こんにちは!一般社団法人くちなし代表理事の杉原未来(スギハラミライ)です。
突然ですが、私は根っからの食道楽!!
私は美味しいものを食べて、美味しいお酒を飲んでいる時に1番幸せを感じます。
もとから高価なものにはあまり興味が無く、
(だって、壊れた時に悲しいし、最期にはあの世に持っていけないですからね。)
食べたり飲んだりという経験、会いたい時に会いたい人と会うこと、等を大切にしています。
「美味しいものを食べる、美味しいものを飲む」という幸せの根幹を支えてくれているのは、
紛れもなく、食材を提供して下さる「一次生産者」の方々。
農家さんには本当に頭が上がりません。
野菜や果物の生産は基本的に季節や天候に左右されます。上手く生産できるかは、時の運。
また、植物の生育には時間が必ずかかりますし、土づくりや収穫の手間もスキップすることは出来ません。
大学で農学部だった頃、農学部だけは研究室(いわゆるゼミ)への配属が他の学部より一年早かったことを思い出しました。
作物は基本的に一年に一度だけしか生産できないものです。卒業間近の4年生で配属された場合、失敗ができない状況になってしまうため大学3年生から研究室にいき早めに専門の勉強を始める、なんなら研究として作物を育て始めるということです。(確か、そうだったはず…。)
大変でしたが、自分たちの育てた野菜を食べたり、別の研究室からお裾分けいただいた果物を食べたりする時は、何物にも代えられないほど幸せでした。
そんな農業ですが、
現在、慢性的な担い手不足や離農者の増加で年々規模が縮小していく傾向にあります。
農家の方々が居なくなってしまったら、
現在の食料供給状況は簡単には戻ってきません。
農学部の生徒が一年早く研究室に配属されたことから分かる通り、
土地を肥えさせること、果樹が高く育つことには長い時間と手間がかかるからです。
そこで、私たち一般社団法人くちなしは、
少しでも農家さんが良い思いをするように活動を続けています。
農産物のロスが減る、お金が儲かる、より多くの人が農産物を食べて喜んでくれる、等の色々な良い思いをしてもらい、農家さん方の日々の努力が報われて欲しい。
私たちのクラファンをはじめとする様々な活動が、「生産を頑張ろう」と思ってもらえる「報い」そのものになれば幸いです。
さて、皆さんはどんな時に幸せを感じますか?