくお願いいたします。