立体版上毛かるたである「みんなとつながる上毛かるた」ですが、三輪代表の作った木彫版は、美術作品としてもとても魅力があります。
立体面の造形のユニークさや、当事者ならではの、実際に触ってみてなんの札かわかるようにするための省略化(上毛かるたの絵柄をそのまま立体にするのでは情報量が多すぎてなんの札か逆にわからなくなってしまうのです)、また、漆で仕上げられた表面の美しさ、また株式会社ジンズさんの協力で、オリジナルの上毛かるたを立体面の裏がわに埋め込んであり、その対比も面白く、多面的な魅力があります。
また、読み札(下の写真の左側)も用意され、全部をセットとして収める立派なヒノキの箱のケース、その箱の蓋には三輪代表の字で、「みんなとつながる上毛かるた」の文字が踊っています。
今回のクラウドファンディングのリターンの一つは、この芸術作品としての「みんなとつながる上毛かるた」の読み札の裏・ケースの蓋の裏に支援してくれた会社や個人の方の名前を入れるというものです。これは、戦後すぐに上毛かるたが生まれた際に、多くの企業が支援し、その会社名を札の裏に入れたという歴史にちなんだものでもあります。
あなたの支援が、作品の一部になるのです。
この木彫版は、初版・改良版ともに美術館に寄贈予定で、群馬県の文化財として、末長く展覧、保存されていくことになります。
ぜひ、ご支援ください!