初めてのクラウドファンディングへの挑戦をあたたかく応援・ご支援してくださる皆様に心からの感謝を申し上げます。本当にありがとうございます!!/初めてのクラウドファンディング「魂が輝くワンピースを、伝統的な天然の藍染め「正藍染め」でつくり展示会を開く!!」終了まであと 3日 です!!\今回、リターンにも入れさせていただいた鯨のカーテンあの、まるで生きて泳いでいるかのような鯨さんを描いているのは、シルクスクリーン作家のone_cushionサトちゃん @satoshi0nodera です。マンションのガラスに手描きで。サトちゃんすごい。あの鯨さんは、′ano′ai の名刺にも使わせていただいてしまうほど私はサトちゃんの絵の大ファンで、愛に溢れたサトちゃんの大ファンなのです♡初めて、藍の布に刷ってもらった鯨さん。大切にしてます。′ano′ai は、ロゴマークがないまま活動してきていていつかつくりたいな、とずっと思っていたのですがなかなかピンと来る出会いはなく。。ある日、サトちゃんがロゴデザインもしていると聞いてついにお願いしたのです!サトちゃんサトちゃんどうもありがとうー!!!!!サトちゃんはイベント出店に制作に、とても多忙。そんな中、私の想いをたくさん聞いてくれて、ほとんど寝ずにデザインしてくれて、ほぼ完成してたところに私から追加の注文、、、それもどっしりと受け止めてくれて。。こんなに素敵な作品を生み出してくれました。「′ano′ai」のロゴ!!おっしゃれー!!しかもサトちゃんから直接、シルクスクリーンの刷り方を教えてもらうという幸せ。プロのお志事を目の当たりにして、自分の甘さがちょっと恥ずかしくなる。でも、私も頑張ろうって、改めて思えたそんな貴重な体験をさせていただきました。紫外線を当てるサトちゃん私にとって特別なこのロゴマークは、やはり、特別なワンピースに刷りたい!!「魂が輝くワンピース」に刷りたい♡サトちゃん、愛がいっぱいのロゴマークを、本当に本当にどうもありがとうございます!大切にします♡カディコットンにもプリントしてみました。カワイイ!!
私の初めてのクラウドファンディングの挑戦をあたたかく応援・ご支援してくださり本当にありがとうございます!/初めてのクラウドファンディング「魂が輝くワンピースを、伝統的な天然の藍染め「正藍染め」でつくり展示会を開く!!」終了まであと 5日 です!!\今日は、「灰」のお話です。正藍染めには、良い灰が必要です。発酵の藍にとっての良い灰とは、微生物の餌となるミネラルがたくさん含まれている堅木の灰です。堅木とは、広葉樹のこと。じっくりゆっくりと育つ、ナラやブナやケヤキなどを指します。正藍染めを続けるには、堅木の灰がたくさん必要になります。灰に天然の水を混ぜ合わせ、上澄み液をとります。これが灰汁(アク)です。溶液をアルカリ性にするためではなく、あくまでも藍の微生物の餌として、灰汁を入れます。良い灰汁をとるには、堅木の灰でなければいけません。昔は、灰は暮らしの中に必ずあるものでした。煮炊きをしても、暖をとっても、灰が出ました。灰は、料理や洗濯、掃除など、少量は家庭でも使いました。酒造りにも藍染めにも農業にも、灰はたくさん必要とされており、各家庭や銭湯から灰を買い集める「灰買い」という職業もありました。定期的に「灰市」が立ち、「灰問屋」もあったほど。灰は高級品で、宝物だったのです。江戸時代の「灰買い」今では、暮らしの中から灰が生まれることは少なくなり、灰はなかなか手に入れられなくなりました。(高級品ということはかわってないのかもww)我が家は薪ストーブを使うので灰が出ますがそれでも良質の灰をたくさん作るのは大変です。そこで、埼玉県の越生町にあるgallery & cafe 山猫軒さんにお願いして質の良い灰をたくさん分けていただきました。オーナーの南さんのセルフビルドの山小屋cafe山猫軒さんは、去年の春に ′ano′ai の初めての個展「あの、藍展」を2ヶ月間、開催させていただいたとっても素敵なお山の中の cafe です。2023「あの、藍展」@cafe&gallery山猫軒新緑、藤の花、柚子の花、、、大好きな越生のお山の日々変わってゆく色と香りに包まれながら大大大好きな山猫さんに通う日々が、本当に最幸に幸せでした。