※2024/5/19 追記【250万円達成のお礼】
あと残り1日で250万円を達成いたしました!あたたかいメッセージを添えてご支援くださる皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。オーバーホール費用は500万円です。あと半分なんとか頑張ります。
クラウドファンディングは 2024/05/20 23:59:59 で終了です。
皆様のご支援は、100歳ピアノが再び美しい音色を奏で、未来へと繋がるための力となります!本当にありがとうございます!
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※2024/5/16 追記【目標金額達成のお礼】
おかげさまでネクストゴールの200万円を達成できました! ありがとうございました。終了まで残りわずかとなりましたが、たくさんの方の想いが詰まった『100歳ピアノ』を最後まで伝えていきます!
応援よろしくお願いいたします!
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※2024/5/13 追記【カウントダウン開始!】
クラウドファンディング終了まで残り1週間となりました!5月20日(月)23:59が終了となります。現時点で150人もの方にご支援いただきました。ご支援いただいた皆様、このプロジェクトを拡散していただいた皆様、ありがとうございます! !完全修復には500万円かかるため、まだまだ皆様のご支援が必要です...なんとかネクストゴール200万円を目指しています。最後まで走り切りますので、応援よろしくお願いいたします。悔いのないよう最後までがんばります!
活動報告にてたくさんの応援メッセージも掲載させていただいております。ぜひご覧ください♪
https://camp-fire.jp/projects/741573/activities#menu
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※2024/4/12 追記【目標金額達成のお礼】
おかげさまで目標の100万円を達成できました! ありがとうございます。いただいた支援金は大切に使わせていただきます。 終了までまだ時間がありますので、今後はネクストゴール【200万円】にチャレンジします!

100年前に兵庫県城崎郡竹野村(現:兵庫県豊岡市竹野町)で町民の寄付を募り、ドイツからやってきたグランドピアノ。大正、昭和、平成、令和にわたって、兵庫県豊岡市の市立竹野小学校や竹野ふれあい会館で愛用されてきました。老朽化による会館の閉鎖が決まったことから、この由緒あるピアノを、奥城崎シーサイドホテルに寄贈していただくこととなりました。
ピアノはこれまで町民有志により細々と修繕されてきましたが、『100歳ピアノ』本来の音色と音量を取り戻すためには、本格的な修復が必要です。
そこで、私たち奥城崎シーサイドホテルが主体となり、『100歳ピアノ誕生プロジェクト』を立ち上げ、クラウドファンディングに挑戦することにしました。

クラウドファンディングを通じて、より多くの方々に『100歳ピアノ』の存在を知っていただきたい!そして同時に「誕生のうら」の地名を持つ竹野町の豊かな自然や歴史の魅力を伝え、竹野町活性化のシンボルにしていきたいと考えています。
誕生の地で100歳ピアノに新たな生命を吹き込むプロジェクトの始まりです。応援よろしくお願いいたします。
100歳ピアノとは、大正15年(1926年)に、竹野尋常高等小学校(当時)の長岡直孝校長先生が竹野町民に寄付を募り、ドイツ・ドレスデンから直輸入したピアノです。当時の校長先生の呼びかけに、町民は楽しみにしている晩酌を絶ち、新調したい服や家財の購入を先延ばしにして、寄付に当てたという話が語り継がれています。
1922年ドレスデン生まれ
「ROSENKRANZ DRESDEN」の銘が打たれた『100歳ピアノ』は1922年7月製造。サイズはベビーグランドピアノと呼ばれる、奥行きのもっとも短いタイプです。
ドイツのROSENKRANZは現存していない幻のピアノメーカー
修復は、高い技術を持つピアノ・メーカー「スタインウェイ」に依頼して、ピアノの内部を丁寧に調査し、計画を立てていただいています。その結果、音響板にもヒビが入っているとわかり、鍵盤、ハンマー、弦など、まさに全面的な修復が必要とのこと。


できるかぎりの調律をして臨みましたが、専門家が聴けば1回演奏するごとに音にブレが出る、鍵盤によっては思うように音が出ないという状態でした。

100年前といえば国際的な物流や通信手段が今のように発達していない時代のこと、ドイツからのグランドピアノ輸送は、時間もコストもかかる大掛かりな事業だったはず。まさに海を越えてはるばるやってきたピアノです。
竹野町は、江戸時代には北前船でにぎわい、大正時代に入ってからも船主や船大工によって栄えていました。

