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静岡の新茶 それも「特別美味い新茶」を届けたい

店主自ら製茶工場へ赴き多くの荒茶を吟味し配合比率を組みあわせ ただ一つの火入れ機を使って 火入れ職人 ブレンド職人 と共に作り上げる「本物の特別美味い新 茶」

現在の支援総額

41,600

8%

目標金額は500,000円

支援者数

5

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/02/16に募集を開始し、 5人の支援により 41,600円の資金を集め、 2024/04/15に募集を終了しました

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現在の支援総額

41,600

8%達成

終了

目標金額500,000

支援者数5

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店主自ら製茶工場へ赴き多くの荒茶を吟味し配合比率を組みあわせ ただ一つの火入れ機を使って 火入れ職人 ブレンド職人 と共に作り上げる「本物の特別美味い新 茶」

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「牧ノ原のお茶」を仕上げてくれている「茶匠」と言われる職人達についてご紹介してみたいと思います。


茶舗 牧ノ原の深蒸し茶の工場は、静岡県島田市にあります。

その「仕上げ工場」では、どんな作業が行われているのか?

キーマンとなる2人の「職人」について書いていきますね。



まずは「火入れ職人」ローストマイスター!


牧ノ原の深蒸し茶には「青っぽさ」を引き出した「弱火」のお茶から「香ばしさ」を引き出した「強火」のお茶まで様々な特徴をもったお茶がありますが、その「火入れ」を担当するのがこの「職人」です。


工場には2種類の「火入れ機」があります。

上の画像の機械が「火入れ機」なんですが、これは「オチアイ式」と言われる電気式の火入れ機で、通称「オチアイ」と呼んでます。

カンタンにいってしまうと「電子レンジ」みたいなもので、電気的に熱を加えていく感じの機械ですね。


電気式と言うと「誰でもスイッチひとつでカンタン火入れ!」みたいなイメージを持たれるかもしれませんが、いやいやいや。(^_^;)

ボクもこの機械の操作をやらせてもらったことありますが、機械に投入する茶葉の量、スピード、そして温度のコントロールと、まぁ~簡単じゃありません。

さらに、この機械は3台あるんですが、それぞれ「クセ」みたいなものがあるので、それらを熟知したうえで「火入れ」を安定的に行い、目指す「味」に仕上げていくのはまさに「職人技」です。


こちらは、もう全国的にもここにしかないのでは?という直火式の「ヨコヤマ式火入れ機」。

通称「ヨコヤマ」です。

「電気式」になっている「ヨコヤマ式」のものはまだ現存しているようですが、画像の「重油バーナー」を使ったものは恐らくここにしかないと思います。


コーヒーに似ているかもしれませんが、やはり「直火」のローストは難しい分、味わいも深いです。


この機械では、とにかく「温度コントロール」が神業です。

それは、茶葉の量、水分、気温、湿度など様々な条件によって「同じ火入れ」が至難の技であること、それらを「感覚的」に判断しながらコントロールできるのは、現在では彼しかいません。


「電気式」は「中」から火が入るのに対して、「直火式」は「外」から火が入るイメージです。

この機械の使い分けができるのも、彼の「職人」としてのレベルの高さを表しています。



次に「ブレンド職人」ブレンドマイスター!


実は、味を作っていく上で、この「職人」の存在が一番の「要」なんです。

牧ノ原として仕上げたい「味」に対して、素材となる「荒茶」を吟味して、火を入れたらどんな味わいを引き出せるのかを「イメージ」しながら選び、組み合わせていきます。

ここにはもちろんボクも関わらせて貰っています。


お茶は植物であるが故、毎年同じ「味」になるわけがありませんし、価格とのバランスもあります。

一つの銘柄に対して、ブレンドする「荒茶」は、十数種類の時もあれば、数十種類に及ぶ時もあります。

単に多くの「荒茶」をブレンドすればいいってもんじゃありません。


「荒茶」の状態で色々飲んでいく中で「コレどう?使えそうじゃない?」とか「コレ牧ノ原っぽいねー」とかやり取りしてます。

さらに、ブレンドしてからまとめて火入れするのか、別々に火入れした後にブレンドするのか、「荒茶」の状態に合わせて温度帯をどの辺りにするのか、などなど、彼の感覚・センスなしでは仕上げられません。


お茶を仕上げていく中で、「感覚」とか「イメージ」の共有がかかせないのですが、そここそ一番難しいところで、ボクらの会話は一般の方々からは理解されないだろうな~と思います。(笑)

だって「もうちょっとPOPにしたいね~」とか「味が暗いね。明るさだそう!」とか「トンガリがあっていいね!」とか「これだと丸すぎるね。も少し角つけよう」とか、そんな感じのやりとりですから。。(笑)



そんなやり取りで解かり合えますし、しっかり目指した味わいに仕上げられるのは、彼らだからこそなんです!

どこのメーカーでもいい、誰でもいいって訳にはいかないんですねぇ~。


アタマの中のイメージを共有して具現化する。

具現化したものを更にアレンジしていく。


ひとつの「作品としてのお茶」を創り出すという意味では、お茶づくりはアートだとボクは思っています。

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