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こんにちは仲宗根糀家の山川です。タイトルにもありますが、6月5日(水)23時23分に目標金額の100%に達成いたしました!ご支援そして本活動をシェア・拡散くださった支援者の皆様に心からの感謝を申し上げます。ありがとうございます。今回、初めてクラウドファンディングを立ち上げてみましたが、最初は「本当に見てもらえるんだろうか」「賛同が集まるんだろうか」など正直不安いっぱいのスタートでした。特に今回のプロジェクトの目玉である”まぜとこ”という商品は、これまで類似のものがないようなおからを使った仲宗根糀家の完全オリジナル商品であり、それゆえにどんな味なのか、どんな使い方をするのかなどイメージが難しい商品でもあります。実際に店頭で販売をしていても、パッケージを見たお客様からは「これってお味噌みたいなもの?」「どうやって使えばいいの?」など必ず説明が必要な商品でした。そんな背景もあり、商品自体は5年ほど前から開発に成功して販売していたものの、月に販売する量はせいぜい10個〜20個程度しかありませんでした。一時は、賞味期限もあることから販売をやめようかという話も持ち上がっていました。どれだけ良い商品でも知られていなければ意味がないということを痛感していました。そんな時、那覇市長賞という那覇市内で作られた優れた製品を評価・表彰する賞があることを知ります。まぜとこは知られていないだけで、実際に知ってもらい、食べてもらえば商品の魅力が必ず伝わると信じて、やるだけやってみよう。そう決心し、まぜとこを引っ提げて那覇市長賞に応募しました。那覇市長賞では計3回の審査があり(書類・プレゼン)、この商品の開発の背景にある豆腐屋さんの現状や商品に込めた想いをぶつけてきました。結果として那覇市長賞”優秀賞”というありがたい賞をいただくことができました。この賞をいただいた時に改めて確信をしました。”まぜとこ”という商品は本当に良い商品だったんだと。自分達だけが良いと思っていて、実際にはお客様から評価されていないんじゃないかという不安が、賞をいただけたことで自信に変わりました。そして同時に、もっと多くの方におからの廃棄問題を知っていただいた上で、このまぜとこという商品と、この商品にのせた想いを知っていただき、おからの廃棄問題の解決につなげていきたいと思うようになりました。このような想いがあり、今回クラウドファンディングに初めて挑戦することにしました。どうすれば私たちの取り組みを分かりやすく理解していただけるか、今後課題は沢山ありますが、一つ一つ改善を進め前進しながら、私たちにできることをやっていきたいと思います。今回のこのクラウドファンディングでは、挑戦の大きな一歩を踏み出せたと思っています。支援を通じて背中を押してくださった皆様に感謝いたします。私たちは糀という発酵食品を扱う会社です。発酵には無限大の可能性があると信じています。発酵の技術を応用すれば、本来腐るものが生まれ変わり、廃棄されるものが美味しく生まれ変わります。これは私たち日本人が脈々と受け継いできた術であり、この知恵はこの先もずっと遺していかなければなりません。発酵食品を扱う私たちは、特にその責任があると考えています。今、仲宗根糀家では食品ロスの解消に向けた取り組みと同時に、子供たちの食育活動にも力を入れています。未来を担う子供たちに、今私たちができることはないかと考え教育現場で「和食とは、腸活とは、糀とは、糀調味料を生活に活かすには」などのテーマで無料出張講座を開催しています。体は食べるモノでできている。健康は食卓から。この言葉を合言葉に、先日もご依頼をいただいた沖縄市の保育園で出張講座を開催しました。当日は小さいお子様を持つ親御さん向けにお話をしてきました。子供たちのことを思うお母さんたちが真剣に話を聞いてくださり、我々も食育活動をやっている意味を改めて実感することができました。この取り組みに関して、既に2つの保育園・1つの幼稚園・1つの小学校から講座のご依頼をいただており、教育現場でも食育に対する意識が高まっていることを嬉しく感じております。食に携わる企業として、私たちができることを今後も継続していきたいと思います。最後になりますが、クラウドファンディングの終了は6月7日(金)23:59まで。残り約1日、この取り組みを一人でも多くの方に知っていただくために、最後まで走り抜けたいと思います!