12月3日、什物の修復が完了し光影堂様よりお納めいただきました。それぞれ過去の修復の際に当てられた補修を除去し、ほぼオリジナルの部分のみを残しています。汚れが除去された事により色がはっきりし、立体的になりました。十三仏秘密田夫愛染尊星曼荼羅春に修復後の特別公開を行う予定です。今後も100幅ほどの修復が必要であり、まだまだスタートを切ったばかりです。皆さまのご支援、応援により無事に第一弾の事業が完遂されましたこと、あらためて感謝申し上げます。ありがとうございました。今後ともご支援、応援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
10月10日に光影堂様にて仏画の修復状況について確認作業を行いました。星曼荼羅は下部の山の色がはっきりとし、各星の雲が浮き上がってきました。11月末の完成予定です。 十三仏は過去の欠損部分が除去されました。金で描かれた蓮弁がくっきりとし、それぞれのお顔もはっきりわかります。時代は南北朝~室町時代と考えられます。
9月11日に光影堂様にて仏画の修復状況について確認作業を行いました。何度もクリーニングが行われ、長年の汚れが除去されました。現在、裏側の肌裏紙を剥がしている途中となります。次回は10月に確認作業を行います。長年の汚れが除去されている様子釋迦三尊像の裏側 白い部分は欠損している箇所です星曼荼羅の裏側 汚れの除去によって雲などがはっきり明るくなってきています。
6月24日に光影堂様にて仏画の修復状況について確認作業を行いました。釈迦三尊仏、星曼荼羅、秘密田夫愛染尊については「竹紙」に描かれていることがわかりました。欠損している部分が多く、過去の修復にて加えられた塗料などを除去し、オリジナルに近い状態に戻した後に欠損部を補っていきます。汚れも除去し、全体的に今より明るくなるとの事です。次回は9月に確認作業を行います。