こんにちは。いつもCBBを応援頂きありがとうございます。
CBBメンバーの法政大学2年高木健太です。
今日は今年の春渡航で行ったスクール建設での出来事についてご報告します。
「農村に語学学校を建て、より持続的な支援をしたい。」
「教育格差のあるこのカンボジアで、一人でも多くの子どもたちに教育の機会を提供したい。」
CBBスクールプロジェクトが始まったときからの僕たちの願い、それは「農村でのCBBスクール建設」でした。
2回開校に失敗し、パーブ校も閉鎖。挑戦と失敗を繰り返してきたスクールプロジェクト。
しかし、今年の春、その願いが3年越しに実現し、コンポンチャム州バティエイ群チュンプレイ地区の現地スタッフの家を利用し、固定費(家賃)のかからない土地に、CBBスクール建設を行いました。
全部が0からだったスクール建設。
始めたときは、骨組みしかできてなくホントに完成するのか目を疑っていた僕。
最初に見たのは、大きな土地に生え茂る草々、そしてそこにポツンと建っていたワラの小屋。
「こんなところにCBBスクールを・・・?」
僕の不安をよそに、カンボジア人の作業員、現地スタッフ、CBBメンバー、そして近所の大人や子どもたちまでをも巻き込んで、スクールはみるみる内に現在のスクールへと出来上がっていきました。
(スクールの土台。コンクリートでできています。)
僕の思い出
僕の一番の思い出は「現地スタッフであるソムナンと森に竹を切りに行ったこと」。
森についたら早速ソムナンから斧を渡され、まさかとは思いましたがソムナンは斧で竹を切り始めました。カンボジアでの作業は基本手作業なのだとここで実感。
僕も斧で竹を切り始めましたが僕がやっと竹を1本切ったころにはソムナンは4~5本切っていました。カンボジア人は器用で筋力がすごいなと思いました。
負けず嫌いな僕はカンボジア人よりも竹を早く切りたいという謎のライバル心が生まれ竹を切ることに熱中し、帰るころにはカンボジア人よりも早く切れるようになれたのは、少し誇らしい僕の自慢です。(笑)
その切った竹はスクールの屋根や柵に使われ、遊具にも変身しました。
(こちらはタイヤの遊具。色は子どもたちと塗りました。)
ソムナンと竹を切ったり、子どもたちとペンキを塗ったり。。
こうして、全員の力が合わさってCBBスクールチュンプレイ校は完成しました。
残念ながらスクールの開講式には出席できませんでしたが、子どもたちが一生懸命学べる環境、そして遊具で思いっきり遊ぶ憩いの場になってほしいと思います。