
勇貴さんと出会ったのは2022年3月。
当時はポートカケガワをどう立ち上げるか決めかねており、色々なコミュニティから学びを得ようと考えていた頃でした。
そんなときに「熊本の山奥に変な村があるらしいよ」と聞き、サイハテエコビレッジを訪れます。
山奥に突如あらわれる集落とそこに暮らす人たち。
この村でコミュニティマネージャーを務めていたのが坂井勇貴さんでした。
クリクリした目と縛られた長い髪、そして人懐こい口調。風貌は縄文人のようだけど、最先端の感覚を身にまとっている不思議な人、そんな印象でした。
そのときに勇貴さんから今まさに「タダの箱庭プロジェクト」を立ち上げようとしていること、そしてそのプロジェクトは“お金が消えた世界”をつくる壮大な社会実験であることを聞きます。
「お金が消えた世界って何それ…?」と思いつつ、
「Give & takeな世界とGiveだけの世界」
「世界の解像度を上げる」
「本屋では買えない1万冊の本を作る」
どんどん出てくるパワーワードに惹き寄せられ、いつの間にか僕はタダの箱庭プロジェクトのコミュニティマネージャーとして関わることになっていました。
2022年7月に実施したクラファンでは多くの共感と注目を集め、結果的に1,300万円の支援金と1,000人を超える支援者を獲得します。
順風満帆と思いきや、本制作は難航に次ぐ難航。
当初の計画では2022年12月に発送予定だった本が、最終的に完成したのは2023年12月。
まさかの1年押しでの完成となりました。
途中「とんでもないプロジェクトを引き受けてしまった…」と投げ出したくなる瞬間もありましたが、最後までやり切れたのはプロジェクトの魅力と勇貴さんの人柄、その2つに尽きます。
ここまで純粋に、世界に対して疑問のボールを投げようとしている人がいるということにまず衝撃を受けましたし、その問いかけは「そうだった。その先にある世界を僕もずっと覗いてみたかったんだった」、そう気付かされる投げかけでした。
自分1人では覗くことのできない世界に、特別な本を手にすることで足を踏み入れることができる。この仕掛けを含むコンセプトやストーリーを紡いだ勇貴さんの構想力には脱帽です。
とはいえ、箱庭プロジェクトはこれからが本番。
1万冊の箱庭本が世の中に行き渡り、100万人に読まれた先に生まれるギフトエコノミーの世界。そこから見える景色は果たしてどのようなものなのか?
興味のある方は、その世界の招待状となる箱庭本を探してみてください。
ということでこれからも勇貴さんの挑戦を応援しています!
勇貴さん、本当にありがとうございました!
以下、今回勇貴さんより頂いた応援メッセージとなります。
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「GIVE&TAKEな世界」と「GIVE&GIVEな世界」を探求する一般社団法人 タダの箱庭 の坂井勇貴です!「子どもたちに何を残すことができるか」という問いを、子供視点に置き換えた時に「大人は何を残そうとしているのか?」に、なるかと思います。僕自身、子供の時は「大人たちはどんな事を考え、どんな世界で生きているのか?」と疑問に思っていました。なので、大人たちが見ている世界を少しでも伝えることができたらと、タダの箱庭本を寄付させて頂きました。ポートカケガワが多様な世界を繋ぐハブになる事を願っています!
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