こんばんはー
46日目の続きです。
チャンスが目の前に来た!
手を挙げた!
ここから、実際に産直運営をやるにはどうすればよいのかを考えます。
しかし、野菜の経験ゼロ!売り場を作ったこともない。ゼロイチをやった経験などない!
どうやったらできるかを考えて、考えて、考えて、、、、、、、、、、、、「何も分かりませんでした。」
なので、まずこのお話を紹介してくださった方と、某お店へと出向きました。
そして、どのようなものを求めていらっしゃるのかを、お聞きしました。
しかし、この時点で彼らが何を言っているのか全く理解ができませんでした。理解できない理由は、ビジネス会話がわからないことです。もちろん日本語なので、聞き取れるし、言っていることは分かります。しかし、この当時の私は、美容師あがり、人との距離を縮めるスキルはありましたが、ビジネスを成立させるためのスキルは全くありませんでした。
この時、同行してくれた方と、お店の担当者の会話の中に、何か奥に言わんとするものが隠れているのが伝わりました。おそらく、これが交渉とか、お互い有利に話を進めるテクニックがあったのかと今は思います。本当のところは分かりませんが、自分の社会人スキルの低さを痛感しました。
帰ってから、とにかくこのような運営経験のある方に教わろうと、大隅半島の物産館、道の駅の館長さん方にお話を聞きに行きました。まぁー少なくとも5人聴きに行って、5人が5人
「あんたじゃ無理だ!」
「女のやる仕事じゃない!」
とアドバイスをいただきました。
そっかぁーーーと少し納得もしたんです。でもでもでもでもでも
やっぱりやりたい!!!!!!やりたいんだもん!!!!!!
火が消えなかった。
そして6人目の農業経営をされている方に話を聞きに行きます。
この方も「やめときなさい」と諭してくれました。
そこから、話をくれた方がいろんな企業の窮地を建て直したことを聞いて、この方から学ぼうとこの方の事務所に通いゼロを1にするには?のお話を聞きました。
ここで、そうか!!と勇気をもらって、もう一度6人目の方(xさん)の元へ「産直のやり方を教えてください」と頼み込みました。そしたら、「こんな問題が起きたらどう対処する?」「こんな時?」と宿題をくれました。宿題を考えて数日後答えを持っていきます。このようなやり取りを半年くらい続けたかなぁー。半年宿題をやり続けていると、だんだん自分でもなんとかできる気になってきました。というか、私がやりたいのに、人を頼っているのがそもそもダメだと気づいて
「私、一人でやります」
「やりながら問題は解決します。」
「野菜の配送は、ESTIMAがあるからこれで野菜運びます。」
「売上の管理は、夜やります」(当時パソコンスキルもないので、手でノートに毎日書く覚悟)
などなど、腹を決めました。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。すると・・・・・・・・・・・・・・
「よし!なっちゃん、俺も一緒にやるが!」
と急に言ってくれたんです!!!!!!!目が点になりました。
ここからあとは、怒涛の4年間の始まりです。
ゼロを1にするには、相当な戦略と、仮説、想像力が必要です。
私には、そのようなスキルも頭もないから、全てxさんが考えてくれました。
私はというと、野菜のことが全く分からないから近くの青果市場に毎朝通って野菜の見方や旬、品種、相場などなど、ありとあらゆる野菜の知識を詰め込みます。
【ここで苦労したこと】
野菜の現場は男社会だということ。私のイメージは「野菜って可愛い」=「女性」かと思っていたら、全くの真逆!!!!!当時30-40名の仲買業者の内女性は1-3名だけ。
いやーーーー男社会も女社会並みにドロドロしていることに苦労したーーーーーー。
朝は、野菜の勉強、昼間は農家さん探し、夜は運営スタートに向けての準備
私は、この時に初めて「鶏が先か、卵が先か」のことわざを知った。本当にその通りだ!!!
続く。。。