とても柔らかく優しくそして力強く大きなサポートをくださった山猫ご夫婦には感謝でいっぱいです。まわりに明かりがない。夜の山猫軒も素敵山猫さんご夫婦は、お米や野菜を育てたり、お庭で烏骨鶏の親子を育てていたり。山菜やキノコなど、お山の恵みも受け取って自然と調和して暮らしています。お山のお水でコーヒーを入れてくださいます。美味しい手作りのピザもいただけます。オーナーの南さんのセルフビルドの山小屋には、さまざまなアーティストの作品がたくさん展示されています。ドアも照明も建物自体も、全てが想いのこもった作品。麻紐で吊るされたキャンドル、壁の展示、立派な梁、全てに想いがある、アート作品そして、冬の間、この素敵な空間を温めてくれる薪ストーブも、アーティストの作品なのだそうです。(肝心な薪ストーブの写真がない。。みなさん、ぜひ実際に見に行ってみてください)代わりに、暖かくて眠たい猫さんの写真をどうぞ。木枠の窓の外雪の積もったお山を眺めながら編み物や縫い物に没頭したり本を読んだり誰かとおしゃべりをしてコーヒーを飲んでそんな幸せな時間を体の芯まで温めてくれた手作りの薪ストーブの中で燃えた広葉樹からできた幸せの灰。こんなに幸せな灰を使って、藍建てさせていただけることが本当に幸せです。木枠の窓から差し込む陽と、キャンドル正藍染めにはなくてはならない堅木の灰それを供給してくれる広葉樹の森は、正藍染めの存続だけでなく、私たちの生活を、地球を守ってくれています。ゆっくりじっくりと育つ広葉樹は大地にどっしりと深く根を張り、土砂崩れなどを防いでくれています。また、落ち葉でふかふかの地面は雨水を地下水としてたくさん取り込み私たちに豊かな水を与えてくれています。落ち葉が土になり、養分となり、それは川から海に届いて牡蠣や海藻の育ててくれる。全ては繋がっていてお互いに支え合って生きているのですね。福島県天栄村の美しい落葉広葉樹の森たくさんの学びをくれる藍に今日も触れられることがとても幸せです。ありがとうございます。*gallery & cafe 山猫軒(埼玉県越生町)@yamaneko_ogose
/初めてのクラウドファンディング「魂が輝くワンピースを、伝統的な天然の藍染め「正藍染め」でつくり展示会を開く!!」終了まであと 7日 です!!\こんにちは初めてのクラウドファンディングへの挑戦をあたたかく応援・ご支援してくださる皆様に心からの感謝を申し上げます。本当にありがとうございます!!ハワイ在住のアーティストである山崎美弥子さんからクラウドファンディングの応援として言葉にできないほど嬉しい贈り物が届いたのです。大好きな青のグラデーションの「海と空の絵」宅配のお兄さんから小さな箱を受け取り心当たりがないままひとまず開けてみよう、と、開けてみた時の心臓のドキドキはまだいつでも思い出せるくらい。まるで漫画みたいにハートマークがズキューン♡と飛び出しました。美弥子さんは、ハワイの離島で、1000年後の未来の風景を描いているアーティスト。自然体で生き方が美しくカッコよく地球を丸ごと包んでしまうくらい、大きな大きな愛の人です。いつもお会いすると暖かなハグでみんなを包み込んでくださる大好きな憧れの女性です。@miyakoyamazaki昨年の夏の終わりに開催された展示会のインスタレーションとして藍の布をとお声掛けいただきたくさんの素晴らしいアーティストの方々と共に夢のような時間を過ごさせていただきました。「DAWN kind of blue YAMAZAKIMIYAKO with / 360° 2023」この時に、アオ(ao) はハワイ語で「光」を意味する言葉だと教えていただきました。青ばかり毎日毎日染めてきた私は、光を染めていたんだと全ての命の真ん中にあるはずの忘れてしまった光を思い出そうとしていたんだとなんだかしっくりと納得したのでした。長いこと色々なことに悩みながら必死で生きてきた私ですがww自分の目の前に現れる現実は全て自分で選択していたと氣づき、自分の思考の癖に氣づき、私も「愛」を選択すると決めてひとつひとつ書き換えていきました。