みなさま、こんばんは。リヴオン事務局です。みなさまからご支援いただきましたクラウドファンディングでは、「いのちの授業」の講師を育成し、全国に授業を届けていくことをお約束していますが、講師養成研修が8月9日にスタートしました。この研修へは、予想を遥かに超える方々から応募をいただきました。この活動に賛同し、自らも活動したいと手を挙げてくださる方がこんなにもいらっしゃることに胸が熱くなりました。そして選考を経て、17名が今月から研修を受講しています。受講者の今西美江さん(みえちゃん)が第1回の研修報告をしてくださいました。研修の内容、そしてそこにある受講者のおもいなどに触れていただける内容です。みなさまのご支援からの学びの場を感じていただけたら嬉しいです。【報告】8/9 いのちの授業 講師養成研修第1回来週には研修の山場でもある2日間の対面研修が開催されます。全国から受講生が東京に集まり、「いのちの授業」を<伝える>ことを学びます。これまでにも、<伝える>を動画に撮り、受講者同士で見合っての学びはしていますが、実際に人を前にしての実践はこの対面研修が初めてです。受講者の方々はその準備と緊張で大変な時期かもしれませんが、これから共に学び、活動を続けていく仲間に会えることを何より楽しみにしてくれているのではないかと思います。子どもたちのいのちについて学ぶことは、自分自身のいのちに向き合う時間でもあり、仲間のいのちを想う時間にもなっています。受講者のみなさん対して愛おしさを感じているのは私だけではないと思います。みなさまからのご支援を受け取り、子どもたちへいのちの学びを届けていくメンバーを、引き続きあたたかく見守っていただけたら心強いです。
自殺 の付いた活動報告
みなさま、こんばんは。リヴオン事務局です。みなさまからご支援いただきましたクラウドファンディングでは、「子どもの自殺予防教育」として、「いのちの授業」の講師を育成し、全国に自殺予防とグリーフの学びを届けていくことをお約束していますが、いよいよスタートします!私たちと一緒に全国に「いのちの授業」を広げていく講師養成研修への参加者を募集します。リヴオンでは「いのちの授業」を設立当初2009年から約200校、何万人もの子どもたちに届けてきましたが、日本の子どもの亡くなる理由の一位が「自殺」である今、これまで以上に「いのちの授業」を届けていく必要性を感じています。北海道、東北、関東、首都圏、北陸、東海、関西、中国・四国、九州・沖縄、それぞれの地域、どこでも学べるように、15名の講師を育成し、出前授業を子どもたちに届けていきたいと思います。たとえ、生きづらさを抱えたとしても、子どもも大人も生き続けられる社会を一緒につくりませんか?募集要項と共に「いのちの授業」について、また、講師に対して望んでいることをリヴオンのサイトで説明していますので、是非ご一読ください。そして、ぜひ講師になってみたいという方はもちろんのこと、「いのちの授業」の講師に興味があるという方も、まずはお気軽に説明会へご参加いただけたら嬉しいです。「いのちの授業」講師募集説明会@オンライン(zoom) 日時:2024年7月1日(月)13時〜14時 説明会では、リヴオンからの一方的な説明ではなく、みなさまの声をきかせていただくことも大切にしたいと思っています。ご質問等は説明会でお答えしますが、当日ご参加できない方、、また説明会参加にあたってのご質問やそれ以前に確認したい事項等がございましたら、リヴオン事務局までメールでお問合せください。 ★ご応募される方は必ずこちらのアーカイブ動画を御覧ください。↓メールでのお問合せは件名を下記とし、必要事項をご記入の上お送りくださいますようお願いします。 件名:【質問】いのちの授業講師養成研修 ご記入事項:ご質問/お名前/ご連絡先電話番号 宛先:m.liveon@gmail.comみなさまからのご応募をお待ちしています。そして、お近くの方で、みなさまが、この人にこそ「いのちの授業」の講師を担ってほしい!と思われる方へのご紹介を是非お願いします。
