宮地先生との出会いはかなり特殊です。
今から遡ること5年前の2019年。テントサウナを購入した僕は嬉しさのあまり「掛川でテントサウナイベントをやろう!」と思い立ち、募集アプリを使ってテントサウナ好きの人を集める投稿を行いました。しかしながら問い合わせはゼロ。
「掛川にテントサウナ好きはいなかった」とがっかりし、イベントはあきらめることにしました。
それから半年後。突如アプリに通知が来て「テントサウナイベント、興味あります!」とのメッセージが。僕自身、募集をかけていたことを忘れていた(というか募集の取り下げを忘れていた)のですが、「おおおお!」という興奮があったことを覚えています。
その後連絡をとってみると「病院の院長先生なの…!?」となり、さらに会ってみると「これが病院の院長先生なの…!?」と、行ったり来たりのパラダイムシフトが起こる(笑)なんとも愉快な出会いでした。
ちなみにこちらの記事は、僕が2021年に宮地先生をインタビューさせていただいたものです。
宮地先生はこの掛川の地で、地域と豊かに紐づいた、今までにない形の医療を描こうとしています。
宮地先生が実現したい新しい形の医療はきっとこれから世界に必要とされるし、僕だって歳を取ったらその恩恵に預かりたい。宮地先生の目指す方向を知ってから「これは応援せねば」と思っていたのですが、これまでなかなか直接的な関わりを作れなかったのも事実です。
でもこの1~2年で宮地先生の活動が着実に地域へ根付きつつあり、さらにポートカケガワが動き始めたことで、僕と宮地先生の距離は急速に縮まっています。
宮地先生が描くサークルと僕が描くサークル、その2つの円が心地良く重なっている状態。
医療視察の受け入れやポトラック、さらに今年は「病院とフリーランスが本気で手を組んだらまちは盛り上がり、医療課題は解決されるのか!?」というテーマで実験プログラムを展開中です。
とにかく活動量&活動の振れ幅、共に半端なく「一体いつ休んでいるんだろう?(むしろいつも休んでいる!?」というパラダイムシフトクエスチョンを想起させるほどの方です。
掛川だけにおさまる方ではないと思いますが、これからも一緒にこの地域で豊かな音を奏でつつ、未来を描いていけたら嬉しいです。
宮地先生、ありがとうございました!!
以下、今回宮地先生より頂いた応援メッセージとなります。
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地域のちゃぶ台「ポートカケガワ」。活気がある街には、必ず地域のハブとなる拠点がある。そういう意味で「ポートカケガワ」は、間違いなく地域のハブとなっている。ただ人が集まるだけではない。遠方から来た人が落ち着ける場所だったり、イベントで新しい学びを得たり、新たなプロダクトが生まれたりする。そういう意味でこの場所は、地域のちゃぶ台と言えよう。 茶の間にちゃぶ台1つがあるだけで、人が集まり、会話が生まれ、食事をしたり、トランプをしたり、時にはひっくり返されて波乱が起きる。「ポートカケガワ」は、そんな地域の大切な役割・居場所を担いつつある。より多くの人が掛川を訪れ、この素敵な円卓を囲んで欲しい。そして一緒に未来を創っていきたい。
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