グランドピアノの直輸入計画が進んでいたと考えられる前年の大正14年(1925年)には、マグニチュード6.8と推定される北但大震災が発生。隣接する城崎・豊岡では1712戸が全焼、家屋の全壊、津波も発生する大災害が起きています。
そんな災害からの復興のさなかに届いたグランドピアノは、町民にとって希望の光に映ったことでしょう。ピアノは当初、竹野尋常高等小学校に設置され、音楽の授業や式典などで活躍。2000年代に新しいピアノが学校に配備されると、その後は竹野ふれあい会館で愛用されてきました。しかし会館は老朽化で閉鎖されることに。

150年の歴史を持つ竹野小学校も2025年、中学校との統合により廃校が決まっています。

竹野町民の心の結晶が宿ったこの『100歳ピアノ』。ご縁が繋がり私たちのホテルで迎え入れることができたことに誇りを感じています。これから町やホテルを行き交う人々を結び、皆様と共に『懐かしくて新しい物語』をつむいでいく、そんな大切な役割を与えていただいたことに大きな喜びも感じています。
改めまして、皆様、こんにちは。奥城崎シーサイドホテル代表取締役の岩井祐介です。『100歳ピアノ誕生プロジェクト』は、舞台写真家やディレクターをされている仙台出身・移住者のbozzoさん、私と同じ生粋の竹野町っ子で当ホテルの企画担当でもある上野賢一の3名が中心となって進めています。
これまでは、元教職員や自治会の方々がピアノの保存のために奔走されてきました。そんな方々の切実な声を、竹野町に移住してきたbozzoさんがご近所付き合いのなかで聞き、相談に乗るようになって、当ホテルへの移設へとつながりました。
左が岩井祐介、真ん中が上野賢一、右がbozzoさん
ほかホテルスタッフと
自治会長をはじめとする方々の「表舞台で多くの人に触れてほしい、各地から人が訪れるホテルにぜひ置いてほしい」という想いと、岩井の「ホテルで100歳ピアノの音色が流れていたらなんて素敵なんだろう」という想いが重なり、多くの方々のお力添えで、100歳ピアノは奥城崎シーサイドホテルへやってきたのです。
2月11日には『100歳ピアノ誕生祭』として、ピアノのお披露目イベントを開催。

誕生祭には、人口4000人の町民の約2%、町民を中心に100人もの方々が参加してくださいました。集まってくださった方々の想いの熱さに、司会進行役を努めていた上野は思わず、男泣きしたほどでした。

自分を含めてそこに集った皆の祖父母、曾祖父母の時代からこのピアノの音色を聴いてきたという事実、そのピアノが今、皆の想いで蘇ろうとしていることに感極まったのです。ピアノは、竹野浜海岸の絶景が見えるロビーで、まるで喜んでくれているかのように素敵な音色を奏でてくれました♪
誕生の宿である奥城崎シーサイドホテルで100歳ピアノに新たな出会いの誕生があるよう、できるだけ多くのお客様や地域の皆様にふれてほしいと願っています。
『100歳ピアノ誕生プロジェクト』は、ただピアノを修理したいということだけでなく、竹野町の魅力を多くの人々に知ってもらいたいという願いから始まりました。このプロジェクトを通じて、竹野町の美しい自然環境と温かい人々、そして豊かな文化にふれる機会を提供したいと考えています。

竹野町は、日本海に面した美しい海岸線と温泉地で知られる観光地です。
白砂の浜が1kmにわたって続く竹野浜は、平成27年(2015年)環境省海水浴場の水質調査で最高ランク「水質AA」。北側に国際的なジオパークにも認定されている山陰海岸国立公園が広がっています。海の穏やかな春から夏にかけてシーカヤックで国立公園の海岸線をめぐり、洞窟を体験できます。

「快水浴場百選」や「日本の渚百選」にも選定される竹野浜海水浴場は、夏になると関西各地から美しい海を求める多くの人で賑わいます。

明治時代のまちなみが今も残る、焼き杉板の町並みは、2023年度「住まいのまちなみ賞」を受賞。

伝統的な技法「焼き杉板(やきすぎいた)」が建物の外壁に張られている、どこか懐かしさを感じる町並みです。杉板を焼き付けて表面を炭化させ、対候性と防腐性を向上させた材料で、日本海特有の強い潮風と砂から家屋を守るために使用されています。


竹野川の河口にある竹野港に上がる新鮮な海の幸も自慢です!「活きイカ料理」は竹野町の夏の名物です。


奥城崎シーサイドホテルの建つ場所は、昔から「誕生」と云われています。大昔、ある年の夏、三艘の舟で十三人の神様が出雲から東に向かわれている時に賀島半島の沖で嵐に遭遇しました。その際、半島の付け根に当たるこの地で避難中に十四人目の神様がお生まれになったとのことです。

