映画「手でふれてみる世界」の岡野晃子監督からご支援と応援メッセージをいただきました!
岡野監督には、先日の群馬県立館林美術館のヒューマンビーイング展の「手でふれてみる世界」上映にも来ていただき、三輪代表と楽しいトークもしていただき、さらにご支援と応援メッセージまで!本当に感謝の言葉が見つからないほど、ありがたく、勇気づけられます。
2月11日の活動報告にも書きましたが、映画「手でふれてみる世界」は、われわれにとって、深い学びに満ちた映画で、見えない人・見えにくい人たちと芸術を通じて世界を共有するヒントに満ちていました。またトークでも、岡野監督と三輪代表によって語られる触察についてや、ユニバーサル・ツーリズムなどについても今後のメノキの活動に刺激になることばかりでした。
その岡野晃子監督からのメッセージです。どうぞお読みください。
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群馬県民にとって身近な文化である「上毛かるた」。見える人、見えない人、すべての人がともに楽しめる改良版の制作と普及活動を行うというプロジェクトは、子どもの頃から、障害のある人もない人も共存するユニバーサルな社会に触れる、大切な活動です。群馬県民であり、自身も幼少期から「上毛かるた」に親しんできた彫刻家・三輪途道さんが土地の記憶と愛を込めて、改良版を制作しています。日々の暮らしのなかでその土地の文化に触れることを可能とする「上毛かるた」の普及が、社会の未来である子どもたちの健やかなアイデンティティを育むと信じ、応援します。岡野晃子(キュレーター・映画監督)
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