糖尿病患者と一口にいっても、様々な治療・対応の仕方があります。
どのような治療がいいのかは、主治医と相談の上、指導に従って下さい。

ただ、これをご覧の皆様の中には、そもそも糖尿病の食事療法がどんなものか、イメージがつかない…という方もいらっしゃると思います。

そこで、ここでは糖尿病患者である、マイスター・ジャパン代表の能勢が食事をする時のステップを例として提示致します。

全部で 3ステップ あります!
===============


■ステップ1: 現在の血糖値を把握する

まず、現在の血糖値を把握します。
これと食事の影響を鑑みて、どのように対応すればいいのかを考えます。


ご覧の通り、血糖測定器はスマホぐらいの大きさです。

血糖測定器の先端に毎回取り替えるチップ(試験紙のようなもの)を差し込みます。血糖測定をするためには、血液をここに1滴つける必要があります。



そこで、まず穿刺器でちょいとさします。


1滴出るようにさすってあげたりします。もう慣れたものです。


次に血液をチップにつけます。
すると血糖測定器が血糖値を3秒程度で計算してくれます。


今回はいい感じです(笑)。個人差はありますが、食事の前ですと血糖値が80−130mg/dlに収まるとよいとされています。


現在の血糖測定がわかったならば、次に食事による血糖への影響を予想します。



■ステップ2: 食事の影響を考える

食事の炭水化物量を推測します。
食事が血糖値にあたえる影響を考え、それに合わせて対応をすることが糖尿病患者には求められます。


まず食事に含まれている炭水化物量を確認します。
ちなみに、慣れてくると、食事を見ればだいたいある程度炭水化物量がわかるようになる人もいます。
基本的に、1型糖尿病患者は食べたいものを、量をある程度コントロールすれば食べてよいとされています。



■ステップ3: 適切に対応する

食事前の血糖値と、食事による血糖値への影響を踏まえて、血糖値を健康に害がない状態になるように対処をします。
対処方法はその個人の状況によりますが、ここでは一例として能勢の対処方法をご紹介します。今回であれば、パンを食べて食事が上がる分をインスリンで下げるように致します。


食後にインスリン注射を取り出します。


そして先ほどの血糖値と食べたパンの炭水化物量にあわせて、注射するインスリンの量を調整します。注射のダイヤルを設定することで、一度に注入する量を変えられるんです。


インスリンを注射します。
腹部以外に、太ももや二の腕にすることもあります。


インスリン注射をしまいます。

—————
どうですか?
イメージをしていただけましたでしょうか?

今回はコンビニのパンを使っています。
ですから、カロリーや炭水化物量は多くの場合表示されています。

しかし、糖尿病患者はこれを家であっても、外食であっても、中食であっても、実行する必要があります。
包装の裏に炭水化物量が書いていないと、注射すべきインスリン量が決められず、困ってしまいます。
だからこそ、アプリを使って、短時間で、しかも簡単に炭水化物量がわかるとすごく助かるのです。

みなさま、残り5日で80%達成になっております。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

http://camp-fire.jp/projects/view/751