それ以来この地は「誕生」と呼ばれるようになりました。

まだまだご紹介したいことがたくさんあって書ききれませんが、美しい海、豊かな自然、竹野からの「誕生」をたくさんお届けしたいと考えています。竹野の地で忘れられない思い出を刻んでいただたら嬉しいです。

目標金額:100万円
(内訳)
・ピアノ修復費用
・CAMPFIRE手数料(17%)
現在、全面的な修復の見積もりを待っている段階ですが、概算500万円以上とのことです。集まった資金は、この修復費用に使わせていただきます。皆様のご支援とご協力をいただければ幸いです。
プロジェクトへのご支援に対してさまざまなリターンをご用意しました。ご支援金額に応じて、奥城崎シーサイドホテルの宿泊や竹野町の特産品などをお送りします。
・宿泊プラン
・100歳ピアノ応援スポンサー
・LPにお名前掲載スポンサー
・入浴券
・潮風プリン
・ピアノであなたのために1曲つくります
・グッズなど
詳しくはリターン一覧をご確認ください。

ご支援いただいた方々には、竹野町の美しい自然やあたたかい人々と触れ合い、特別な体験を提供したいと考えています。ぜひ、私たちのプロジェクトにご賛同いただき、さまざまなリターンをお楽しみください。
プロジェクトの実施スケジュール予定は以下の通りです。
- 修復作業の調査と計画立案:2024年2月
- プロジェクト実施:〜5月20日
- リターンの実行:プロジェクト終了から随時
- ピアノ修復作業の実施:2024年6月以降
チーム一丸となって努力してまいりますので応援よろしくお願いします!
奥城崎シーサイドホテルの100歳ピアノ修復プロジェクトにご興味を持っていただき、誠にありがとうございます。私たちは竹野町の魅力を再発見し、地域の発展に貢献することを目指しています。私たちの想いに共感していただき、ご支援いただければ幸いです。
100歳ピアノがいろいろな人を結びつけ
どんな物語をつむいでいくのか
竹野町の美しい自然とあたたかい人々、そして100歳ピアノの新たな誕生の物語を一緒に作ってくださる方々、応援してくださる皆様に感謝申し上げます。たくさんの方に『100歳ピアノ誕生プロジェクト』のメンバーとなっていただき、修復したピアノの音色を自然豊かな竹野町で聴いていただける未来を今から楽しみにしています。

ホテルのアートプロジェクト「OKUKINOSAKI ART PROJECT」のオフィシャルアーティストの皆さんから応援メッセージを活動報告にて投稿していきますので、こちらもお楽しみにご覧いただけたら幸いです。
活動報告はこちらから。
https://camp-fire.jp/projects/741573/activities#menu
そして、ぜひ竹野町に足を運んでいただき、100歳ピアノの音色を聴きにきてください。精一杯頑張りますので、応援よろしくお願いいたします!
奥城崎シーサイドホテル
100歳ピアノ誕生プロジェクトチーム

