『夏休み 疎開・保養プロジェクト』
参加者さんから、またまたお手紙が届きました!!
心援隊のみなさんへ
お手紙が遅くなりすみません。
皆さんお元気ですか?
この度は夏の保養プロジェクトに参加させて頂き、ありがとうございました。
1週間、過ぎてみればあっという間で、
でも中身はと~っても濃くて、
1日が1週間の様なそんな時間の流れを感じました。
1歳の娘と、究極の偏食っ子をつれての初めての保養…
始まるまでは、色々な心配ばかりしていましたが、
心援隊のみなさんの心遣いのおかげで、
息子も娘も本当に楽しく元気に過ごせた1週間だったと思います。
5年前のあの日から、ずっとずっと心の底にあるモヤモヤとしたたくさんの想い…
いっぱい吐き出させてもらい、ありがとうございました!!
みんなが受け止めてくれたから、自分の思いや気持ちをつつみかくさず声を大にして言うことが出来ました。
5年前、あのタイミングで東京に戻っていなければ、
当時1歳だった息子は被ばくせずにすんだかもしれないと何度も後悔をして、
でも今ここにいなかったら、愛する娘にも出逢えなかったのかな…と、
今ある運命も何か意味があることなのだろうと思わずにはいられません。
2016年、この夏、
心援隊のみなさん含め、プロジェクトに携わってくださったたくさんの方々、
一緒に参加してくださった家族さん、皆、出会うべくして出会った、そんな気がしてなりません。
過ぎてしまったことをクヨクヨしてるヒマはない!!!
より良いほうへ、とにかく前に進むのみ。
皆さんと話をすることでたくさんの前向きなパワーをもらう事が出来ました。
息子は、大阪で仲良くしてもらったお友達の存在が忘れられず、
「大阪に引っ越そう!!」なんて言ってます。(笑)
子供の力はすごいです。
うちの息子は、どちらかというと内気で、ちょっと変わり者で、
友達の輪に入れないタイプ…と勝手に思い込んでいたのは親の私の方で…
実はとても社交性があって、本当は虫だって興味があるし、
昨日今日仲良くなったばかりのお友達とも、あんなに嬉しそうに笑い合っていた息子を見て、
この子なら、どこに行っても大丈夫と思えることが出来ました。
今回、私は、今なお続く放射能の影響が不安で、
子供たちの健康のために…と申し込みをさせてもらったプロジェクトでしたが、
原発のこと以外にも、子育てのこと、食育のこと、人生のこと、世の中のこと、
本当にいろいろな出来事について、たくさんのことを学ばせてもらいました。
事故がなければ、今でも原発の危険性や食の安全性、世の中の動きに目を向けることなく、
何も考えず毎日を過ごしていたと思います。
日々、当たり前のように飲んでいる水、きれいな空気、土、草木、
自然のすべてに改めて感謝をすることが出来たのも、ある意味、事故のおかげなんです。
今はまだ、子供たちに、原発事故のこと、放射能のこと、詳しく教えていませんが、
これから少しずつ伝えていきたいと思います。
感謝をすべき物事や、本当に大切なこと、いつもでも忘れない大人になってほしいから…。
これから先のことは、まだ具体的に、いつ、どこに、とは決まっていませんが、
私の気持ちはやっぱり“移住”が今一番の目標です。
私の旦那さんはとても地元愛が強い人で、“地元に仲間”がたくさんいる人です。
地元を持たずに生きてきた私にとってはとてもうらやましいなーと思うことの一つですが・・
そんな彼の周りでは、放射能が危険と声を上げる人が1人もいません。
これだけたくさんの仲間がいるのにもかかわらず、です。
私があの手この手で説明しても、移住となるとなかなか受け入れられない様子です…。
できれば、家族みんなで動きたい。
一度母子を経験しているからこそ、簡単に“離婚”の選択肢を出せないことが私の弱みです。
もう少し、時間はかかりそうですが、子供たちを守ることを絶対にあきらめない!!!
自分の思い描く未来を強く目指しながら、前向きに進みます。
また、何かあったり、くじけそうな時は相談させてくださいね。
“もちろん”良い報告がある時も聞いてください!!
私達にとって、子供たちにとっても、
心援隊の皆さんはファミリーです。
また事務所に遊びに行きます!!
それまで、皆さんお元気で
この度は本当にありがとうございました。
2016年8月 ○○
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たくさんのあふれる思いを、
紙いっぱいに綴ってくださいました。
ママの手紙にあるように、息子くんは、
最初はセミの抜け殻も怖がってたけど、
お友達と一緒になって、
抜け殻を集めたり、
カエルを捕まえたり、
バッタを捕まえたり。
とても嬉しそうに、
ママやスタッフたちに見せてくれました!
家族みんなにとって、
一番いい方法を見つけられるよう、
心援隊もフォローさせて頂ければと思います!
そして、子どもたちからのお手紙も!
ゆみさん くらげさん けろたん ちかちゃん
しんえんたいのすたっふのみなさんへ
○○より
たのしかったです
さらに、こんな力作も!
一生懸命作ってくれた様子を思い浮かべて、
嬉しくなってしまいました!
また、笑顔で再会できる日を
楽しみにしています♪