みなさま、こんばんは。リヴオン事務局です。今日はリヴオンがつくっているPodcastの番組「ゆるやか死生学」の最新エピソードをご紹介します。シーズン2は「自殺・自死」をテーマに探求しています。前回まではゲスト回として、静岡県伊豆の国市にある正蓮寺住職、渡邉元浄さんをお招きしてお話をお聞きしました。今回は研究編で、現代社会学の父として知られるエミール・デュルケームの『自殺論』についてお伝えしています。難しそうですか?大丈夫ですよ。てるみんがゆるやかにほぐして話してくれます。デュルケームが『自殺論』を書いたのは1897年ですが、「なぜ人は自殺をするのか?」ということを「個人」のみに帰すのではなく「社会」の要素を丁寧に検討しました。19世紀末にすでにこうした捉え方があったことに驚かされますが、果たして今はどうでしょうか。私が今回のエピソードで最も心が動いたのは、てるみんも「『自殺論』の画期的なポイント」と話していますが、自殺には自らいのちを絶った本人にも気づいていない要因があるとデュルケームが述べている点です。それを聞いて、自殺で亡くなった大好きだった人を思い出して泣きました。学生時代に読んだ(はずの)『自殺論』をもう一度読み直してみようと思います。みなさまのご感想もお聞かせいただければ嬉しいです。※「ゆるやか死生学」は以下のプラットフォームからお聴きいただけます。SpotifyAppleYoutube
おはようございます。リヴオン事務局です。関東では雨に濡れた新緑が美しい朝です。みなさまの地域ではいかがでしょうか。4月15日(月)にクラウドファンディングが終了して一週間が経とうとしています。支援してくださった方、応援の声を届け、周りの人に伝えてくださった方、子どもと自殺についておもいを巡らせてくださった方、みなさまの力が集まってこのクラウドファンディング が目標を達成できたことに感謝の気持ちでいっぱいの一週間でした。そして、みなさまからのご支援に身が引き締まる一週間でもありました。ここで、クラウドファンディングを進めてきた尾角光美(リヴオン代表)、寺中祥吾(世話人)、直井知枝(ライティング他)、ユミユミ(グラフィックデザイン)の4人で、「お礼とこれからの会」をオンライン配信します。みなさまへ感謝の気持ちを伝え、そしてみなさまと一緒に、このプロジェクトを振り返り、これからを考える時間にしたいとおもっています。みなさまからもリヴオンに向けて、「子どもと自殺」というテーマに向けて、お気持ちやお考えなどを是非お聞かせください。私たちからの発信だけでなく、みなさまと語り合える時間にできたら嬉しいです。日時:4月23日(火)21:00-22:00場所:zoomオンライン以下のURLからご参加いただけます。https://us02web.zoom.us/j/82178145508?pwd=RWJtdlhXK01GNktzQU1mU3Z1MjJydz09リヴオンYouTubeチャンネルでのアーカイブ配信も予定しています。お会いできることを楽しみにしています。
クラファンの企画の中で、ぜったいこれはやりたかったと思って準備してきた、子どもの自殺と向き合い続けてきたフリーライター渋井哲也さんのインタビュー記事をアップしました!【インタビュー】渋井哲也さんに聞く子どもの生きづらさと社会に求められること(前編)ぜひ多くの方に読んでいただけたら嬉しいです。中編、後編もお待ち下さい^^━-━-━-━-━-━-━-━-━-━-━-━-━━-━-━-━-━-━-━ 一部ちらっとご紹介―子どもの自殺と生きづらさは関係づけられてきたのでしょうか?(渋井)その後、子どもの自殺が問題になるのは1986年です(※3)。アイドル歌手の岡田有希子さんが亡くなったりとか、鹿川くんの(中学での)いじめ自殺があって、連鎖自殺が起きた。でも、いじめとかアイドルの自殺によって連鎖自殺が起きるってことは、当時もともと抱えていた問題がベースにあり、影響されるってことじゃないでしょうか。でも、それが何の問題かは見えにくかったから「連鎖自殺」という形で言われてしまった。もともと抱えていた問題はあったと思うんです。 そこに何らかの生きづらさと関係してるものがあるんだけれど…。ところが、 政府は80年代中盤以降、子どもの自殺の問題を研究しなくなるんですよ。