みなさま、こんばんは。リヴオン事務局です。
今日はリヴオンがつくっているPodcastの番組「ゆるやか死生学」の最新エピソードをご紹介します。
シーズン2は「自殺・自死」をテーマに探求しています。
前回まではゲスト回として、静岡県伊豆の国市にある正蓮寺住職、渡邉元浄さんをお招きしてお話をお聞きしました。
今回は研究編で、現代社会学の父として知られるエミール・デュルケームの『自殺論』についてお伝えしています。
難しそうですか?
大丈夫ですよ。
てるみんがゆるやかにほぐして話してくれます。
デュルケームが『自殺論』を書いたのは1897年ですが、「なぜ人は自殺をするのか?」ということを「個人」のみに帰すのではなく「社会」の要素を丁寧に検討しました。
19世紀末にすでにこうした捉え方があったことに驚かされますが、果たして今はどうでしょうか。
私が今回のエピソードで最も心が動いたのは、てるみんも「『自殺論』の画期的なポイント」と話していますが、自殺には自らいのちを絶った本人にも気づいていない要因があるとデュルケームが述べている点です。
それを聞いて、自殺で亡くなった大好きだった人を思い出して泣きました。
学生時代に読んだ(はずの)『自殺論』をもう一度読み直してみようと思います。
みなさまのご感想もお聞かせいただければ嬉しいです。
※「ゆるやか死生学」は以下のプラットフォームからお聴きいただけます。