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こんにちは。CBBメンバー、法政大学3年の柳田和哉です。
僕は1年生の頃からCBBの渡航に参加し、カンボジアに訪れていました。
以前の記事で紹介されたソムナン君と一か月日本語教師として一緒に働いたこともあります。
本日は、僕とソムナン君の思い出をご紹介したいと思います。
(出会ったときのソムナン君。今より少し若いですね。)
CBBスクールでは、開校からずっと日本語、英語、韓国語が堪能なカンボジア人現地スタッフのソムナン君が、日本語、英語を教えてくれています。
現在は、現地駐在員の石出・堀江が彼と共に教えています。
現地スタッフソムナン君との二人三脚の毎日。
僕が一緒に教えていたときはCBBスクールは始まったばかり。
もちろん、私は日本語教育も、外国人とのコミュニケーションも教師もほとんど素人で、なにをどう教えたらよいのか、さっぱりわかりません。
ソムナン君とも、カタコトの日本語か(お互いに)カタコトの英語で授業の相談をするのですが、カタコトなので互いの考えが通じ合っているのかも怪しいです。
いざ授業が始まってみて、私がモジモジしていると、ソムナン君がクメール語(カンボジア語)でワーッと喋ります。
僕はもちろん現地語はわからないので、雰囲気でどんなことを話しているか察するのですが、突然笑い出したり、突然ソムナン君がスマホでyoutubeを見始めたり、突然授業が終わったりで、混乱してばかりでした。
いったい、生徒はどんな気持ちであの授業を受けていたのでしょうか。
僕には今でもよくわかりません。
それでも、数をこなしてゆくうちに、ソムナン君と共同の授業にも慣れ、教えるのも楽しくなってきました。
生徒も、なんだかんだで続けるうちに日本語が上手になっていて、新しく覚えた言葉でどんどん話しかけてくれます。
しかし一ヶ月はとても短く、調子が出てきたなと思ったらもう終わりでした。
僕がいて、一緒に教えたのは一ヶ月でしたが、ソムナン君は、それから1年半近くずっと日本語を教えています。
辞めてしまった生徒も、ずっと続けてくれている生徒もいたり、スクールの場所があっちこっちに移転したりして、彼にはたくさん苦労もかけていると思いますが、CBBスクールでの経験や出会いが、彼にとって、彼の将来にとってプラスになってくれればいいなあ、と思います。