〒669-6201 兵庫県豊岡市竹野町誕生のうら
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
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【Aug16】調律師の松本安生さんが来館!
2025/08/16 23:26調律師の松本安生さんがオーバーホールの前段階として、状態をチェックしに来ました。松本さんの手によって細かに分解され、100年前の息吹がそこかしこに漏れる気配を感じた3時間。1㎜ほどの狂いも許さないピアノ設計の精密さも然る事ながら、100年前の手仕事とは思えぬ根気の要る調整の数々、それをこの100年間さまざまな人々の手によって修繕されてきた痕跡を見ると、楽器もまた人の身体と同じように、絶妙なバランスで生きているのだ…と実感しました。何しろ弦の張力が1本80㎏以上、全体で20tもの張力が鋳鉄やピン板に掛かっており、それを解くことで筐体そのものが崩壊する可能性もあり、豊かな経験と感性がモノを言う仕事。⇒松本さんによれば、少なくとも一度は弦を総入れ替えしているとのこと。 鍵盤のセラミックやハンマーヘッドも交換されているそう。 清水さんご夫妻がご尽力されたに違いありません。今回の修繕ではピン板(弦を張りを保つピンをトルクで支える板)が重要なポイントとなっており、音色の個性を生み出すところとして国産ではなくドイツ製の板でなければならない…と松本さん。その土地の風土で育った木を使うことで、ドレスデン生まれの『100歳ピアノ』は本来の音色を響かせるのだ…というお答えが、この短絡的社会の近視眼的思考に冷や水を浴びせるようで、非常に印象的でした。田中音友堂の田中直彦さんと岩井社長、調律師松本安生さん。いやはや本物であろう…とする指向性こそが、人を育てるのだと心底思った次第です。このあと、部品調達や塗装のタイミングなど細やかな設計をして、『100歳ピアノ』はいよいよ長い修繕期間に入ります。また報告いたします。【bozzo】#photobybozzo もっと見る「100歳ピアノ誕生プロジェクト」進捗のご報告
2025/07/09 21:54応援していただいている皆様へ いつも「100歳ピアノ誕生プロジェクト」を応援してくださり、また温かく見守っていただき誠にありがとうございます。本プロジェクトの進捗につきまして、今までご報告ができておらず誠に申し訳ございません。現在の状況と今後の予定について以下の通りご報告申し上げます。1.はじめにクラウドファンディングをはじめ、本プロジェクトへ多大なるご協力を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。223名の方々から、目標金額を大きく上回る3,120,805円ものご支援をいただきました。プロジェクトメンバー一同、皆様の温かいお気持ちに深く感謝しております。100歳ピアノは、地域の方々や、ホテルのお客様をはじめとする多くの方に愛され、ホテル館内はいつも優しい音色に包まれています。2.現在の状況クラウドファンディングや募金等のご支援により、我々は100歳ピアノの新たな誕生への大きな一歩を踏み出すことができましたが、完全修復には総額500万円以上が必要とされております。不足資金の確保に向けた補助金の申請等に尽力するなかで、なかなか思うような資金調達ができておりません。現在は、地域観光魅力向上事業へ申請中であり、この採択結果は本年7月31日までには判明する予定です。3.今後の予定前述の採択結果に関わらず、ホテルが創業55周年を迎える2026年3月22日の『誕生祭』にて、新たに誕生する100歳ピアノをお披露目させていただきたいと考えております。2024年の誕生祭では、町民の皆様を中心に100名以上もの方々に参加していただきました。竹野小学校校歌をご斉唱されるお姿や、お手紙、そして直接いただいたお言葉には、滲み出るほどの熱い想いが込められておりました。その熱い思いは我々の心に強く刻まれ、本プロジェクトの始動と達成への強い決意が生まれたことは、昨日のことのように覚えております。結びに100歳ピアノを最高の状態に保ち、先人や皆様の想いや願いを次代へ引き継いでいけるよう、引き続き尽力して参ります。これからも本活動の応援を、心よりよろしくお願い申し上げます。100歳ピアノ誕生プロジェクトメンバー一同- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 活動記録<2023>・神戸新聞記事掲載「2度目の引越し」・100歳ピアノ引越し実施(ふれあい会館→奥城崎シーサイドホテルへ)<2024>・誕生祭実施(100歳ピアノお披露目)・クラウドファンディング実施(目標達成)・毎日放送「定点観測」にて100歳ピアノ特集放映・100歳ピアノ引き語りLIVE実施(Dan Barbenel・Aiko Kono・nanairo)・100歳ピアノJAZZライブ実施(Haruya Kibata)・読売新聞記事掲載「100歳ピアノ寄贈」・事業再構築補助金申請(不採択)・子どもゆめ基金申請(不採択)・金融機関訪問(融資相談)<2025>・国立公園における感動体験・アドベンチャートラベル創出事業申請(不採択)・観光コンテンツ事業者の収益性改善モデル構築事業申請(不採択)・山陰海岸ジオパークビジネス創出支援事業申請(不採択)・地域観光魅力向上事業申請(審査中)収支記録<収入>・クラウドファンディング:3,120,805円・募金:93,448円<支出>・クラウドファンディング手数料:583,590円<収支>・2,630,663円SPECIAL THANKS清水先生ご夫妻支援者のみなさま定期的なメンテナンスを実施していただいている田中音友堂さま100歳ピアノへ親しみと愛情を持ってくださっている全てのみなさま もっと見る
【商品発送】缶バッチセット・コンプリートセット・入浴券セット
2024/08/15 10:00いつも100歳ピアノ誕生プロジェクトへの応援をありがとうございます!タイトルにございますリターンにつきまして、大変お待たせいたしました!全てのグッズが揃い、発送の準備が整いました。お手元に届くまで今しばらくお待ちください^_^ もっと見る









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