ひとつの見方を変えるたびに目の前の現実がひとつ変わっていくようなそんな体験がなんどもありました。世界をどのように見るかは自分で選べる。どんな世界で生きていたいかは自分で決められる。この展示会も、そうやって私の目の前に現れてくれた、神様からのプレゼントのような出来事でした。美弥子さんの展示会の最終日帰りの地下鉄の窓に映ったキラキラ嬉しそうな自分を見て氣付いたことがありメモを残しました。『あたたかなアオで満たされた私は、光だ。これを、この光を、この 私=光を思い出した感覚を茨城に、家に、持って帰ろう。もう忘れないようにしよう。そうして、どんどん世界を光らせよう。』自分自身が愛であり光であることで、周りの世界を愛して輝かせていくという生き方を美しい絵画で見せて教えて下さる美弥子さん。いつもいつも、本当にありがとうございます。送っていただいた「海と空の絵」は、10月の展示会でワンピースと一緒に展示させていただき来てくださった方にも見て感じていただきたいと思っています。〜「魂が輝くワンピース」展示会(仮)〜場所: Lemon cafe (埼玉県行田市)日時: 10月の新月から満月まで(詳細は後日)
/初めてのクラウドファンディング「魂が輝くワンピースを、伝統的な天然の藍染め「正藍染め」でつくり展示会を開く!!」終了まであと 8日 です!!\クラウドファンディングの挑戦をあたたかく応援・ご支援してくださる皆様に心から感謝を申し上げます。今日は、「魂が輝くワンピース」のお披露目のための展示会についてのお話です。サンプルの時点ですでに美しすぎるこのワンピースたち。生地、デザイン、縫製、染料、染め、、、このワンピースを作るために関わってくださっている素敵な方たちのそれぞれの美しいエネルギーがギュギュッと詰め込められた本当に素晴らしいワンピースができてきました。この美しいワンピースを、たくさんの方に見て、感じて、纏っていただきたくお披露目のための展示会を開きたいと思います!!なんとなんと、たっつけづくり講習会を開催させていただいている大好きなLemon cafe さんにて、開催させていただけることになりました!!お庭には大きなオリーブの木がいつも、たっつけ講習会のために朝伺うとまずオープン前のお店の、氣の整った澄んだ空間に心がスーッと洗われてオーナーのまゆみさんの美しいお志事に感動するのです。なるべく静かに準備をして私も参加者の皆さんをお迎えする準備をします。まゆみさんが整えてくださった聖域のようなお店で安心してくつろいで縫い物ができることが、本当に至福なのです。「lemon の奥のお部屋」そして、旬のお野菜をたっぷりと使った美味しくて優しい手料理からエネルギーをバシバシといただきます。お野菜もりもり!!まゆみさんの手作りごはん♡ドリンクにも、隅々にまでまゆみさんの愛♡自家製補ットジンジャーミルク♡食器もお花も可愛い♡お腹いっぱいになってカウンターの前の座りごごちの良い椅子に座ってのんびりチクチクしているとまるで映画のワンシーンかのような美しい時間が流れていきます。運命のような出逢いがあったり約束していないのに再会できたり不思議なシンクロが続いたりお腹を抱えて大笑いしたり。マイペースな時計さんこうして人は、元氣になるのだなぁ。ここはただの飲食店ではないすごいCafe なのです。集う方々も素敵な人ばかり。氣持ちの良いエネルギーが満ち満ちているところです。私も、こんなふうに美しくて楽しいお志事ができるようになりたいな。まゆみさんに密かに憧れている私です。「魂が輝くワンピース」を纏って空飛ぶまゆみさんそんな、大好きな Lemon cafe で展示会をさせていただけること本当に本当に夢みたいに嬉しいのです。〜「魂が輝くワンピース」お披露目のための展示会(仮)〜場所:Lemon cafe (埼玉県行田市)日時:10月の新月から満月(会期中お休みあり。詳細は後日)
