おかげさまで
クラウドファンディングが始まって12日で
目標の50%を達成しました!
支援だけでなく、プロジェクトのシェアも本当にありがとうございます!
「はち通信」は、ゴールまでの道のりも一緒に知ってほしいという思いでお届けしています。
今日は「泊まれるギャラリーはち」プロジェクトのはじまりの話です。
実はこのプロジェクトは立ち上げにものすごく時間がかかりました。
そのことを客観的にも知ることができる資料があります。
それは2021年に鳥取環境大学の学生だった
赤嵜さんがこのプロジェクトに関わり書き上げた卒論です。
彼女の卒業までに、できるだけこの事業を動かしたいと私も思いましたが
実はいくつもの問題に直面し、何度もストップしています。
彼女は卒論の中で、このプロジェクトがストップした原因を
大きく2点指摘しています。
「資金の不足」と「専門知識の不足」でした。
まず資金の不足について
正直、最初の私は本気で、予算250万円でやろうと思っていました(笑)
実際には運営資金も含めると約1,000万円くらいかかります。
私は現在、イラスト、デザイン、シェアハウス運営を個人で
数名のアルバイトスタッフとともにギャラリー、カフェ、焼き菓子製造販売など
複数の小さな事業を組み合わせて生計を立てています。
「資金の不足」に現実的に向き合うために、
事業全体を商工会に伴奏してもらいながら数字の面で見直し、
目標をたて、小さい◎を積み重ねていく。
そして民泊についての事業計画を細かく設定する。
その作業を繰り返し、自分の中でも数字の現実性が見えてきてから
生まれて初めて「銀行にお金を借りる」という選択をしました。
実は、すごく覚悟が要りました。
今までは自己資金で回してきたので、銀行にお金を借りるなんて、恐ろしかったのです。
けれど前述した事業計画を商工会の手を借りて自分でやったことで
大きなお金が動くことへの苦手意識を、地道に数字を積み上げることへの楽しみに変えていきました。
資金を調達することは、周りを説得することでもあります。
そこには事業のビジョン(熱い思い)と、数字の予測が必要です。
私に足りなかった後者を、時間はかかりましたが提示することができるようになり
2023年、銀行とも話をすることができました。
そして「自己資金+銀行融資+補助金+クラウドファンディング」複数の方法で資金調達をすることに舵を切り時間はかかりましたが「資金の不足」の面を解決しました。
そんなこんなで、次回の「はち通信」では
プロジェクトがストップしたもう一つの原因
「専門知識の不足」についてお話ししたいと思います。
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