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「子どもの自殺予防教育」と「自殺により死別経験した子へのサポート」両輪で届ける

①子どもたちの自殺予防に向けた「いのちの授業」の担い手を育成し、全国の学校や教育機関に出前授業を届けます。②身近な人の自殺を経験した子どもたちに必要な情報をまとめ、リーフレットとウェブサイトをつくります。

現在の支援総額

5,258,000

105%

目標金額は5,000,000円

支援者数

420

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/02/28に募集を開始し、 420人の支援により 5,258,000円の資金を集め、 2024/04/15に募集を終了しました

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます

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現在の支援総額

5,258,000

105%達成

終了

目標金額5,000,000

支援者数420

このプロジェクトは、2024/02/28に募集を開始し、 420人の支援により 5,258,000円の資金を集め、 2024/04/15に募集を終了しました

①子どもたちの自殺予防に向けた「いのちの授業」の担い手を育成し、全国の学校や教育機関に出前授業を届けます。②身近な人の自殺を経験した子どもたちに必要な情報をまとめ、リーフレットとウェブサイトをつくります。

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こんにちは、本プロジェクトの世話人(事務局のような役割)、寺中祥吾です。

クラウドファンディングが始まって、今日で15日目となりました。


私がリヴオンや尾角光美さん(てるみん)と出会ったのは、昨年の12月。自宅から自転車でいける(といっても30分ほどかかる)喫茶店で、ゆっくりお互いの話をしてから、まだ3ヶ月ほどしか経っていません。てるみんと私にとって大事な人たちが繋いでくれて、その機会に繋がりました。


私は、昨年の9月まで、幼稚園から中学校までの子どもたちが学ぶ軽井沢風越学園と言う学校にいました。2020年に開校した4年目の学校で、子どもたちが、学校の、自身の学びの、さらに言うと自分自身の、「つくり手」であるということに向かい合い続けている場所です。

そこで気に掛けていた事の一つに「明るい場所で取り扱う」ということがあります。人と人との間には、いつだって悩ましい事態が起こりえます。それを話しやすい人との間で話して解消したつもりにならずに、当事者同士見える場所でやり取りしたいという願いを「明るい場所」と表現していました。


「子どもと自殺」というテーマに触れ、その体験の中にいる人の話を聞く中で、この「明るい場所」と言う言葉を思い出すことがあります。「自殺」に関わることは触れづらく、ややもすると、「配慮」の名の下に見えない場所へと追いやられます。


てるみんが「いのちの授業」で学校を訪れた際に、「お父さんが亡くなった子がいるので、お父さんという言葉はつかわないようにしてください」と言われたことがあるそうです。先生がその子どもを思う気持ちはよく伝わります。しかし、そうやって触れないようにしていくことで、「しんどい」と言えない環境をつくっていってしまうかもしれません。さらには、その子がお父さんとの繋がりを感じながら生きていくことから距離をとってしまうことにつながるかもしれません。

そうやって見えない場所に遠ざけてしまうことで、子どもたちが抱える生きづらさも見えづらくなって、子どもたちから発せられている小さなSOSの声が受け取れなくなってしまってはいないでしょうか。


トップページのメイン画像に「『いのちは大切』だけでは届かないものがあります」と書きました。これは、てるみんと話したり、いのちの授業を体験したりしながら、私が実感したことの一つです。自殺を選ぼうとする人はいのちを粗末にしようとしているのではなく、ただ、その選択肢しか選べないほど苦しんでいるのだと思います。それは、このプロジェクトに関わって初めて、私の中に生まれた実感でした。


みなさんにもこのプロジェクトを知っていただき、それぞれが感じた実感を通して「子どもと自殺」というテーマについて考えてほしいと願っています。

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