2024/02/22 10:30
本日紹介するのは、酒井佳紀さんの作品「やなに上がる花火」です。
ご存知にように、延岡の鮎やなは毎年10月下旬に架設されますが、12月初旬までしか見ることができません。県の漁業調整規則で架設期間が40日と限られているためです。
一方で、大瀬川で行われる「まつりのべおか」の花火大会は、コロナ禍前は7月下旬か8月上旬に開かれていました。その鮎やなとまつりの花火大会が奇跡的にコラボしたのが、2022年11月23日でした。
この年はまだ新型コロナウイルスの感染が続いていましたので、まつりのべおかの出会い神輿やばんば総踊りは中止されましたが、延岡市民を元気づけたいという実行委員会の皆さんの強い気持ちで、花火大会のみの実施が決まり、約6000発の花火が夜空を彩りました。
大瀬川の花火と鮎やな、後方に見える旭化成の巨大煙突。これこそ延岡という1枚ですね。