Mさん・今に不満があっても、どう動いたらいいかわかんないとかあるじゃん。で、結局何もせずに終わっちゃう。でもここで相談したら何か言ってくれる。何か動いてくれるし、提案してくれるじゃん。・ここがなかったら、1人で解決しようとして壊れてたんじゃない。・ここに寄るのは、ただ単にマックに行くとか、 どっかよそのレストランに行くのとは全然違うんだ。実家っぽい。Yさん・はこぶねは外に出るきっかけをくれた。・肯定的に受け入れてくれるからいい。・自分を見守ってくれる人たちがいて、自分を出せる場所。・応援してくれている。Rさん・話を聞いてくれる人がいる。これまではいなかった。・話をたくさん聞いてもらえるからストレスが減った。・18歳で自立する時、はこぶねがあったから助かった。若者たちにインタビューしたものをそのまま載せました。自分の気持ちを言語化することだけでも難しい若者たちです。今は25人の若者とつながっています。彼らと一緒にご飯を食べながらゆっくり話をしていると、いろいろ悩みが出てきます。これからも、「聴いてあげられる人」であり続けたいです。傾聴くださる方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度お越しください。いつでもお待ちしています。はこぶね代表大藪真樹
アフターケア の付いた活動報告
今回は「青梗菜のクリーム煮」これぞ、初めての味でした。というか、作った私もめったに作ることがなかったので(笑)ちょっとドキドキでしたけど。美味しく出来ましたよ。青梗菜は、賛助会員さんでもあり、前拠点を構えた3年前からお野菜を分けてくださっている方からの頂きものです。シャキシャキした青梗菜とベーコンを炒めて、牛乳と塩コショウ、ブイヨンをちょっと入れて作りました。若者たちは切って、炒めて、塩コショウをパッパッ。優しい味のスープはあっという間になくなっちゃいました。いつもカップ麺だとねー。こんな小さな体験ですが、いつか想い出の味になるかな〜。なるといいな~。という日もありました。些細な日常ですが、与えられてこなかった若者たちです。ぜひ、応援よろしくお願い致します。はこぶね代表大藪真樹
3年間助成をいただいた休眠預金助成事業の報告書作成のため、去年若者にインタビューした一部抜粋しました。インタビュー対象:18歳少女AQ:あなたにとってはこぶねとは?A: 素直に言っちゃえば、話しながらご飯食べられる。そういうの好き。人と話しながら食事するのはあまり好きじゃないけど、ここは施設で育っているじゃない。ある程度面識あってしゃべれるし、仲間意識がある。安心感がある。変に気を使わない。「あいつ、ああいう家庭らしいぜ」とか言わない安心感がある。気を使わない。正確に難ありの子もいるけど。ここは別の安心感がある。何しても、変な話怒られないじゃん。深い話しても引く人間いないじゃん。何話してもいいじゃん。友達とは別の安心感がある。知らない大人が来るたびににいるけど、変な安心感がある。安心できる場所、うちはね。彼氏と別れた時来たじゃん。すごい安心感あったよ。「安心感」が7回登場していますね。そう。安心していられる場所なんですねここ。守っていきたいです。ぜひ、一人でも多くの若者が安心していられる場所を応援してください。クラウドファンディング、残り一週間となりました。ご支援のほどよろしくお願いいたします。はこぶね代表大藪真樹
おはようございます。はこぶねで作る食べ物についてご紹介します。「手作りの〇〇」シリーズ今回は「コロッケ」基本的に、【おふくろの味】(昭和っぽいけど)を覚えていないというか、知らない若者。「手作りのコロッケを食べたことがない」という話を若者たちから聴いたフレンズさんの提案で、「じゃー作ろう」となりました。材料はシンプルに、挽肉、じゃがいも、玉ねぎ。材料を切るところからみんなで作業し、出来たコロッケを1つづつ揚げていきました。まあ、食べる食べる。「こんなに美味しいコロッケ初めて食べた」って。フレンズ冥利につきますね。コンビニ食やジャンクフードではなく、誰かが作ってくれた手作りのご飯から、少しでも愛情を感じてくれたら嬉しいです。そんな気持ちで手作りシリーズをやっています。次はどんなメニューかな?若者たちが集まると、ちょっとした料理もご馳走になります。これも日々の活動です。こんな些細な活動ですが、ぜひ、皆様のご支援とご協力をよろしくお願い致します。はこぶね代表大藪真樹
3月18日、メイプルイン幕張の研修室において行われた休眠預金活用事業の成果報告会で、はこぶねを代表して発表してきました。(写真は副代表のスヨン)「休眠預金活用事業」とは、10年以上取引のない預金(休眠預金)を、社会課題(子ども・若者支援がその一つ)の解決や民間公益活動の促進のために活用する制度をいいます。はこぶねは2021年6月から2024年1月までの3年間、この事業の実行団体でした。2020年の冬、はこぶね事業に行き詰まっていた代表の大藪と私(スヨン)は、関わっている若者たちにたくさんの大人が友達になってくれたらいいね、という思いから、天から降ってきたように「オトモダチ作戦」という言葉が二人の頭に文字化されたのを覚えています。(この作戦に関する詳細は、はこぶねのホームページをご覧いただけると幸いです。https://hakobune201705.net/otomodati-mission) 2021年から3年間、はこぶねが実践してきた「オトモダチ作戦」は、ボランティアを集めて、児童養護施設にいる小学生を対象にした遊びを月1回行い、定期的な訪問でボランティアの名前・顔を覚えてもらうのが狙いです。そして彼らが中高生になって、児童養護施設の外で行われるイベント(例えばBBQ)に招くことができたら、今度は居場所に来てもらい、もっとたくさんの大人のボランティアと時間を過ごし、社会に出るための備えをするというものです。 この間、若者25人が述べ数591回はこぶねの居場所を利用しており、その大部分の若者は困った時に愚痴が言える、信頼できる「オトモダチ」がいる状態に至りました。彼らは「オトモダチ作戦」の一連の過程を経験した若者です。一方、いまだ数名は「オトモダチ」と言える相手を持っていません。この数名は、当団体と10代後半になってから知りあった若者であり、何らかの理由で居場所の利用回数も少ないことがわかっています。このことから、「オトモダチ作戦」の成果には、若者と知り合った時期が影響を及ぼしていること、また居場所はこの活動において重要な要素の一つであるということを再確認することができました。 助成金が終わって今は、地域の方々の支えによって居場所が与えられ、事業を続けることができています。「居場所のリフォームプロジェクト」と名打ったクラウドファンディングを通して、社会の課題を一緒に解決していこうと賛同してくださる方々の存在を確認できることは何よりの幸いです。活動報告を通して、何がどのように変わっていくのかを見届けていただきたく、引き続きご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。