
こんにちわ〜!
【100歳ピアノ誕生プロジェクト】メンバーのbozzoです。
早々の目標額100万円達成、ありがとうございます!
ネクストゴール200万円に向けて
さらなるご支援、何卒よろしくお願いします!
今回は【ドイツの貴婦人】ROSENKRANZを
どのようにリペアしていくのか、
『100歳ピアノ』が竹野小学校にあった頃から
先代が調律をされていた…という田中音友堂さんのご紹介で、
ピアノ技術者の番匠守さんにお話を伺いました。番匠守さんは
スタインウェイ社の技術研修として
最高位のアカデミーを修了した技術者の方です。
まず、響板の割れが酷い。
埋木して雑音が出ないようにしなければならない。
鉄骨を本体から外して、弦もピンも全て外し、鉄骨に金粉を吹く。
ROSENKRANZ社はすでにないメーカーなので、
ハンマーなどのメカニック部分を成形しなければならない。
これはドイツから取り寄せる必要がある。
ウィペン(アクション部分)も差し替える可能性がある。響きを止めるフェルトをすべて貼り替え。
弦を留めるピンがとてもユルいので、調律しても直ぐに狂ってしまう。
これはピン板から差し替える必要がある。その場合、カナダからの取り寄せで、
加工する技術と日数に、手間と時間が必要。最終的に塗装し直して仕上げるのだが、研磨などの長い工程は東京で行う必要がある。
とにかく『100歳ピアノ』は人間に例えると、とても危ない状態。
国産であれば廃棄は免れない。
この時代の国産は建付が悪く、リペアしようがない。
こちらはドイツ製の素晴らしいピアノ。
竹野町民の魂がこもったモノなので、
なんとか再生を試みたい。ドイツ、カナダ、東京、と様々な地域の力を借りて、
【ドイツの貴婦人】ROSENKRANZの再生にご尽力くださる番匠さん。
最後に【応援メッセージ】を頂戴いたしました。
なんとか我々技術者でやれるところまでやってみたい。
今日調律して今日狂うような状態じゃなしに、
なんとか日頃弾いても問題ない状態にしたいと思います!
熱いお言葉、ありがとうございます。このリペアにおよそ500万円は必要と御見積いただきました。
なんとか、【ドイツの貴婦人】ROSENKRANZに
温かな手を差し伸べてやってください!
次回は『田中音友堂』さんに、
『100歳ピアノ』との関わりから
今回のプロジェクトへの思いまで、
お話いただきます。
お楽しみに!