おはようございます。私の初めてのクラウドファンディングへの挑戦を暖かく見守り、応援してくださり本当にありがとうございます。今年の藍建ても始まり、いよいよ忙しくなってきました。皆様に美しい藍の色をお届けできますように。今日は藍染めについて少しお話をしたいと思います。一言で「藍染め」と言ってもその中にはさまざまな染色方法があります。言葉もいろいろ。本建て、醗酵建て、割建て、混合建て、化学建て、本藍染め、正藍染め、合成藍、などなど。。。そもそも「藍を建てる」とは、発酵という手段を用いて水に溶けない藍を可溶性にして染液を作ることを言います。藍草(蓼藍)は、三〜四世紀(弥生〜古墳時代)に大陸から日本に持ち込まれましたが、初めは生葉染めが行われており、奈良時代ごろから太陽熱を利用した醗酵が始まったそう。蒅を作るようになったのは室町時代と言われています。藍草の中に藍の色のもとが含まれているのですが、それは微量であり、大量に染めるのは難しく、色がなくなれば染められなくなります。また、醗酵は微生物の力なので、管理も調整も簡単にはいきません。人々は、なんとかして藍の美しいブルーを布に留め身につけようと、長い長い年月を藍と対話し続けてきたのですね。江戸時代の街には藍染めの布が溢れていたと言います。紺屋もたくさんありました。′ano′aiがお借りしている紺屋の昔の様子。そして明治時代には、コールタール(石炭を得るときの副産物)から、藍と同じ成分が発見され、「合成藍」(化学藍、人造藍、インディゴピュアなどとも言います)が開発されました。これは、植物の藍と違い、雑物や栄養が入っていない100%藍の成分であり(つまり、ピュア、「純粋」なのですねww)、藍色を大量に素早く染めることを可能にしたのです。便利で安価な合成藍は日本中の紺屋にも広がり、藍農家や蒅の生産者は激減しました。戦時中に、腹の足しにならない藍の生産が禁止されたというのもありましたが。現在では、世界中の「藍染め」と呼ばれるもののほとんどが合成藍だそうです。そして、元々、藍の美しさや香り、機能性を気に入っていた日本人は合成藍の暗い紺色や臭いや色落ちするという使い勝手の悪さから、藍から離れていったのだそうです。では現在、少数派となってしまった「本藍染め」ですが、こちらも詳しく見ていくと以下のように呼び分けられます。植物を使った醗酵の藍建てをした液に、合成藍を混ぜる建て方を、「割建て(混合建て)」といいます。また醗酵建てにも、灰汁で醗酵させる「本建て」と、苛性ソーダや石灰などを使った「醗酵建て」があります。(化学的に見ると灰汁も苛性ソーダも石灰もアルカリだから同じだそう)そして発酵させて微生物が酸素を使うという働きを化学的に行うために、蒅に還元剤という化学物質を入れる方法が「化学建て」。(こちらも化学的には同じだそう)私が行うのは、灰汁で醗酵させる「本建て」ですが、「割建て」も「醗酵建て」も「化学建て」も化学的に見れば全て変わりはありません。原料に植物の藍からできた蒅を使っていれば、全て「本藍染め」と呼ばれ、染められた製品を見て識別するのは困難です。(使ってみれば少しはわかります。本建ては、色落ちしません。しかし、「色落ちこそが本物!と思っている人は少なくありません。トップ画像にある本『正藍染』にも、本藍染めは「手でこすると、藍色が肌に移りますし」「本藍染めの着物を着た場合は、半衿や足袋にもほのかな藍色を滲ませます」と「本藍染め」についての記述がありますが、「本建て」が色落ちしない事は書いてありません。知らないのです。)(『正藍染』泰流社 昭和52年発行)結局だいたい同じなら、なぜわざわざ大変でお金も時間もかかる「本建て」をするのか。それは、私が藍染めを化学的に見ていないから、なのだと今氣付きました。(今かい)藍は生きており、私にとって、いつもそばにいてくれる人のような存在です。いつもそばにいてくれる人には、美味しいものを食べさせてあげたいし、体に悪そうな食べものは極力避けたいし、長生きしてほしいし、暖かい部屋でゆっくりと眠ってもらいたい。そんな感じ。そんなふうに大切に染められた衣服を身に纏うことってとても幸せなことだなと思うのです。藍の溢れた江戸の人々は、とても幸せそうに満足そうにニコニコと笑っていたと聞きました。化学の進歩のおかげで今の生活は豊かになっているとも思うし、とても感謝しています。ただ、この世界には化学では計り知ることの出来ないことがまだまだたくさんあるのだと感じます。それを見て体験してみたいのです。