クラウドファンディング開始から、1週間。
応援してくださるみなさま、証言集に関わっていただきありがとうございます!
英語版証言集 Hibakusha since I was born は、胎内被爆者のみなさまの想いはもちろんのこと、翻訳したAOGIRIのメンバーや、クラファンを通して関わってくださったみなさまの想いがつまっています。
関わってくださっているすべての方の想いを、世界に届けていけるよう頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。
今日は、大学生が翻訳後に胎内被爆者の方へ向けて書いたメッセージを紹介したいと思います。
次世代である私たちが「何を」託されたのかは、託された私たちにしか語ることはできません。
「何を」の語りに、触れていただければと思います。
大学生の声①
この度は証言集の翻訳に参加させていただき、ありがとうございました。 参加前は恥ずかしながら胎内被爆者について存じ上げませんでしたが、翻訳に関わるよう になってからは、胎内被爆者などに関する記事を意識して読むようになりました。
大学生の声②
本当にこのような機会をいただきありがとうございました。 連絡会の方、一冊いただけるとのこと、とても嬉しいです。 感謝いたします。 大事に大事にずっと持ち、友達、家族、将来の家族に読んでもらいたいと思います。
※翻訳後、AOGIRIのメンバー全員に、最初に出版された証言集『被爆70年に想う』をいただきました。
大学生の声③
日頃平和のために尽力してくださってありがとうございます。また、この度は貴重な資料を 翻訳する機会を与えていただきありがとうございました。今年で戦後 77 年になり、戦争を 知る方々が徐々に、しかし確実に減ってしまいました。もちろん、私自身も戦争を経験した ことのない人間ですが、争いの絶えない世界であっても、平和なんてと笑われてしまう世界 であってもなお、平和を追い求めるものでありつづけたいと志しています。世代を超えて戦争を語り合い、平和を目指し続ける日本でありたいです。それは被爆国の使命だと思います。 胎内被爆者の証言集は日本国内でもあまり馴染みのないものだと思いますが、今回の翻訳の将来的な出版を機に、より多くの人に読んでいただくことができたら嬉しく思います。改めてありがとうございました。
大学生の声④
今回、胎内被爆者証言集の翻訳に携わらせていただいたことで、自分の知らない原爆や戦争 がまだあることを痛感いたしました。これまでは、ヒロシマのことばかりに意識がいってしまっていましたが、今回、長崎出身の胎内被爆者の方の証言を翻訳させていただき、ナガサ キについてほとんど知らないことを痛感するとともに、ナガサキについてももっと学んで いかなければならないと強く感じるようになりました。
大学生の声④
原爆について、同年代とたくさん話をすることができました。広島にいた時は、平和学習をするときでさえ、「原爆の話はやめよう」という雰囲気があり話をすることができませんでした。広島の人が、ヒロシマのことをするのは当たり前だと、進学してから言われて、ショックを受けたことがあります。今回、証言集を翻訳する活動の中で、たくさんの人がヒロシ マ・ナガサキと向き合おうと活動に参加してくれて、私自身もヒロシマを問いなおすことができました。広島人としてとても嬉しく、学生として、できることをこれからもしていきた いと思いました。とても背中をおしてもらえました。