丸山さんとの出会いは2019年4月。
掛川にUターンして1年が経った頃、「掛川初のコワーキングスペースができるらしい」との噂を聞きつけ、足を運んだ内覧会でお会いしたのが最初です。
コワーキングスペースkakegawaは商店街の空き店舗を改修して作られた施設で、広さはそれほどないものの、内装には掛川杉が使われるなどオシャレな空間に仕上げられていました。
そこでお迎えいただいたのが丸山さんでした。
丸山さんは空き家の利活用をメインに取り組む「NPOかけがわランド・バンク」の理事長であり、「F-BASE(エフ・ベース)」という工務店の代表取締役でもあります。
自社事業をやりながら、さらにNPOの活動もされているということで、とてつもなく大変な二足のわらじを履いています。
丸山さんを一言で表現するなら「いつも笑顔を絶やさない、軽やかな人」です。
丸山さんはどんなに大変な状況であろうとも、常に楽しさやワクワクを見据えて仕事に取り組んでいます。
丸山さんが折に触れて語ってくれた「まちやど構想」をはじめとした、これからの掛川のまちのランドスケープ。そのどれもがワクワクするもので、「僕も一緒に取り組みたい」そう思わずにはいられませんでした。
そんな話をするときの丸山さんの目はいつも子どものように輝いていて、僕が“こう在りたい”と思う理想の先輩の1人です。
そして2020年3月、僕もかけがわランド・バンクのメンバーに入れていただくことになりました。
もともと士業の集まりによるNPOの中に、ポッと出の訳のわからないフリーランスが入り込み、メンバーの皆さんはさぞ混乱したことでしょう。しかし丸山さんはじめ皆さんに温かく迎え入れていただき、とても感謝しています。
その後コロナ禍に入ったことで僕の仕事はオンライン比重が高まり、かつ法人化の対応に追われるなど、しばらくNPOの活動に取り組めない時期が続きました。さらにポートカケガワ構想が立ち上がり、僕のリソースはそちらに振り向けられます。そんな中でも粘り強くNPOの活動を支え続けてきた丸山さんには本当に頭が上がりません。
今回ポートカケガワがオープンしたことで、僕の活動領域も掛川の街中にシフトしてきました。
これからはもっとNPOの活動に参加できそうですし、ポートカケガワを通じたコラボレーションも色々と提案したいと考えています。
丸山さん、いつもありがとうございます。
これからも一緒にワクワクする未来を描かせてください!
以下、今回丸山さんより頂いた応援メッセージとなります。
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我々は、空き家問題の解決から地域を活性化することを目標に日々活動していますが、長濱さんはそんな思いを共有する大切なメンバーの一人です。そんな仲間が特別な思いを持って、我々の活動からスピンオフする形で今回の事業を発展させていきます。ワクワクが止まりません。同じ志を持つ仲間として、心より応援しています。共に頑張っていきましょう!掛川の未来、子供たちの未来に繋がる活動となることを祈念しています。
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