2024/04/27 09:08
在日コリアンの歴史と生活の様子、言葉や権利を獲得していく歩みを学ぶことは、朝鮮半島にルーツのある人々だけでなく、日本社会全体に利益をもたらす活動です。
差別とは個々人の「内面」や「気持ち」などではなく国家と社会にあること、避けるものではなく戦うものであること、その戦いは差別されている人間だけが行うものではないことといった重要なことを、安心して学べる場所が今の日本には必要とされています。
この博物館がそのような場所であることを喜ばしく思い、ここに賛同メッセージを寄せられることを嬉しく思います。
ヘルシンキ大学講師 朴沙羅