2024/12/13 00:37
珠洲市内の公費解体が徐々に進み、街中の風景もかわっていきます。
寂しさがつのり、解体されていく様を見ていられない方、涙しかない方も多いです。
みなくち農園も全壊倉庫の解体がはじまりました。先代(現役ばりばりの農人)が壮年期に建てた倉庫です。思い出も深く、歴代の機械や資材の搬出には、気持ちの整理も追いつかない日もあったと思います。それでも「自分たちは、新しく始めるための解体だし、悲しいばかりではない」と気丈な姿に感銘を受けました。
自分も、農業をこの地で続けていく気持ちを強くすることとなりました。
解体されていく時、どんな気持ちになってしまうのだろうと不安でした。
が、
2日でキレイになりました。
解体事業者の方が、とても丁寧に解体してくださり、周囲への配慮や清掃も本当に素晴らしかったのです。おかげで悲しいとかではなく晴れやかな気持ちになれました。
担当してくださった解体事業者の方に心から感謝しています。
次に担当される現場でも、ケガや事故がなく素晴らしい解体になりますように。