こんにちわ〜!
【100歳ピアノ誕生プロジェクト】メンバーのbozzoです。
残り25日となりました!
5月20日まで走り続けます!
みなさん、何卒のご支援よろしくお願いします!
昨日、とても素晴らしい出来事がありました!
『100歳ピアノ』を2009年の廃棄から救った
清水義春・美代子ご夫妻、その美代子さんが
施設の許可を得て15分間だけ、ピアノとご対面しました!
御年95歳。
大正15年に町役場と掛け合い、
竹野の名士たちにピアノ購入の寄付を募った竹野小学校校長、
長岡直孝さんとも直接つながりのあるお方です。
清水義春先生と共に竹野小学校に長年勤め、
長岡校長の当時のご尽力を知る故に、
2009年ピアノ廃棄の通告が出たとき、
保存に奔走されたのです。
2月11日の『100歳ピアノ誕生祭』で
宇川先生が代読されたメッセージは
語り草となっております。
由緒ある誕生の地、竹野浜が一望できる自慢の地に、
ピアノを迎えていただき、
私たちは感謝の念でいっぱいでございます。
奥城崎シーサイドホテルの皆さまをはじめ、
ご尽力くださいました方々に厚く御礼申し上げます。
元気な2人でしたら、会場に足を運び、
ピアノと抱き合って喜びを分かち合ったのに…。
老いた身ゆえ、それは叶いません。
振り返れば、このピアノも
時代の波で大しけ・嵐の如く運命に翻弄されましたが、
消えることなく、竹野から離れることもなく、
晴れて今日、舞台で光輝いている姿を
思い浮かべると夢のようです。
皆さま方のお力添え、ご尽力は勿論ですが、
不思議にもこのピアノは、七転八起、起ち上がるのです。
『運がええなぁ、ええ運もっとるわい』
私たちは幾度となく、こんな言葉を交わし、
幸運の良さに感じ入ること度々でした。
誕生、スタート。
ピアノ、あなたもこのホテルの一メンバー。
ドレスデン生まれの優雅さと
百年の貫禄を醸し出して、
おもてなし、おもてなし。
ピアノが来客の眼に止まり、
『わぁ、竹野には古き品も大事にする文化が根付いているわ』
『わぁ、小学校のとき、このピアノで歌ったわ、なつかしいわ。順番に弾こうな』
ロビー内に、ピアノの響きわたる音と弾んだ声が舞い上がる光景が、
心に描かれてきて、最後にこんな日の訪れを願い、夢見て、
お祝いと御礼の言葉にさせて頂きます。
令和6年2月吉日 清水義春・美代子
『これは私の町ドイツドレスデンからやってきたピアノだわ、あ〜驚いた、感動!!』
その言葉通り、美代子先生はピアノとご対面されました。
『よぉがんばった、よぉがんばった』と労いのお言葉をかけ、
渾身の演奏を捧げた岩井社長の姿を、拍手と涙で讃えておりました。
『100歳ピアノ』もこれ以上ない歓びに溢れた音色を奏で、
プロジェクトメンバー一同、ただただ涙。
このような百年の思いが引き継がれることの貴さを、
じっと噛みしめる15分間でした。
社長、座右の銘『不易流行』…
不易は詩の基本である永遠性。流行はその時々の新風の体。
共に風雅の誠から出るものであるから、根元においては一つであるという…
根本の大事なモノを鑑みて、如何に新風を巻き起こすか。
『100歳ピアノ』は、まさに
竹野においての大事なモノを体現する「風雅な誠」であり、
【100歳ピアノ誕生プロジェクト】は、
その誠を礎として、新風を巻き起こす
このホテルの気概そのものである…と、感入った次第。
清水美代子先生を囲んで。岩井社長、宇川先生、bozzo。
ずっしりと丹田に落ちました。
清水美代子先生、誠に誠に、有難うございました。
m(_ _)m